審美歯科

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無限の「1安打」(2015年7月10日)

運命の5番勝負が始まった!

日本ハムが後半に優勝の望みを繋げるためには、最低限、勝ちこさなければなりませんでした。

しかしその5連戦の相手は西武、ソフトバンクという、この時点でパリーグの注目を集めていた2チーム。

西武は絶好調の秋山が連続安打の日本記録更新をかけて爆走し、そのあとの打線も好調を維持。そこへきてメヒアにも復活の予兆が!先発陣も整い、抑えの高橋朋も好調、と、その勢いは日本ハムを凌ぐほど。

一方のソフトバンクはいよいよエンジン全開!隙の無い試合運びは他を圧倒し、すでに独走の気配を漂わせていました。

メディアの注目もこの2チームに集中。日本ハムは2位なのに、すでに脱落したかのような扱い。確かにこの時期、2位のはずなのにこの2チームの勢いについていくのに必死で、余裕のない感じがありました。

大事な5戦で、このチームと対戦することになった日本ハム。

果たして西武、ソフトバンクの引き立て役となってしまうのか?

「必勝」がノルマとなっていた日本ハムに対し、西武はエース・岸をぶつけてきた!

チームの運命を託されたのは日本ハムの若きエース、大谷!

 

 

 

2015年7月10日 日本ハム1-0西武

 

 

 

 

層の厚さではソフトバンクに遠く及ばず、打線の破壊力では西武に及ばない日本ハムが、どうやったら勝てるのか?
栗山監督が今年一年間、格闘している命題です。
昨日の西武打線の並びを見たら、正直、嫌になります(苦笑)。
日本記録を樹立するかもしれない安打製造機・秋山、渋い打撃と走塁が光る栗山、長打も兼ね備えたアベレージバッター・浅村、リーグ1,2を争うスラッガー・中村、実績十分、存在感が光るメヒア、勢い龍が滝を昇るがごとしの森。

超強力なソフトバンク打線に比較しても全く引けをとらない打線です。

おそらく12球団の中でもソフトバンク、西武の2チームは抜きんでていると思われます。

さらに両チームとも投手陣もなかなかそろっている。

特に先発陣では西武が勝りつつある。

日本ハムの天敵、十亀投手。北海道では泣いている赤ちゃんに「十亀、來來」と語ると泣き止む、と言われているほど、トラウマと化しています。

さらに菊池雄星投手。左投手として、他球団に脅威を与えています。

そしてそして、岸投手。

 

昨年、金子投手と渡り合うほどの存在。6月に復帰をしたばかりですが、シーズンの後半、間違いなく西武の柱となる存在です。

その岸投手が先発。
かくして日本ハムのシーズン後半を左右する、運命の5連戦は、絶対的エースを相手にする、過酷なスタートとなりました。

その岸投手の相手に栗山監督が抜擢したのは大谷投手!

今やパリーグでもトップクラスとなった安定感!絶大な信頼感を集めつつあります。

そう、確かに相手チームにはスゴイメンバーがそろっているけど、日本ハムには大谷がいるじゃないか!

2011年、圧倒的な戦力でパリーグを席巻したソフトバンク相手に、途中までピッタリ追走していたのは日本ハム。なんせ和田も、杉内も、川崎も、とにかくいろんな選手が揃っていたがソフトバンク相手。しかも大隣投手や摂津投手も台頭してきていました。戦力の充実ぶりで言うと、今以上であったとおもいます。

しかし日本ハムには「ダルビッシュ」という絶対的なカードがありました。

100%、勝てる、という安心感。

日本ハムがソフトバンクに追走できたのは、ダルビッシュというカードを持っていた、というのもあります。

今や大谷が、その「エース・カード」になりつつある。
試合は、やはり、岸投手の独壇場となります。

なんせ8回までノーヒット!

いつもは相手投手を食ってしまうほどの存在感を示す大谷も、昨日は岸ついていくのがやっと、という感じに見えました。

大谷投手よ、これがノーヒット経験のある「エース」だ!そういう相手とどんどん対戦してくれ!

しかし大谷投手も負けじと強力打線をゼロ封します。
そして8回。ついに近藤選手がヒット!!ノーアウト2塁の大チャンス!!

彼はベンチ裏でなんとか大谷投手に勝たせたい、と意気上がっていた、とのこと。

しかし驚きです。それまでノーヒットに抑えられ、圧倒的に試合を支配していた西武と岸投手ですが、この近藤選手のヒットで一変してしまいます。

ノーアウト2塁、という、極めて得点する確率の高い場面。相手の大谷は好投している。

西武サイドも内心、焦っていたのかもしれない。

岸がこんなに良い投球をしている以上、負けるわけにはいかない。

大谷投手が好投を続けてくれたおかげで、むしろ西武の方がプレッシャーを増していったかもしれない。

試合の展開はわからないですね。

一見、不利なように思えても、しぶとく食い下がっていけば、それまでの不利が有利になる。相手にとってはむしろそれまでの有利が不利になる。

この近藤選手のヒットは、試合の流れを大きく変える一打となりました。

西武はここまで3安打。対する日本ハムは1安打。

たった一安打。しかしこの1安打が、確実に岸投手を追い詰めることになります。
でもまだ試合は動いていない。

2塁に進んだのはいいけども、攻め方を間違えればフイになってしまう。

この日の岸投手では、これ以上の安打は望めない。

そこでまず陽選手がバント。綺麗に決まりましたね。

 

こうして3塁に進めます。

 

正直言って、ケガが完治していないとはいえ、実績で言えば陽選手の方が、次の岡選手よりも信頼があります。

それでも確実に得点機を増やすために陽選手にバント。

岡選手と陽選手の実績を比べたとき、このバントが「より得点能力の高い選手に回す」というよりも、「より得点機を広げる」ためのものであることがわかります。

重大な場面を任された岡選手。

なんとスクイズ!

信じられん!だって3塁は近藤選手!決して俊足ではないです。

 

 

しかしこれが綺麗に決まった!!日本ハムがついに先取点!!

 

 

スゴイゾ、これをマジックと言わずして何と言おう!!

 

そして9回は増井投手が抑えて(本当に完璧に)、勝利!

 

非常に非常に貴重な5連戦の初戦を勝利しました!!

 

スゴイです、本当に!しかも大谷投手のおかげで、岸投手相手でも負ける不安がありませんでした。

 

そしてこの試合を決めた、大谷、岡、近藤選手は、みんな20代前半。

若いよ、若すぎるよ!!

やはり勢いって、すごいですねえ!一見、不可能なことも可能にしてしまう

 

圧倒的な敗勢を勝利に持ち込んだことの意味はとても大きなものがあると思います。

 

 

しかしこれはまだ5連戦の初戦。

この5連戦は日本ハムにとって、言わば「クライマックスシリーズ」と言えます。

後半戦の優勝争いに加わる権利を得るための戦いです。

 

そして今日の相手は、あの十亀投手。

岸という絶壁を昇ってみたら、また急峻な山が見えた。

 

それでも登ってくれると信じています。