前半をいい形で終えた日本ハム。

首位ソフトバンクとのゲーム差は３．５。

この数字をどう見るか？勢いがあれば逆転可能であるが、不調であれば絶望的なゲーム差。

しかし前半戦最後の西武戦、ソフトバンク戦において、岸、十亀、菊池、武田ら、２チームの主力投手を相手に勝利し、敗れた試合でも難敵・寺原を相手に終盤まで主導権を握るなど、日本ハムは素晴らしい形で終えていた。

この時、誰もが逆転優勝を信じていた。その可能性も十分にあった。

期待の高まる中、始まったリーグ後半戦。

だが、日本ハムに大きな試練が訪れる。

開幕直後のVS楽天３連戦３連敗。しかも３試合目には１７失点を記録。

後半も快調なスタートを切ったソフトバンクとはあまりにも対照的であった。

チームはその次の西武戦で３連勝を飾るものの、その後の２カードでは１勝２敗と低迷。

低調のまま、福岡にてソフトバンクと対戦することになってしまった。

そして今シーズンのパリーグを事実上、決することとなる首位攻防戦が始まった・・・・・。