審美歯科

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歯科・小児歯科
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本棚通信  絵本の御紹介 ⑤

今回は絵本を収めてみました。

1、ぎょうれつのできる はちみつやさん  ふくざわゆみこ  教育画劇

はちみつやさんを営むクマさん一家のお話し。お父さんはおいしい蜂蜜を集めるために、遠くの山へ旅行中。
優しいお父さんは、行く先々で獲れたおいしい蜂蜜を、我が家のお母さんと兄弟に送ります。
おいしい蜂蜜をたべるお母さんとお兄ちゃん熊、おとうと熊。ヨーグルトにかけたり、トーストに塗ったり、紅茶に入れたり。
とてもおいしそう。窓の外から森の動物たちが覗いています。
そしてお父さん熊が帰宅。ついに「はちみつやさん」の開店する日がやってきました。窓の外からクマさん一家がおいしそうに蜂蜜を
食べているのを見ていた森の動物たちは、開店を待ちきれませんでした。

なんとも優しいタッチの絵。そしてなんといっても、食べ物がどれもおいしそうに見えます。

院長世代の人たちには、「アルプスの少女 ハイジ」のとろけたチーズを載せたパン、「天空の城 ラピュタ」で目玉焼きを載せたパン、が強烈に胸に残っている人も多いかと思います。

この絵本に載っているはちみつ入りヨーグルト、ハニートーストは、それらと同じく子供たちの心に深く残ることと思われます。

 

2、もぐらバス   佐藤雅彦+うちのますみ  偕成社

普段何気なく暮らしている日常風景。車が行き交い、横断歩道を人間が渡り、コンビニの前には車が止まっている。

人間が地上において普通の生活を送る中、なんと地下ではモグラによってトンネルが張り巡らされた一大世界が建設されていた!

という、実に壮大な設定の下、繰り広げられる動物たちの日常生活のお話し。

地下世界には、トカゲの病院やネズミの小学校、モグラのマーケットなど、人間世界と同様、様々な施設があり、それらの建物の間はモグラのトンネルによってつながっています。そして、そのトンネル内を走るモグラバス。今日もトカゲや雀、ネズミなどの乗客を乗せて走ります。

すると突然急ブレーキ!!何事かと思いきや、なんとタケノコが頭を出してトンネルをふさいでいるではありませんか!

どうしたんだ、と騒ぎだす乗客ですが、「タケノコが出てきたので進めません」との説明に「それならしょうがない」とすぐに納得。実に物わかりのいい人(動物?)ばかり。
でも、北海道でも特急で地方へ向かう途中に「鹿が線路にいますので、しばらくお待ちください」ってアナウンスが流れることがありますよね。で、乗客も「鹿なら仕方ない」となってしまうから不思議。

作業員のモグラがやってきて、無事にタケノコを回収。取ったタケノコは街のマーケットへ。なんと無料でふるまわれました。この日、地下の町の住人はタケノコ料理を楽しみました。

喧騒やクラクションが鳴り響く地上とは正反対な、地下の動物たちの町のお話です。

 

3、ブーツをはいたネコ    シャルル・ペロー  絵:フレッド・マルチェリーノ  訳:おぐら あゆみ   評論社

名作絵本を納めてみました。
この「ブーツをはいたネコ」ですが、日本では「長靴をはいたネコ」としてアニメにもなりました。

さて、原作を読んでみましたが、主人公のネコ、なかなか悪知恵が働きます。貧乏なネコの御主人は、食べるものも無くなり、ついにネコを食べようかと考え始めます。命の危険が迫ったネコですが、そこから知恵を出してご主人様を出世させ、最後には王女と結婚してお城に住むまでにしてしまいます。しかし、その過程はダマしたり、脅したり。このネコ、なかなかのワルです。
西洋ではネコは「悪賢い」ものとして認識されているらしく、よく悪者役で映画やアニメに出てきますね。日本のネコ好きな人も、そっけないし、言う事をきかないのにネコに夢中、という方も多いですよね。
作品中のネコも悪賢いのになぜか憎めません。そしてこのネコさん、人気が出て、映画「シュレック」にも出演してしまいました。

なお、作品中、「ウサギを絞め殺す」「鬼を食べてしまう」など、なかなか過激な表現も出てくるので、選定の際に気になったのですが、案外子どもって、その辺は別に考えるものですよね。よく考えれば、自分の幼少期によく見ていたアニメ「まんが 日本昔ばなし」でも、結構残酷な最期の作品があった気がします。昔話や童話には、ある種の残忍さがありますよね。

そんな少しだけ怖い海外の童話です。

 

4、日本の川 いしかりがわ      村松 昭    偕成社

日本でも有数の長さを誇る石狩川。
札幌市内も流れる大きな川。でも、その石狩川の、最初の地点って、どんなところだろう?と思ったこと、ありませんか?
この絵本は道民にとっても馴染みの深い石狩川の水源地から河口までを描いた作品。
雄々しい大雪山の森林から、チョロチョロといろんな流れが集まって、やがて大きな川になっていく。
途中、発電に利用されたり、旭川を通過したり、空知地方では水田に水を供給し、そして大都市札幌へ。

北海道に多くの実りと、景観の美しさを提供してくれています。

教科書を買わなくとも、身近に生きた教材があるんだなあ、と教えてくれる作品でした。

 

今回の絵本は、あるかたよりご寄贈いただいた図書カードにて購入させていただきました。
ご厚意を賜りまして、誠にありがとうございます。

また、この他にも手作りの木のおもちゃをご提供いただいた方、3Dグラスやハロウィンの置物をご提供いただいた方、雪だるまやヒマワリのおもちゃをご提供いただいた方など、今までにも「子どものために使って」と、様々なご厚意をいただいております。
直接お子さんと面識はないものの、子供を大事にする西野の風土を実感しております。
お子さんたちは、いただいたもの全てをとても喜んで遊んでくれています。本当にありがとうございました。