審美歯科

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本棚通信 絵本の御紹介 ⑧ 雪だるまの絵本

いよいよ雪が降り、本格的に根雪になりそうな北海道。

大人にとっては憂鬱な雪ですが、子どもにとっては楽しい遊び道具!

今や大人となってしまった方々も、過去には雪でいろんな遊びをしたことと思います。

その中でも、道産子ならばだれもが一度は作ったことがあると思われるのが雪だるま。

大きさはマチマチでも、いろんな雪だるまを作ったことがあるのではないでしょう?

それは海外でも同じようで、欧州でも名作「スノーマン」をはじめ、多くの雪だるまに関する絵本作品が出版されています。

 

そして国を問わず同じ想像をしていた様子。それは「もし雪だるまが意思を持っていたら」。

昼に一生懸命作って、一緒に遊んだ雪だるま。日が暮れて外が暗くなってきて、自分たちは家に帰ってから温かいご飯を食べるてる間、雪だるまは寒い中、どうしているんだろう?

これまた雪の降る海外の国々の「かつての子どもたち」も同じことを考えたようで、大人になってからそれを絵本にしています。

 

今回は、そんな「冬の友人」雪だるまについての作品。

 

 

1、ゆきだるまのスノーぼうや   作・絵 ヒド・ファン・ヘネヒテン  訳 野坂悦子   フレーベル館

ある雪原に作られた3体の雪だるま。シルクハットを被った大人の紳士とバケツのヘルメットを被った大人の兵隊、そして青い帽子に青いマフラーをした子供の雪だるま。

3人はどんな日でもじっと立っていました。

子供の雪だるまは動きたくて仕方ありません。でも、動いたり、話しかけたりすると、2人の大人がすぐに注意します。

「雪だるまはじっとしていないといけないんだ!」

大人たちはこればっかり繰り返します。

でもある日、どうしても我慢できなくなった子供の雪だるまは、思い切って動いてみる決心をしました!!

大人の制止を振り切って、元気よく走り始めたスノーぼうや。

そして走り続けた先で、ぼうやは素敵な事を知らされます。

 

実は雪だるまも動きたくて仕方なかったんだ、という作品。

思い切って行動した少年の、最初の冒険の始まりです。

 

 

 

 

2、ゆきだるまのメリークリスマス   作 ヴォルフラム・ヘネル  絵 ユーリ・ヴァース  訳 いずみ ちほこ   ぶんけい社

 

クリスマスイブの夜、ある街角に3人の雪だるまがいました。好奇心旺盛な彼らは、町のあちこちを歩き回ります。

「クリスマスの歌を歌いたい」と教会に行くも、満員のために中に入ることができません。

今度はレストランを見かけ、「ローストポーク クリスマス仕立て」の看板にお腹をすかせ、思わず店内に入ってしまいます。

席に着き、美味しいローストポークを食べ始めた3人。

しかし残念なことに、温かい部屋と食事のため、体が溶けはじめたではありませんか!

急いで外に出る3人。

「外は寒いよう」

なんとこの3人、雪だるまなのに寒がりのようです。温かいところに行きたいけど、溶けてしまう。

寒い夜空の下で困り果てた3人のもとに、子どもたちが集まってきました!

 

この作品の雪だるまの人間臭いこと。レストランでは、店内に人間のお客さんがいて、店主も人間なのに、雪だるまたちは平然と入って行って、これまた平然と食事しています。誰一人、「雪だるまだ!」と驚く人間はいません。

雪国では雪だるまも「ご近所さん」のようです。

しかし雪だるまも寒さに弱いとは。

暗い夜に冷たい横風を受けたら、やっぱり寒いんですね。

 

 

 

 

雪だるまの不思議なところは、形ができた途端に愛着がわくところ。

世界共通の愛らしい表情は、子ども心に長く残るようです。

 

久しぶりに雪だるまを作ってみようかな。

 

 

お子さんたちにとって、今年も楽しい冬になりますように。