審美歯科

診療案内

診療科目:
歯科・小児歯科
診療時間:
月・火・木・金
9:00〜19:00
昼休み/12:30〜14:00
土・日 9:00〜17:00
昼休み/13:00〜14:00
休診日:
水曜・祝日
お電話:
011-669-8211
所在地:
札幌市西区西野5条3丁目7-1
[map]

本棚通信 歯科治療中のレシピ本のご紹介

歯科の治療で厄介なのは、一度で終わらないことがあること、ではないでしょうか?

しかも治療している側では噛めない、という指示を、歯科医から受けたかたも多いかと思います。

実際、根の治療をしている歯で食べ物を噛んでしまうと、悪化してしまうことがあるし、歯を抜いたところも、数日間は安静にしていただきたいところ。
当院でも頻繁に「こちら(治療している側)ではあまり咬まないでくださいね」という説明をさせていただいております。

でもその時、患者様は思うのではないでしょうか?

「じゃあ、何を食べればいいの?」と。

全くその通りですね。治療をしていようが栄養のある食事をしていただかなければならない。

「こっちで噛まないで」とお話しするだけでは実に無責任なのかもしれない、と思いました。

 

そこで以下の本を購入してみました。

 

P1010023 P1010024

1、歯科治療中のやさしいごはん   柏井伸子 小城明子  著    クインテッセンス社

歯科治療中の歯に対して配慮されたレシピを集めた本。

インプラント治療中の食事も配慮されている、とのこと。

また、治療中に、食事が偏ってしまうことも考慮して、栄養面も十分調整されている、とのこと。
レシピはもちろんですが、お肉を食べやすくする方法、お魚を噛みやすくする方法、野菜を食べやすくする方法、など、日常的な食材を、食べやすくアレンジする方法も掲載されています。

そしてメニューも、見た目でもとても美味しそう。

どれも「治療中の食事」とは思えないほど。

この本を参考にしていただけましたら、治療中のお食事も楽しくなりますよ。

 

 

 

2、”食育”は歯科医療を変える  食を変えれば、う蝕もペリオも治る  丸森英史 武内博朗 編著   クインテッセンス出版

いまや社会に定着した観のある「食育」という言葉。
食は栄養を取るものでありますが、それ以上に楽しい行為です。また、多彩な味覚を覚えたり、毎日目にすることで色彩感覚が刺激されたり、「おいしい匂い」を感じたり、「食べる」以外の感覚も磨かれる、とても大事な行為。
そう考えると、「食事」がお子さんの成長に全く関係しないなんてことはなく、また、日常生活での気持ちにも大きく影響してきます。

この本は「食育」をテーマに口腔疾患について述べているのですが、それ以外にも食と日常生活とのかかわりについて書かれています。

糖尿病と食事の関係、偏食について、栄養素について、そして年齢に合わせた食事の仕方などがとてもわかりやすく説明されています。

糖尿病。成人病の一つ。
糖を吸収する酵素や仕組みは、人体にたくさんあります。少しの量の糖から最後の一滴まで栄養素を搾り取ろうとするかのようです。でも、糖を代謝して排出する酵素は「インスリン」の一つしかありません。

これは、長い生物の進化に関わっています。
生物が誕生して以来、熾烈な生存競争が繰り広げられてきました。生物は「少ない栄養源から、如何に最大限、栄養素を引き出し、それを利用するか」という問題と対峙することで進化してきた、といっても過言ではありません。
少ない栄養源を最大限生かすためにミトコンドリアを取り込み、果ては生物同士が集まって一つの個体を作ったのでした。
その少ない栄養源の中でも特に「糖分」は非常に珍しく、少ない糖分を極限まで吸収すべく、様々な酵素が発達しました。その一方で糖分を代謝して捨てる、という事態は非常に少なく、そのために糖を外に出す酵素はインスリンのみで間に合っていました。
ところが現代において食糧事情が変わり、生物は初めて「糖分を取りすぎる」事態に直面します。糖分が豊富な環境は、実は長い進化の過程でも初めての事。そのため生物は糖分を大量に代謝しなければならない状況に初めて直面しているのです。

これらのいろいろな栄養についても書かれています。是非ごらんください。