審美歯科

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3つの駅の物語(2014年3月15日)

北海道新幹線の開業に合わせ、いくつか新しい駅が誕生しました。

どれもとても大きく、綺麗で近代的。用事が無くても立ち寄りたくなります(?)

しかしそれに合わせ、歴史を終える駅が3つありました。

どれも青函トンネルの開業に合わせて「誕生」し、北海道新幹線の開業に合わせて「引退」していきました。

「誕生」も「引退」も、北海道の新しい時代の節目の出来事。

知内駅、吉岡海底駅、竜飛海底駅の存在を、いつまでも覚えていたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、北海道に関係する3つの駅が廃止になりました。

まずは青函トンネルの北海道と本州の側、それぞれに設置された吉岡海底駅と竜飛海底駅。

世界的にも珍しい「海底駅」ということで、鉄道ファンのみならず、お子さんなど広く人気がありました。ドラえもん海底列車に一度は乗っておくべきだった、と後悔しています。

両海底駅は、ある意味、「未来」を象徴していましたね。

まさか津軽海峡にトンネルをつくることなどできるわけがない!と誰もが思っていました。

でも瀬戸大橋とともに、日本の技術は不可能を可能にしてしまいました。

院長の子どもの頃って、手塚漫画や藤子不二雄作品にみられる「未来」と、科学で実現できることの距離が、今よりもとても大きく離れていた時代でした。

コペル21、という少年向け科学雑誌を読んだことのある人も多いのではないでしょうか?

そしてファミコンが出始め、青函トンネルができたころから、どんどん科学は夢を実現していったように思います。

まだ「未来の科学技術社会」への憧れが強い時代だったように思います。

院長が大学に入ってからプレイステーションが登場。それまでゲームの画像がきれいになるたびに「スゲー!」「立体的だ!」などと驚いて技術の発展を実感していましたが、プレステに至って、技術の向上への憧れの終焉を感じました。こんな小さい箱で、ゲームセンター並みのことができてしまう。

で、今で携帯電話はあるし、車もどんどん自動化している。洗濯機もドラム式。

今のお子さんって、科学への憧れを持っているのかな?「夢」の多くが実現されてしまっていますし。でも、空飛ぶ車はまだ実現していませんね。

話が逸れましたが、青函トンネルで北海道と本州が繋がり、「海底駅」なるサンダーバード基地を思わせる駅まで同時に登場。まさに新時代を感じました。

それからもう25年近く経ったのですね。海底駅は、次の新時代の訪れを告げる「北海道新幹線」開業に向けて、廃止となりました。時代とともに現れ、時代とともに消えていく。あの頃の「夢」を実現してみせてくれるために存在したかのようです。

 

そして道南の知内町の知内駅も、廃止となりました。

こちらも青函トンネルと同時に開業した駅。少し意外でした。もっと昔からあるのかとおもったけど。

青函トンネルと同じ、ということは25年近くの歴史。日本に存在する駅では「若い」部類ではありますね。

でも人間なら25歳まで成長する期間。

そしてその25年の間に通学で利用した人も多かったと思います。

「たった」25年の歴史でも、10代の最も鮮烈に記憶に残る時期に利用した人にとって、記憶には欠かすことのできない存在。つくづく、駅や鉄路って、人々にとって「風景」の一部なんだなあ、とおもいます。日常では存在を感じないのに、記憶のどこかに必ず残っている。

 

青函トンネルに関係する3つの駅は25年間と短いながら、確かに存在した、と記憶していきたいですね。

そして来年、いよいよ北海道新幹線がやってきますね。