審美歯科

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さようなら十勝鉄道(2012年6月2日掲載)

皆さん、北海道にはまだ私鉄が残っている、と聞いて、どう思われますか?

ふるさと銀河線の廃線から、もうすぐ10年が経とうとしていますが、なんとまだ私鉄が残っているのです。

それは釧路の太平洋石炭販売が運営する太平洋石炭輸送臨港線です。

太平洋炭鉱で採掘された石炭を運ぶ路線で、太平洋炭鉱が技術継承を目的とした試験採掘のみの存在となってしまった今では、採掘した日にしか運航されなくなっています。

そして4年前、十勝で運行されていた十勝鉄道も廃線に。こちらは全くと言っていいほど取り上げられていなかったので、廃線になったことをご存知ない方の方は多いはず。いえ、存在すら知らなかった、という方が圧倒的と思われます。

新幹線の開業に伴うニュースが大きく取り上げられる一方、寂しく去って行った鉄道文化があったことも、知っていただけたら幸い。

 

 

 

 

 

 

さて、5月31日、北海道の鉄道ファンにとって悲しい出来事がありました。
また一つ、北海道から鉄路が消えてしまったのでした。

そんなニュース、どこもやっていない、とお思いの方もいらっしゃるかと思います。

ご安心ください。乗客を乗せる鉄路は変わりなく運行されています。

このたび廃線となってしまったのは、貨物専用として運行されていた帯広の「十勝鉄道」です。

以前、釧路を訪れた際に「道内には二つ私鉄がある」と書きました。その一つが、帯広と芽室を結んでいた十勝鉄道。

十勝鉄道は、随分昔、帯広駅から帯広市南部にかけて伸びる民間路線でした。
ただ、昭和34年には旅客運送は辞めてしまったとのことで、むしろ貨物専用としての歴史の方が長いかもしれません。

帯広駅の南口から外に出るとまっすぐに道が走っています。その道をまっすぐ進むと道路ではなくなるのですが、遊歩道が連なっています。これが十勝鉄道の跡。今は整備されていて、ここに鉄路が走っていた事を知らない人も増えて来たとか。
帯広にいたとき、いつものごとくのんべ先生の教室にて酔っぱらった院長は、千鳥足で自宅に帰っていたのですが、その時この遊歩道を歩きました。両端に家が迫り、なんとも変わった遊歩道。実は鉄路だった、と後から知りました。

意外に歴史の深い十勝鉄道。でも、その歴史の幕を閉じてしまいました。

例え短い路線であっても、道内に別の鉄道会社が存在しているだけでもなんとなくうれしい気分があったのですが。

北海道の鉄道文化がまた一つ消えてしまいました。