審美歯科

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☆オホーツク★ ホタテ王国 北海道

オホーツク地方の味覚の代表として、その筆頭に挙げられるのがホタテ。
でも皆さん、ホタテについて詳しくご存知でしょうか?

ちなみに自分も知りません。ホタテは見慣れていたので、北日本にしか生息しない、というのも知りませんでした。

今回、このホタテについて、調べてみました。

なお、魚介類の知識はなく、今回の記事はネットで調べた程度のものです。

 

 

さてホタテですが、水温の低い海域にしか住むことができません。

 

ホタテの世界的な漁獲量は

一位中国(1419956トン)、二位日本(699474トン)、3位アメリカ(216468トン)、4位カナダ(53462トン)、と、4位以下のカナダからは漁獲量も大きく下がるため、ほぼ中国、日本、アメリカで占めているといえます。

日本では三陸海岸以北で漁が盛んで、アメリカや中国でも養殖がおこなわれていますが、いずれも高温の水域で行われているため、日本で獲れるものよりも小さいホタテガイである「イタヤガイ」ではないか、と言われています。

なので、純粋なホタテ貝は、ほぼ日本でしか漁獲されていない、と言えるかもしれません。

このホタテガイですが、学名を「Patinopecten yessoensis」と言います。

1854年にペリーが函館に来航し、函館湾の調査をした際にホタテガイも採取し、持ち帰った、とのこと。

そして、アメリカの学者・Jayが、持ち帰ったホタテガイを調査し、1857年に上記の「Patinopecten yessoensis」という学名を命名したそうです。

この名前ですが、「patino」は「皿」の意味、「pecten」は「櫛」、そして「yessoensis」は「蝦夷」を意味するそうです。なんと学名に北海道ゆかりの名前が付けられているとは!

それにしても、あのペリーの函館来航は、とても大きな意味があったのですね。北海道が国際デビューを果たした時、と言えそうです(?)。

さて、ホタテガイですが、その後、オホーツク海沿岸や陸奥地方で養殖が盛んになります。

 

この養殖技術が生まれた背景には、サロマ湖の自然環境の変化がありました。

明治時代、サロマ湖のオホーツク海との間には現在のような、常に交通している「永久湖口」はなく、春になると東部付近で自然に土砂が流れて海と湖が交通し、秋になると漂砂によってその湖口は閉鎖していたそうです。

閉鎖してしまうと海と湖は完全に別のものとなるため、湖に水が溜まっても海へ流れていかないため、雪解け時期になると湖の水位が上昇し、周囲には氾濫した水によって湿地ができます。そして雪解け水によって湖がいよいよ「満タン」になったとき、湖と海の間を遮っていた砂州が湖の水圧に押し出されるように崩れ、海へと放水されます。このように湖口が開通するのは完全に自然任せであったため、開通時期を特定できませんでした。湖口が開通する時期が自然に左右されていては、湖内に停泊している船を外海に出せる時期が定まらず、漁業の開始時期があいまいになる、などの状態であったため、東部の地区の住民は、融雪時期になると自主的にいつも開口している部分を「開削」して、湖口を作っていた、とのこと。

で、サロマ湖は地図の通り、非常に長い湖です。この自然の「湖口」は東部に偏っていたため、西側の住民は非常に不便な思いをしていました。外海に出るには遠く東部まで移動するか、海と湖を隔てる「陸地」を人力で移動させる、など、東部に比べて多くの労働力を必要としていました。そのため、以前から西側住民から、西寄りに湖口を作るよう、要望が出されていたとのこと。

そして1929年、住民たちは自力で西寄りに「湖口」の開削を始めます。

この工事は春から開始して4月16日まで行われ、幅約7.2mの、狭い湖口が完成しました。

するとその夜中から湖水が流出するほどの荒天になったこともあり、湖口が拡大を開始。短期間で幅が100mにまで拡大してしまいました。この幅はさらに拡大し、一時はなんと幅460mにまで拡大してしまったそうです。

地図をご覧いただくとわかりますが、現在のサロマ湖の「大きなほうの湖口」は、この時にできたものです。

 

さてこの際、大量の海水がサロマ湖に流入してしまったことで、サロマ湖の生態系に大きな変化が起こります。

それまでのサロマ湖で豊富に採れていた牡蠣が、ほぼ全滅してしまいます。

一方、牡蠣がいなくなったサロマ湖では、ホタテガイの稚貝が多く住みつき始めたそうです。

牡蠣という生業を失ってしまったサロマ湖の猟師たちは、ホタテガイの養殖を試み、ついに世界で初めて養殖に成功します。

サロマ湖の養殖の方法は、まず稚貝の時は静かなサロマ湖内の籠の中にいれて成長させ、大きくなってからオホーツク海にばらまく、とのこと。この「ばらまき」ですが、ちゃんと海底を「耕す」のだそうです。(違ってたらごめんなさい)これはオホーツク海独特の方法で、他の海ではホタテガイに穴をあけてひもでつるすそうです。

噴火湾、厚岸、オホーツクのホタテを食べ比べてみるのも面白そう!

ちなみに自分は全て食べたことがありますが、どれも美味しかったです!

 

このオホーツク発祥のホタテの養殖技術のおかげで、北海道は世界的なホタテ王国となっています。

 

 

ホタテは旨味と甘みに溢れ、「貝の王様」とも呼ばれています。特に春から夏にかけて、美味しいそうです。

また、和、洋、中のすべての料理に使用される万能ぶり!

さらにはお寿司よし、刺身よし、揚げて焼いてもよし、と、全ての容貌に答えてくれます。

 

このホタテガイが、最も美味しく食べられるのは北海道だけ!

道民なら、もっと各地のホタテを食べよう!!

 

 

 

追記

なお、昨年の冬期、オホーツク地方で暴風雪が発生し、海底にあった「ホタテの畑」も荒らされてしまった、とのこと。ホタテ漁は不作になっているそうです。早くおいしいホタテがたくさん獲れる状態に回復してほしいと思います。