審美歯科

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細胞乗っ取り作戦 サルモネラ菌 その1

次にご紹介する菌は、サルモネラ菌です。

サルモネラ菌も食中毒の原因菌としてご存知の方も多いと思われます。

 

サルモネラ菌は家畜などの糞便や、河川・下水に生息。またネズミ、ハエ、ゴキブリなども菌を保有している場合があり、さらには犬、猫などのペットも感染している可能性があります。これらの感染元に触れることで人に感染します。

食品では牛肉、豚肉、鶏肉や鶏卵などでは注意が必要です。

また調理する人がサルモネラ菌に感染していたり、洗浄不十分で調理器具にサルモネラ菌が付着している場合などでも、感染する恐れがあります。

 

サルモネラ菌に感染し、発症すると、まず悪心、嘔吐から始まり、数時間後に腹痛と下痢が起こります。発熱は38℃にまで達します。この状態が3~4日続き、長い場合では1週間持続します。

 

サルモネラ菌による感染症は、日本での食中毒の代表的な原因菌です。十分に注意してください。

 

 

さて、そのサルモネラ菌の感染方法ですが、これまでご紹介してきた「0-157」「ピロリ菌」とは異なります。

「0-157」「ピロリ菌」が、細胞内には入り込まず、外部から宿主の細胞にドッキングし、細胞を乗っ取って自在に操るのに対し、サルモネラ菌は、細胞の中に「潜入」します。

しかしこれまでご覧いただいてきたように、人体の細胞も、そんなにヤワな構造はしていません。

0-157、ピロリ菌も、「3型分泌装置」という、巨大な注射針を宿主細胞に刺すことで、強引に宿主細胞内に「悪い物質」を注入して乗っ取っています。

そう、人体の細胞膜、ましてや消化液に常にさらされている腸などの上皮細胞は、実は非常に堅牢な作りになっているのです。

 

この「カタイ」人体の防御壁を、サルモネラ菌はどのように突破するのか?以下次回。