審美歯科

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細胞乗っ取り作戦 赤痢菌 その1

つづいて登場するのは赤痢菌。

こちらも有名な細菌と思います。夏に注意が必要な食中毒の原因菌の一つでもあります。

2007年に改正された感染症法でも3類に分類されていて、患者および保菌者は届け出が必要となります。

赤痢菌は汚染された飲食物を介して感染しますが、感染に必要な菌の数が少量で済むため(細菌が「感染」を成功させるには大量の菌が必要。大半は免疫や防壁に阻まれ、生きのこった一部が細胞に感染できる)、一度ヒトが感染してしまうと、人から人への感染が容易に行われてしまいます。

感染すると1~3日の潜伏期間を経て、倦怠感、悪寒を伴う発熱、下痢などを発症します。腹痛、血便なども発症します。特に免疫能力の低い子供やご高齢の方で重症化しやすいため、注意が必要です。

日本でも毎年500~600人の感染報告があり、20代の感染がピークですが、10パーセントは14歳までの子どもの感染のため、注意してください。

 

赤痢菌を初めて発見したのは日本人で1898年に志賀潔が、志賀赤痢菌(Shigella dysenteriae)を発見しました。赤痢菌の属名「Shigella」は、志賀氏にちなんで名づけられました。

 

この赤痢菌の「乗っ取り」方法ですが、これが今までにご紹介してきた「乗っ取り」の総まとめと言える上に、赤痢菌独自の乗っ取り作戦を実行しているのです!

細胞や免疫すらも自在に操る赤痢菌の「乗っ取り」方法は次回からご紹介。