審美歯科

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歯科・小児歯科
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冒険小説をよもう!!

今回は冒険小説を2編、ご紹介いたします。

 

 

1、深夜特急    沢木耕太郎
有名な作品をご紹介。個人旅行の永遠のバイブルです。
筆者の沢木氏が若いころに行った、ユーラシア横断の大旅行記です。なんと香港からロンドンまで、バスだけを使って移動しよう、という、若者にありがちな極めて短絡的思考だけで行動を開始!
通常、日本からロンドンに向かおうとすると、飛行機で行く、という方法しか思い浮かばないと思われます。
もしくはフェリー。
でも、香港からフランスまでは、確かに一つの大陸にあるんですよね。なのになぜか、陸地での移動は思いつきません。実際、大陸には「スゴイ山」とか、「スゴイ砂漠」とか、「スゴイジャングル」があって、人が立ち寄れない場所があるから、無理だろう、と考えてしまいます。ましてや今よりも国際情勢が困難な時代に。
しかし人が住むのだから道路でつながっているはず。それを身をもって証明しよう、という試み。この単純な発想、大好きですわ!!

自分が最初に読んだのは、20歳くらいのころ。すでに海外旅行は一般的にはなっていたものの、まだ外国は遠い感覚がありました。やっぱりネットの普及って、すごいと思います。昔は海外はテレビの旅番組でたまに見かける程度で、想像の世界でした。今ではネットで、海外の日常の風景や、海外の人たちの生の会話も見えてしまう。

で、自分の20歳くらいの時は、各家庭に爆発的にパソコンが普及し始めたときでしたが、まだネットは身近な存在とは言えませんでした。

当然、自分の「海外情報」も、想像の世界だったのですが。

この作品は、その想像をさらに深めてくれました。

まだイギリス領だったころの香港の様子、マカオのカジノでの出来事、隣りに麻薬をやっている外国人と居合わせた、インドかどこかの安宿での退廃ムードなど、イメージの湧かない遠い国々の様子を妄想しながら読みました。

で、自分もやってみたい!と強く思ったものです。

全くもって「バカげたこと」なんだけど、でもやっておけばよかった、と今は思います。

年を取ると、「綺麗なホテルじゃなきゃ、嫌だ!」だの、世間体だの、「そんなことやって意味があるの?」と駄に利口ぶるだの、「次の日仕事だし」だの、色々な「やらない理由」を並べて自分の行動を狭めてしまいます。

どれだけが「本当の理由」なのだろうか?結局は実行する勇気がないだけで、今でも無理をすれば実行できるのかもしれません。

その点、若者の「単純さ」が羨ましい時があります。「単純」であることは「愚か」であること、と思われがちですが、「頭の良い人たち」が、理由を並べて責任を回避することに時間を消費してしまうのに対し、単純な考えによって非常にあっさりと事態を打開してしまうこともあります。その後で頭の良い人たちは言うんですよ。「え?そんなことでいいの?」「そんなこと、誰でもできる!」と。

単純なことは、場合によっては決して愚かなことでは無いと思います。むしろ「単純なヤツ」こそ、世界を動かしてきたのかもしれません。

若い人がこの本を読めば、何かをしたくなるはず。

頭をからっぽにして、冒険に出かけよう!!!  ただし、他人に迷惑をかけない範囲で。

 

 

2、シャーロックホームズの冒険   コナン・ドイル

冒険は、どこかに行かないといけない、わけではありません。

何重にも重ねられた謎を解いていき、意外な結末にたどり着くのもまあ、「冒険」のうち。

そこで、推理小説の王道、「シャーロック・ホームズの冒険」をお勧めします。余りにも王道過ぎますが、「現代的」ミステリー小説の原点とも言えます。今なお、世界中の多くの作家に影響を与えています。

ホームズシリーズが最初に発表されてから100年以上経過し、現在の方が科学知識が豊富で、それを表現できる作家も多いことと思われます。

それでも今もなお、シャーロック・ホームズの冒険は不動の地位を保っています。

こちらも結構な長編です。ぜひ、この夏、全巻読破してみよう!!!