審美歯科

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日本人がノーベル医学賞受賞

  • Date / 10月 4th, 2016
  • Category / 雑談

昨日、大きなニュースがありましたね!

 

大隅良典氏がノーベル生理学・医学賞を受賞。

細胞の「オートファジー」の仕組みを発見した功績が認められて、とのこと(違ってたらすみません)。

「オートファジー」と言えば、今なら生物学の教科書にもよく見かけます。(すみません、専門家ではないので違ってたらごめんなさい)
皆さん、教科書に載っていること、って、「常識」ばかりが集められている、と思っていませんか?

実際、何も知らない子供や大人が、各分野について最初に触れる知識である以上、その分野の常識が掲載されてしかるべき、とも思われます。

そしてその教科書に載っている「常識」は、ずっと、昔から決まっていることばかり、と思ってしまいませんか?

特に算数や理科の分野では「アルキメデスの原理」「ピタゴラスの定理」なんて3000年も前のギリシャ人の名前がついているし、地動説やニュートンのリンゴの説話も大昔のことばかり。この世の事は、もうすべて発見されつくしていて、それは疑う余地もないほどの常識である、と。
今回のオートファジーも、今では欧米で出版される生物学の教科書とされる文献にも登場するほどの「常識」。

でも、なんと発見した人が生きている!!

大変失礼なものいいですが、上に書いた通り、アルキメデスにしろ、ニュートンにしろ、教科書に載る知識を発見した偉人は、遠い昔の人物であったように思えるもので。

つまり、今では「常識」とされることでも、つい最近、発見されたばかりなんだなあ、と、あらためて実感させられました。

若い人にはまだまだ「新常識」を発見する余地が残されているんですね。

 

で、今回の大隅氏の経歴を調べると、東京大学の「教養学部」卒業。

え?医学部じゃないの?と思ってしまいましたし、皆さんも思ったのではないでしょうか?

 

生物学を学ぶ、となると、医学部に行かなきゃならない、という考えが浮かぶと思われます。

自分も卒業後に、好きで生物の教科書を読んでいると「歯医者なのに生物を読んでどうするの?」と指摘されたこともあります。

 

正直、医療系の学部では、細胞生物学などの「基礎分野」は、どちらかというと軽視されています。臨床技術に近い科が重視されます。歯科医になって聞いてみると、これはどの歯学部でも同じようですし、医学部でも同じようです。

実際、歯学部にしろ看護学部にしろ、最終目的は歯科医や医師、看護師になること、なので、生物学だけをやる、というわけではないんですよね。

なので生物学が好きだから、と医学部などの医療系を目指すと、少し目的が異なってくるかもしれない。

もし、深く生物学などを学びたいと思うなら、理科大学や工業大学、その他の大学の生命科学分野の学科に進んだほうがいいかもしれないですね。まあ、これは言うまでもないですが。

自分も、好きなように生物学の本を読めるようになったのは、卒業後でしたし。どうしても試験が優先になってしまっていました。

 

でも、今回の生物に限らず、好きなものを追及する生活って、憧れますね。

 

大隅氏は小さいころ、お兄様から科学書をもらって、科学に興味を持った、とのこと。

やっぱり幼少期の影響って、大きいんですね。子供は「面白いから」という理由でやりますからね。

自分と同じ「オッサン世代」の肩でも、別に科学や学問に限らず、プラモデルとかスポーツとかその他、子供のころから続けている趣味ってありませんか?

それは小さいころのある日、もしくは一時期、感動するほど面白い、と体験したところから始まっていませんか?

来院してくれているお子さんの中にも、鉄道好きな子が多くいます。

お母さん方の中には、世の中に広まっている「鉄道ファン」に対するオタクなイメージを心配される方もおられますが、安心してください。そこから機械の仕組みに興味を持ち、工学部に進学する人も多いです。自分は小学校時代、北見工業大学の学生と交流が多かったのですが、車好きが高じてやってきた、という方もいました。その後、大きな企業に就職していました。

男子の気持ちだけで語ってしまって申し訳ないですが、何か一つに異常な興味を持つ、という事は、近年は危険視されがちですけど、健全な方向に向けば、人生を良い方向に牽引してくれるのでは?と思います。

 

その興味の「入口」はどこにあるか、わからない。

 

多くの「入口」を用意するのが大人の役目、と思います。