審美歯科

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「糖」について その1

今回の記事を掲載するに際し、どうやってお話を進めていくべきか、迷いました。

皆さん、「糖」と聞くと、何を浮かべますか?やはり白い砂糖を思い浮かぶと思うんですよね。

この「糖」というのは化学式では(C2H2O)nとなり、化学的な性質についても説明があるのですが。「ナントカ結合」という部分までなるとマニアック過ぎるので、そこまでは踏み込みません。「マニアックな部分を攻めたい」という奇特な方は、高校生の化学や生物の参考書をご覧ください。

「糖」に話を戻すと、糖にも色々と種類がある。これを説明するにはどうするべきか、と。

で、今回は上流からお話を始めることにいたしました。

(今回の記事は、日本歯科医師会2017年4月号「歯科医師と歯科衛生士に必要な糖と代用甘味料の知識」の御紹介となります。本筋は掲載文に沿いますが、所々で加納の知識、見解になってしまうかもしれません。ご了承ください)

 

人にとっての三大栄養素は「炭水化物」「脂質」「タンパク質」というのは、今や一般知識になっていますね。

この「炭水化物」は、非常に大まかに「消化吸収されるもの」と「消化吸収されないもの」に分けることができます。「消化吸収されるもの」が「糖質」、「消化吸収されないもの」が「食物繊維」です。

 

この糖質も、さらに分類されます。この分類の基準となるのが、炭水化物を構成する「単糖」という単位で「これ以上分解すると糖でなくなる最小単位」。

 

糖質をさらに分類する際、この「単糖」がいくつ繋がっているかが基準になります。なお「糖アルコール」は糖質を還元したものです。

 

で、「単糖」だけで構成されている糖には有名な「グルコース(ブドウ糖)」や「フルクトース(果糖)」などがあります。そして単糖が二個つながっているものを「二糖」と呼び、代表的なものにはスクロース(ショ糖)があります。これが我々が日常的に非常によく接する「砂糖」の主成分となります。

この「単糖」と「二糖」はまとめて「糖類」と呼称されて、以下に御紹介する糖質とは異なった分類がされています。

さて次ですが、単糖が数個、つがなったものを「オリゴ糖」と分類しています。「数個」というのがポイント。

単糖がさらにたくさん繋がるとデンプンなどになっていきます。このように単糖がたくさん繋がってできたものを「多糖」と呼びます。多糖は巨大な分子ですが、酸や酵素などで消化されるとちぎれて(結合が切れて)単糖やオリゴ糖という単位になります。

この「オリゴ糖」と「多糖」は、単糖がいくつもつながってできている、という点では同じなのですが、その数によって分類されます。

オリゴ糖が「単糖が数個程度、結合したもの」であるのに対し、「多糖」は「巨大な数の単糖が結合したもの」。

まあ、ドラクエのスライムが3匹合体すれば「スライムタワー」、八匹合体すれば「キングスライム」、というようにそれぞれ別のものになるとご想像ください。(本当にこの例えで良いのか?)

 

で、言葉ではわかりにくいので図にしてみました。

 

 

と、思ったのですが、次回に続きます。