審美歯科

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「糖」について その15 ソルビトール

ここから、糖アルコールに関しての各成分について説明いたします。

 

 

まずは「ソルビトール」。

ソルビトールはグルコースを還元して作られた糖アルコールです。バラ科ナナカマド属(Sorbus)の植物から発見されたため、ソルビトールと命名されたそうです。

甘味度はグルコースが本体であることから察せられるように砂糖(スクロース)よりも低く、0.6~0.7くらいとされております。

そのため、ダイエット食品などの甘味料として使用される場合もありますが、砂糖よりも甘味度が低いため、あまり甘く感じないと思われます。

ソルビトールは化学的に安定で、保湿性や保香性があることから、食品の品質改良目的に広く使用されている、とのこと。また医療分野や化粧品などにも使用されています。

歯科で言えば、「歯磨き粉」の保湿剤として使用されています。

歯磨き粉の保湿剤については当ブログの5月10日に掲載した「歯磨き粉の最新科学 その4」をご参照うださい。

 

さて、このソルビトールについて、ネットで調べてみると、有害である、とするサイトが多いことがわかりました。

その有害性に挙げられているのは、まず「お腹が緩くなる」こと。これは事実です。「糖アルコール」の項目でも説明されている通り、ソルビトールに限らず糖アルコールに属する糖は全て、過剰に摂取するとお腹がゆるくなってしまいますので、摂取の際は十分、ご注意ください。

次に「糖尿病のリスクが高まる」とあります。これに関してですが、糖アルコール自体は腸から吸収されにくいため、血糖値の上昇も低くすることができるのですが、だからと言って過剰に摂取すると、そりゃあ血糖値も上がります。ダイエットコーラだから、と安心してがぶ飲みしていると、糖尿病を誘発し、お腹もゆるくなるので注意が必要です。

 

また、海外では死亡例がある、とのことですが、これについては因果関係が不明であること、これだけソルビトール入り食品が普及している中で、報告が非常に少ないこと、などから、ソルビトールが有害だ!とは断定できません。人には色々な体質があると思います。亡くなった方に心からご冥福をお祈りしつつも、ソルビトールを受け付けない体質であった、という可能性もあります。

 

言えるのは、サイトで強調されているほどは心配する必要はないけども、過剰摂取は厳禁!