審美歯科

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芦別はワンダーランドだった!!その1 旧「北の京 芦別」

ブログの更新が滞っていて申し訳ありません。

 

実は私は現在、「大人の夏休み自由研究」に取り組んでおりまして。

今夏、花咲線・釧網本線に乗ることを企てているのですが、せっかくだから、と色々と下調べをしているところです。

自分は結構、真剣に釧網本線、花咲線の存続を願っておりまして、どうすればアピールできるのか?と思案したところ、やはり実際に乗ってみないといけない、という結論にいたりました。

 

とまあ、色々と言い訳を並べておりますが、せっかく夏休みなので、ここで小さな夏休み企画として、7月初旬に芦別、赤平、夕張を訪ねた際の、芦別市の画像をご紹介いたします。

 

全国の皆さん、芦別市をご存知ですか?

おそらく知名度は低い部類の街かと思います。

 

しかし!実は今、廃虚マニアの間では、全国トップレベルの知名度と人気があるのです!

 

なぜ、無名の芦別が、一部の間で熱烈な人気を獲得しているのか?

そこにはバブルの狂乱時代と、炭鉱の閉山という、2つの出来事があった!!

 

 

まずは、芦別が全国の廃虚マニアから視線を集める原因となる施設からご紹介。

最初に、芦別の道の駅から見える、ある風景画像から。

 

 

 

 

 

 

 

こちらです。

なんと観音様と思しき白い像と、五重塔らしきものがあるではないですか!!

 

 

 

 

 

 

静かな川の流れの向こうに、何やら古都・奈良を思わせる建物が並んでいる!!

 

 

 

これは自分と同世代以上の道民なら誰もが知っている、旧「北の京 あしべつ」の建物。

炭鉱の閉山が取り沙汰される前から、道内ではCMがバンバン流れていました。

 

全国の皆さんは「北の京 芦別」という名称から、何だか怪しげなものを感じるかもしれませんが、「北の京 芦別」は、「芦別レジャーランド」から改称したもので、レジャーランドの名称のころは単なるファミリー向けの遊園地、という認識だったんですが。

ある時期から「五重塔」とか、「ホテル三十三間堂」といった、やけに抹香くさい建物が立ち始めたのです。

この辺りからなんとなく、「イロモノ」的な雰囲気が漂い始めていました。

 

 

 

 

 

これが「ホテル五重塔」。

 

 

 

 

 

 

 

いやあ、なかなか立派ですね。

 

 

 

 

 

 

そして五重塔の右手に、屋根だけ見えているのが「ホテル三十三間堂」。

 

 

 

 

 

 

 

この角度で申し訳ないのですが、正面から見ると、三十三間堂とうり二つです。

この他にも当時の「北の京 芦別」には、奈良のお寺や神社を模した建物がいくつもあり、また聖徳太子の像が回転する御堂もあったとか。

 

しかも日本に限らずギリシャ風建築の大浴場も!またタージマハールの庭園まで!

 

もはや文明のごった煮状態で、実に怪しい空気を漂わせていたのでした。あの雰囲気、なんといえばいいのか。ある意味、悪趣味。ラスベガスには行ったことがありませんが、テレビで見ると何故かピラミッドがあったり、悪趣味な賑やかさを感じませんか?あの悪趣味さが楽しそう、というか。

あれです、かつて北海道にもあった、秘宝館の感じ!

あくまでも雰囲気であって、秘宝館のような大人向けのものは一切、ありませんでした。

 

実際、芦別レジャーランドは、遊園地としてなかなか頑張っていて、北海道屈指の豪華さを誇っていました。

場内には、なんと北海道唯一のモノレールもあり、プールなどのスポーツ施設なども存在していたのでした。

 

まさになんでもあり!

 

 

 

そして1989年、「北の都 芦別」が、完全に「あっちの世界」と認識させる建物が登場!!

 

 

 

 

 

 

 

これです!!その名も「北海道大観音」!!!

 

 

 

 

 

 

  

はっきりいって、かなり巨大です。(全長88m) 胸の所には展望台まであります。

内部もかなり凝っていて18階もあり、自分はよくわからないのですが、「かなりの数の仏像」が並んでいたそうです。

開眼の時には、なんとインドの僧侶まで呼び寄せた、とか。

 

 

で、ですね、皆さん、この大観音像を、どう思います?

「何かの宗教施設なんじゃないか?」と思いませんか?

この大観音の他のレジャー設備はまだ稼働していて、一応、「宗教とは関係ない」という体裁だったようですが。

今なら「パワースポット」として人気となるかもしれないけども、時はバブルの真っ最中!!

 

あの頃は老いも若きも欧米流の一流ブランドを求めていて、仏像とか仏壇、神棚の類は「時代遅れ」「田舎臭い」と思われていました。みんな、「ディスコ」に繰り出していました。

ディズニーランドが盛況で、他にも「トレンディー」なテーマパークが乱立!

そんな世間が派手さを求めて熱狂していた中、この大観音像は開眼したのでした。

 

正直、あの頃、同級生が「北の京 芦別に行って来た」と言っても、全然羨ましくありませんでした。むしろ「お墓参りに行って来た」に近い感じで受け取っていたような。

 

 

 

 

さて、そうやって北海道の山あいの地に「小京都」(?)を建設し、「この世の極楽」を実現した「北の京 芦別」でしたが、バブル崩壊と芦別の炭鉱閉山による人口流出、そして何よりも「テーマがダサイ」ことから経営が行き詰まり、2008年に閉園。その後、持ち主の入れ替わりを繰り返しました。

利用者が減り、道内でもレジャーランドとしての存在感を失っていく一方で、「廃虚マニア」の注目を集め始め、なんと最盛期には考えられなかった、全国的な知名度を獲得するに至り、テレビ番組に取り上げられたりしました。

そう、「北の京 芦別」が無くなった後も、しばらくは大観音像を拝観できたようなんですよ。

しかし2013年に、ある宗教団体が所有してからは、宗教施設として使用されるようになり、現在は拝観できないようです。

 

 

 

 

 

最後に「北の京」の姿を。

本当は正面から取りたかったのですが、今は宗教施設ということで、止めておきました。

 

 

 

これが芦別にかつて存在した「ワンダーランド」。

 

 

しかし、芦別のワンダーランドはこれだけではなかった!!次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

おまけ