審美歯科

診療案内

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歯科・小児歯科
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札幌市西区西野5条3丁目7-1
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新機材のご紹介

今回は、この春、当院が導入した機材をご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

ますはこちら。

生体情報モニターです。

血圧、心拍数、酸素飽和度の他、呼吸、心電図、体温を継時的に計測できます。

これは自分が数年前から導入を願っていた機材です。

 

 

 

 

 

こちらは「ムーカス」という名の、お口の中の乾燥度を調べる装置。

この春、導入するCAMBRAという虫歯予防のリスク評価システムでは、お口の乾燥度が重要になります。

また、口呼吸をしていると、当然、口腔内も乾燥するため、口呼吸か否かの判定にも使用できると思われます。

 

 

 

 

 

 

こちらは「りっぷるくん」。愛らしい名前ですが、お口の周りの筋肉の閉じる力を測定する装置です。
お口の周りの筋肉は非常に重要で、口周りの筋肉が発達していないと、口を閉じることができずに半開きの状態になり、口呼吸になってしまうばかりか、歯並びにも影響してしまいます。

従来は、口の周りの筋肉と言うと、歯並びばかりが注目されてきましたが、近年、口が半開きになっていると、舌の筋肉も発達せず、顎の形もかわってしまい、その結果、鼻の発達も阻害されて口呼吸に至る、という点が重視されてきました。

口呼吸になると、冷たい乾いた空気が体内にそのまま流れ込むことになり、口の中が乾燥することによって虫歯や歯周病が悪化し(唾液が乾燥するため、唾液の中の殺菌成分、ペーハー調整成分も乾燥してしまうため)、口臭が強まり、喉が外部の空気によって炎症を起こし、それに応じて過剰な免疫反応が起こってアレルギーやアトピーの遠因となり、炎症を抑えるために抗生物質が(特に幼少期に)投与されることによって、腸内細菌が攪乱されて偏在が起こり肥満や糖尿病にもつながってしまいます。

 

幼少の頃から口の筋肉を鍛え、口呼吸を防止することだけで、お子さんの将来の健康にも良い影響を残すことができます。

 

あいうべ体操は、その防止策の有力な方法です。

 

 

加納は昨年、今井一彰先生が提唱する「あいうべ体操」について、学ぶ機会を多く持ちました。おかげで多くのことを学びました。

そして、お子さんに「口を閉じる」を徹底してもらうべく、ご家庭で簡単にできるグッズをご用意いたしました。

 

 

 

 

 

 

  

こちらは唇で噛んでもらうことで筋肉を鍛えよう、というもの。

これまで、お口がポカンと空いてしまっていたお子さんには、お母さんにクリップを折って使用する方法をお知らせしてきたのですが、それでは安全面に若干の不安があったため、こちらを販売することにいたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

これはチューブを噛むことで、顎の発達を促す道具。

これまで、歯が窮屈気味に生えているお子さんには、硬いものをよく噛んでください、と進めてきました。

このグッズは弾力のあるチューブなので、顎の発達に良い刺激を与えることができると思います。

食事の際に、噛みごたえのあるものを食べてもらうのはもちろんですが、それ以外の時、テレビを見ているときなどでも噛む訓練ができると思います。

 

 

 

 

これらの「噛む力」を鍛えるグッズはまだあります。また、鼻うがいのグッズも導入。

 

この春から、当院は顎と口、鼻の成長と健康に力を入れていこうと思います。