審美歯科

診療案内

診療科目:
歯科・小児歯科
診療時間:
月・火・木・金
9:00〜19:00
昼休み/12:30〜14:00
土・日 9:00〜17:00
昼休み/13:00〜14:00
休診日:
水曜・祝日
お電話:
011-669-8211
所在地:
札幌市西区西野5条3丁目7-1
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診療時間変更のお知らせ

 

いつもご利用いただき、ありがとうございます。

 

当院は4月より、第一、第三土曜日の診療時間を、AM9:00~PM1:00までとさせていただきます。

 

この4月より、加納は札幌歯科医師会の摂食嚥下リハビリテーションの研修を受けることにいたしました。

この研修は毎月第一、第三土曜日の午後2:00から午後5時まで時間に、一年間に渡り行われるため、その都度の休診とはいかず、日程の変更となりました。

 

昨年、加納は「あいうべ体操」を入り口に、口呼吸の弊害について学んだのですが、その際、舌の位置の重要性、口の周囲筋肉や舌の動きに関係する筋肉についても、自然に視野に入るようになりました。

口呼吸をなくすには口をはじめ、舌や喉の筋肉の動きも重要。

そして食べ方や、食べたものを飲み込むときの筋肉も、考慮しなければならない、と痛感。

 

また、これまではお子さんを中心に考えてきたのですが、食べ物を噛む、飲み込むという動作は年齢を問わずに必要となります。

また、虫歯予防の点でも、口の中が唾液で湿潤されている環境が必要なこと、また喉元の「鼻咽腔」とよばれるリンパ節が密集する部位の炎症を予防するにも口、喉、下の筋肉の動きが重要。これらの筋肉は歯並びにも影響してしまいます。

お子さんで抗生物質が多く使用されるのは、中耳炎など耳の炎症、「へんとうせんが腫れた」という言われ方をする喉の炎症が起こった場合、とのこと。耳は耳管という管を通じて鼻咽腔と呼ばれる口の奥の部分と通じています。

そして「中耳炎」や「へんとうせん(扁桃炎)」を抑えるべく、幼少のころに抗生物質が多用されると、腸内細菌の「善玉菌」たちも多くが抗生物質に殺されてしまい、腸内細菌の種類に偏りが生じ、将来の肥満や糖尿病のリスクが高まります。

 

ご高齢の方でも、死因の大きな部分を占める「誤嚥性肺炎」は、食事で口から入って来たものが、舌や喉の付近の筋肉が弱っているために食道に行かず、気管に入ってしまって発症してしまいます。

 

このように年齢を問わずに重要であることや、口の周囲だけにとどまらず、全身の健康にも影響があることを考えたとき、食べること、飲み込むこと、についてもっと詳しく学ぶ必要がある、と考え、研修に応募いたしました。

一年間に及ぶ研修期間のため、ご利用いただく皆様には大変ご迷惑をおかけすることになってしまいますが、ご理解いただけましたら幸いに思います。