審美歯科

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キハ183系0番台、最後の日々

長らく北海道の鉄道の主役を務めてきたキハ183系の0番台ですが、いよいよ完全引退の時が近づいてきました。

 

 

 

 

 

 

  

こちらの無骨なフェイスを持つのがキハ183系0番台。いまどき全国的にも珍しい「非貫通型」の形態。

 

 

 

 

 

  

なんとも無骨な印象を与えますが、それゆえに極寒の状況をはねのける力強さも感じさせます。

 

 

加納は先日、キハ183系0番台の保存運動を行っているクラウドファンティングに参加いたしました。

こちらの運動ですが、すでに最初の目標額に到達し、一台の保存が決定したそうですが、今は2台目の保存に向けて参加者を募っておられます。

一台目は安平町にできる道の駅にて保存されるのですが、どうやら屋外のようです。

しかし2台目は屋内に保存される予定、のようです。(詳細は不明)

屋外で鉄道ファンや子供達に触れてもらうのは大変素晴らしいことですが、屋内にて風雪をしのいで保存されることも重要とおもうのです。

 

皆さん、「人類の文明の象徴」と聞いて、何が思い浮かびますか?

ピラミッドやローマのコロッセオ、ギリシャのパルテノン神殿や中国の万里の長城などが浮かぶのではないでしょうか?

 

では、「産業革命」と聞いて、何を思いますか?

「SL」「蒸気機関車」と思い浮かぶ方が多いと思います。

SLは、現代の車両に比べてはるかに性能は低いですが、煙突から勢いよく吹き出る煙は力強さを感じさせ、車輪に渡されたいくつものパーツが動くさまは、スイス製の精巧な時計のような細かい技術の結集、人類の知恵の到達点を実感させます。

SLは、産業革命を象徴する存在となりました。

どんなに新幹線やTGV、リニアが発達しようとも、「蒸気機関車」が人々にうえつけた「産業革命」に対する強烈なイメージを揺るがすことはできません。

 

では「北海道の昭和時代」と聞くと、何を思い浮かべますか?

札幌の方なら「テレビ塔」や「オリンピック」と浮かぶかもしれませんが、それはやはり札幌の方に限局したイメージになってしまいます。

でも、鉄道車両は全道を走っていました。その主役は「キハ183系」。昭和や平成初期は、道内の移動はまだ鉄道がメインでした。

僕の年代以上の、いわゆる「昭和世代」の道民の方なら、「キハ183系」を見たことがある方が多いと思います。住んでいた場所は関係ありません。キハ183系は、札幌と道内の都市を結ぶ存在として、どの都市にも停まっていましたので。

 

もちろん「産業革命」ほどではないにしても、「キハ183系」は、開拓時代や戦後の時代に続く、北海道の昭和時代を表す、ある年代以上の道民共通の心象風景の一つでもあると思います。

 

いずれキハ183系は、極寒の北海道の環境に挑んだ、最初の技術の結集として思い返される日が来るはず。そして昭和を語るときのシンボルになる日がやってくるはず。

 

ぜひ、キハ183系が保存されるように力を貸してあげてください。(なお、加納は主催の方と何の関係もありません。勝手に言っているだけです)

 

 

 

なお、キハ183系について、もう一つ。

 

 

 

 

 

こちらもキハ183系ではありますが、0番台ではありません。

今でも札幌駅でよく見かけると思います。ただ、このキハ183系も減少しつつあり、これまでは札幌と函館を結ぶ特急「北斗」でも使用されていましたが、この3月いっぱいで全ての特急「北斗」が、キハ261系を使用した特急「スーパー北斗」に置き換わってしまうことになりました。

札幌~釧路の「スーパーおおぞら」、札幌~帯広の「スーパーとかち」は、すでにキハ261系、キハ283系が使用されており、また稚内行きの特急「宗谷」、「サロベツ」もすでにキハ261系が使用されているため、この春から、このタイプのキハ183系が使用されるのは、札幌~網走の特急「オホーツク」、旭川~網走の特急「大雪」だけになってしまいます。
今では特急「オホーツク」は、一日一往復だけになってしまいましたから、札幌駅で上記の「キハ183系」を見ることができるのは、早朝の一便のみ、となってしまいます。

*大ミスを犯してしまいました。現在、札幌発の特急オホーツクは、札幌駅から2便が出ていました。お詫びしたうえで訂正させていただきます。非常に恥ずかしい・・・・。

 

いよいよ本当に、札幌駅から「国鉄時代」が、消え去ろうとしています。

皆さん、今のうちに「国鉄時代」を見に札幌駅を訪ねてみてください。

 

 

 

そして、やっぱりこういう車両は、最後はオホーツク方面に向かう車両として使用されて、その役目を終えるんだなあ、と。

高校、大学のころ、札幌から道内の各都市へ向かう車両がどんどん「キハ283」「キハ261」に置き換わっていくのに、なんで特急「オホーツク」だけは置き換えられないんだ!と、ちょっと怒りも感じていましたが(苦笑)、今では時代を担った名車両の最後の路線として選ばれることを、むしろ光栄に思ってしまいます。

 

全国の鉄道ファンの皆さん、石北本線にはまだ、「国鉄時代」が残っています。

ぜひ、キハ183系に乗って、ノスタルジックな気持ちに浸ってください。

 

 

そして、キハ183系の行き着く先には、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

     

 

国鉄時代に建てられた、網走駅がありますよ。