審美歯科

診療案内

診療科目:
歯科・小児歯科
診療時間:
月・火・木・金
9:00〜19:00
昼休み/12:30〜14:00
土・日 9:00〜17:00
昼休み/13:00〜14:00
休診日:
水曜・祝日
お電話:
011-669-8211
所在地:
札幌市西区西野5条3丁目7-1
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今後の方針について

お盆も近づき、夏休み真っ盛りですね!

かのう歯科にも夏休みに入ったお子さんが来てくれています。本当は遊びたいだろうに、ごめんねえ。

 

ここ一か月ですが、まず訪問診療を本格的に始めました。

当院は3月から、「かかりつけ機能強化型歯科診療所」に指定されました。この施設基準で必要とされた項目の中に介護保険に関する内容もあったため、3月から介護保険施設に登録するための手続きを開始しました。

開業当初、訪問診療や介護保険に関する診療を行う予定がなかったため、介護保険に関する知識もつながりもなく、登録されたはいいけどどうすればいいのだろう、と思っていましたが、なんでも行動してみるとつながりもできるものですね。

また、今年から参加している摂食嚥下リハビリテーションの研修にて、先日、栄養士の方の講演を拝聴いたしました。

栄養士の方は、在宅で介護は必要な方に、なんとか美味しく食べてもらおう、と多大な努力をされていることがわかりました。クリスマスなどに合わせてミキサー食を「鶏の脚」に見えるようにしつらえるなど、その細かな配慮には感心させられます。

また、道内では北見、旭川、釧路、帯広などで「口腔ケア」に関する連携が進んでいる様も知りました。

と、まあ、今年に入り、在宅医療に関する情報が入り始めており、今後の方針の参考にさせていただいております。

 

今後の方針、についてお話しすると、今年後半は、障がいをお持ちの方を受け入れる準備を強めてまいります。

特に小児で自閉症スペクトラムやその他の生涯をお持ちのお子さんの診療を、できる限り受け入れるように努めています。

今年の初めに「障がいをお持ちの方を受け入れる」という方針を定め、以来、様々な障がいに関するお話を受けてきたのですが、知識不足、以前の認識不足、について、思い知らされています。この半年間、自閉症スペクトラムについて勉強してきましたが、「自閉症スペクトラム」と診断されたかされないか、で明確な線引きがなされるのではなく、表面に出ている度合いの差の問題で、「自閉症」の因子自体はこれまで知られてきた以上に多くの人が持っている、とのこと。中には自閉症の特長(こだわりが強い、など)を活かして社会や職場で活躍している、どころか、なくてはならない立場になっている方もいる、とのこと。

ただ、近年、自閉症や発達障害についての見方がきつくなっているそうで、最近は何かと「空気を読む」ことが重視されるため、返って「空気が読めない」特徴を持っている方への差別が深まっているのではないか、とのこと。

自閉症は古来から、そのご両親、家族に対し「育て方が間違っている」「甘えさせてきたせいだ」という見方がなされてきて、今でも根強く残っていますが、脳の機能の障がいであって、教育論とは関係が少ない、と言われているとのこと。適切な療育を行えば、成人してから社会でなんら問題なく生活できる人が多いそうです。なのに上記の偏見のため、自閉症の児童へ根性論による教育が課せられてしまうこともあるそうで、これはむしろ逆の方向への成長を導いてしまう可能性が高いとのこと。

 

現在、LGBTが何かと問題となりますし、とても重要な問題だと思いますが、「自閉症」に対する偏見、差別を解消することも重要とおもいます。

ましてここ数年で、「発達障害」「アスペルガー症候群」などの診断名が一般化した今、それに対する正確な知識、認識を持つことは大事なのではないか、と指摘されていました。

子どもの頃に適切な療育、対応がなされれば、成人期には社会生活を営むことができるどころか、才能を発揮する可能性もあるだけに、小児期に偏見に直面することで将来の可能性を失くしてしまうようなことは避けなければならないですね。

 

なんか取り留めもなく、長くなってしまいましたが、今後の下半期の方針についての一端を、簡単にお話ししてみました。