審美歯科

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家庭でできるコロナへの「日常の備え」を行おう!

ここ最近、全国的にコロナウイルスの感染者数が増加しています。

札幌でも数が増しつつあります。感染を完全に遮断する、原因ウイルスを根絶することがいかに難しいか、実感させられます。

世界中でワクチンの開発が行われていますが、なかなか難しい模様。一刻も早く有効な治療法が確立されることを願います。

では我々には「解決策」が発明されるのを祈ることしかできないのでしょうか?コロナウイルス感染に対し不安を抱えているだけ、しかできないのでしょうか?

それは違います。日常的にも感染予防をする方法があります。

当ブログでは「鼻呼吸」を行うことをお勧めいたします。

 

皆さん、普段、息をするとき、どこで行っていますか?最近では口から息を吸う方が多くなったようです。

運動時などを除き、口から息をするのは感染のリスクを高めてしまいます。

鼻には様々な殺菌、除塵効果、また肺や気管を感想から防ぐ機能があります。

 

この鼻呼吸について、北海道医療新聞社の「暮らしと健康の月刊誌 ケア」5月号に詳しい記事がありますので、ぜひお読みください。

とても詳しいながらも鼻呼吸が広い範囲に良い影響を及ぼすことが書かれています。

執筆された先生は、おそらくこの分野では札幌で最も詳しいと思います。(今冬も頻繁に本州の医師の方々と連絡を取っていた、とのこと)

 

また、ぜひ「鼻うがい」を習慣にすることをお勧めします。

 

コロナもひと段落下と思われた先週、九州を中心とする西日本にて、とても大きな水害が発生しました。被災された方々に、一刻も早く平穏な日常生活が戻ることをお祈りいたします。

その際、治水事業のダム建設を行わなかったことが、大きな水害をもたらした、という指摘がなされていました。

これに限らずここ数年、「100年に一度」という規模の大きな水害が発生しています。

10年以上前、確かに、「100年に一度の水害への備えのためのダム」について、「そんな起こるかどうかわからないことにお金をかけていいのか?」という指摘がされました。

この時は、世論の大勢は「無駄遣いはダメだ!」という認識の下、ダム建設反対の方が支持されたのは事実です。自分だって、その一人でした。

しかし東日本大震災以来、人々の意識が大きく変わりました。

そして避難所の位置確認や、各種「ハザードマップ」に大きな関心が集まり始めました。

平穏なときこそ、次へ備えることが大事、と痛感しました。

これはコロナウイルスや他の感染症予防にも同じことが言えます。

 

ダム建設が「ワクチン」という根本的解決法であるとするなら、避難訓練は誰もができる日常の備え。

鼻呼吸を身に着けることは、「日常への備え」に当たります。

ぜひ、今から鼻呼吸を心がけてください。

 

今回は水害を例とさせていただきました。多くの方が亡くなっただけに軽々にお話しするのは不謹慎にあたるのではないか、とも思いましたが、コロナウイルスによる被害も災害並みに大きなものとなっています。

どちらも「切迫した危機」であることに変わりはない、と思いました。