審美歯科

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2017道東鉄道旅行⑬ 釧路市立博物館その1

第二日目は、釧路と釧路湿原がメインの旅となります。

二日目は結構ハードなスケジュール。

お昼頃に「湿原ノロッコ号」に乗車するため、日程調整が大変でした。

 

そのため、最初の目的地である釧路市立博物館に行くため、朝早くから浜中町を出発しました。

すると、急いだためもあって、開館まで時間ができてしまいました。せっかくなんで、博物館近くにある太平洋炭鉱を見に行きました。

 

 

 

 

 

  

こちらですね。炭鉱の建物と言えば、渡り廊下のようなものが、いくつも渡されている様が思い浮かびます。空知の炭鉱ではどうだったのでしょうか?

 

 

 

 

 

おお、石炭らしきものが!!でも野済みされているんですね。「ズリ」でしょうか?

 

 

 

 

 

 

   

そして、北海道に残る唯一の「私鉄」である、「太平洋石炭輸送販売臨海線」の車両が!!

以前は頻繁に運行されていましたが、今では石炭が採掘された時しか運行されていないそうです。

 

*2021年3月14日 追記
上記の太平洋石炭輸送販売臨海線は、2019年6月30日に廃線となりました。現在は存在しておりません。上の画像が2017年のものです。
太平洋石炭輸送販売臨海線は、北海道に残っていた最後の「私鉄」でしたが、この廃線をもって、北海道から私鉄は無くなり、JRのみとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

  

さて、開館の時間が迫ってきました。

釧路市立博物館です。

これ、完成までに何年かかったんだろう?結構、かかっていませんでしたっけ?

 

 

 

 

 

まずはアイヌ遺跡の発掘の際の出土品が展示されているコーナーへ。

 

 

 

 

 

 

   

こういった、生活に必要な道具から、

 

 

 

 

 

 

 

装飾品まで出土しています。アイヌ文化も想像以上に高度であったようです。

 

 

 

 

 

 

そして黒曜石の出土品。

最終日の所でも出てきますが、この黒曜石も、北海道の地理の特殊性を示しています。

 

 

 

 

 

 

     

 

そして、世界各地の文明を推測する際によく使用される「土器」。なかなか精巧な模様ができていますね。

 

 

 

 

 

 

 

    

 

北海道では、弥生文化から本州とは異なる時代を経ることになります。縄文時代の後、続縄文時代に至り、擦文文化やオホーツク文化へと進んでいきます。

一方で、道南、道央なのではアイヌによる農耕の後も発見されている、とのこと。本州との交流は絶えていませんでした。

 

最近、日本列島に住んでいた縄文人の内、北海道に住んでいた人たちがアイヌとして独自の文化を持つようになった、と言われています。なので、日本人とアイヌとはつながりがある、と言えます。もちろん、独自の文化を持っていますが。

 

 

 

 

 

長くなったので続く。