夕張に向けて発車した普通列車。沿線には色々な駅がありました。

 

 

 

 

 

これは沼ノ沢駅。

こちらの駅にはレストランが併設されています。

 

せっかくなので、食事をしてまいりました。

 

 

 

 

 

 

 

こちらです！美味しそうでしょ？

 

 

 

 

 

 

　　

これが期待に違わぬジューシーさ！外はパリパリなのに、中からは肉汁が溢れてきます！

 

お勧めグルメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に到着したのが南清水沢駅。

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり年季が入っていますね。

 

 

 

 

 

 

 

　

なんとこちらの駅は、有人駅でした！！

それに他の無人駅と違って、生活感を感じるんですよね。

画像のように待合室に本が置いてあったり、なんと窓口で靴下や手袋が売っている！！

 

汽車に乗って南清水沢駅に近づくにつれ、高校生と思しき学生の姿を多く見かけました。

男女で歩いている、カップルらしき姿も目撃。いやあ、青春だねえ。

で、どうやらこの南清水沢駅の近くに夕張高校があるようなんです。

ということは、南清水沢駅は、高校生が多く利用していることが推測されます。

この靴下とか手袋って、高校生向けなんでしょうか？

沿線に密着した感じが漂ってきますね。

 

 

 

 

 

 

 

この日はこんな張り紙が。

残念ながら、駅長さんは不在とのこと。しかも「検査入院のため」とまで書いている！

このあたりに、利用者と駅長さんの距離の近さを感じませんか？

 

近所のお隣さんが、ちょっと留守にしたような。夕張高校の生徒も、気になったのでしょうか？

生活に密着した駅であることが想像されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして廃線の前に訪れた鉄道ファンに宛てた言葉。

なんとも駅長さんの人柄がにじんでくる、温かい張り紙。

本人に合わずとも、優しい人であろうことが想像できます。

夕張高校の生徒は、こういう人に見守られて、通学していたんですね。

 

なんだかとても思いやりにあふれた駅でした。

訪れたときには、普段はいるはずの駅長さんをはじめ、誰もいませんでしたが、利用者や高校生と駅長さんの生のやり取りが想像できました。

なんて手垢にまみれた駅だろうか。これまでいろんな無人駅を訪ねてきましたが、ここまで人の気配を感じた駅はありません。

 

南清水沢駅は、人の気配をはっきり感じる、活気のある駅でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕張高校の生徒が見たであろう、風景。十代の貴重な記憶の場面として残るんでしょうね。

 

夕張高校の生徒諸君、今は春休みで遊びたいのはわかるけど、最後の日は駅を訪れた方が良いよ。

絶対に、一生、忘れることのない思い出になるから！！

 

ここまで思いやりのある駅なんて、他になかったんだ、と気が付くのは、彼らが社会に出てから何年後、何十年後のことでしょうか？