審美歯科

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ハワイ旅行2015 その9 ダイアモンドヘッド登山

 

 

前回、ディナークルーズを楽しんだ様子をお話ししました。

船上での宴は、なぜだか陸上よりも早くお酒がまわる!(と、感じていただけ)

お酒も料理もとても美味しく、それでいて多過ぎず、ちょうどよい感じであったのに、なぜだかホテルに帰ったとき、ひどく疲れていました。で、その晩は、泥のように眠りました。

 

しかし、この時、すでに過酷な運命が始まっていたのです!!

 

翌朝、これまたオプションのツアーがあったのですが、それは「ダイアモンドヘッドから日の出を眺める」というもの。

ハワイに行ったことが無い人、興味の無い人でも、「ダイアモンドヘッド」という名前は、一度は名前を聞いたことがあると思います。

国際的に名高い山に登り、そこから広い太平洋に浮かぶ朝陽を眺める。

なるほど、よくわからないけど何だか素晴らしい感じがします。

出発前にこのツアーを聞いて、乗り気になっていたのですが。

 

なんせ「日の出を眺める」ツアーなので、日が昇る前にダイアモンドヘッド山頂にてスタンバイしなければならない。
と、いうことは、必然的に、朝、ムチャクチャ早い時間に集合し、出発しなければならないことになります。

で、前夜の宴の余韻がまだ残る朝3時30分に起床!!

過酷な朝が始まりました。

 

マイクロバスに乗ってダイアモンドヘッドに向かうのですが、他の同乗の方々もお疲れ気味。たった20分くらいのドライブながら、ほぼ皆さん、寝ていました。気持ちはよく分かります。

なんせ真っ暗!!草木も眠る丑三つ時、ともなれば、いくら陽気なハワイでも街は静まり返っています。

で、どこを走っているのかもわからないまま、「ダイアモンに到着しました」とのアナウンス!!
でも、真っ暗!!どこにダイアモンドヘッドがあるのかもよくわからない状況。ここは本当にダイアモンドヘッドなんでしょうか?
そこへ畳み掛けるように「それではこれからライトを配ります」とのアナウンスが!!

なんと真っ暗な中、登山するようです!!

P1030055

これ、なんだかわかります?登山開始直後の、ほぼスタート地点の状況。

よく分からないと思いますが、実は凄い人数がいます。一列になって登山道を登り始めているのです。

 

正直、自分は舐めていました。

まあ、ツアーになるくらいだから、登山と言っても楽な方なんだろう、と。国際的な観光地なのだから、上りやすいように道も改良されているのだろう。また、途中からは観光地にふさわしく、エレベーターなんかもあって、頂上まですぐにつくだろう、と。

 

正反対でした!

 

スタート地点はなだらかだった道は、徐々に急になっていきます。

そしてしばらく行くと、明らかに「気軽な登山」ではない角度の斜面が!!
前方や後ろの方で「大丈夫か!」との大きな声が聞こえます。

「みんなどこ!?」「ママー!!」といった悲壮な声も聞かれたりします。

これは「ハワイでオシャレに登山」なんて言ってられない!

ここで目標が「ゆったりと日の出を眺める」から、「無事に下山する」へと変更を余儀なくされます。

前日にお酒を飲み、肉を食らい、ハワイアンダンスを堪能していたのに・・・。その7時間後には決死の登山をすることになろうとは!人生、何があるか、わからない。

挙式の翌日にいきなり試練が与えられたようです。結婚を神様の前で誓ったために、仏罰が下されたようです。仏様、申し訳ございません。今度、お墓参りと仏壇に御挨拶に伺います。ナンマイダー、ナンマイダー。

 

・・・登山中、黙々とミホトケへの懺悔を行っていると、ついに頂上に到着しました!!

 

 

 

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こちら!

ええ、「スンゴイ」人数でした!国際的な観光地だけに、てっきり函館山のような立派な施設があると思ったら、モエレ山山頂の広場ところの方が広い、という状況!!
そんなところに世界中から集まった観光客(日本人がほぼ6割)がひしめき合い、日の出を見るべく熾烈な場所取り合戦を繰り広げているではありませんか!!
頂上についたのもつかの間、次なる「戦い」が始まっていました!神よ、まだ我に試練をあたえたもうか!?
心の中の「ナンミョーホーレンゲキョー」が、一層、大きくなります。

 

 

でも、眺めはなかなか良かったです。

 

 

 

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これは到着直後の様子。まだ暗いですね。でも、ここからの夜景も綺麗でした。

 

 

 

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徐々に明るくなってきました。

 

それでは日の出の方向にズームイン!!

 

 

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果たして日の出は?

 

 

 

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ええ、雲で見えませんでした(苦笑)。
でも、ダイアモンドヘッド山頂からの眺めは、素晴らしかったです。貴重な登山経験となりました。

 

 

 

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麓に着くと、すっかり明るくなっていました。

そしてダイアモンドヘッドをまじかに見ることができました。

 

 

 

 

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以上がダイアモンドヘッドです。

 

2021年12月追記

このツアーについては、少し心残りがあります。

「登山」を軽く考え、前日にお酒を飲む予定を組んでしまった。もし、「準備万端」とはいかないまでも、「翌日早朝の登山のために」とお酒を控えるなりしていたら、もっと楽しめたと思います。

登山好きの方や、前夜、しっかりと体調を整え、睡眠も十分な方、でしたら、最高の思い出になると思います。それはお約束できます。