



審美歯科
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日高本線、沿線でのお話し・・・
*以下の記事は2021年4月1日に掲載したものです。
日高本線が歴史に終止符を打ちました。
自分は鉄道ファンとして、廃線の日の様子のニュースをネットで探っておりました。
その中で、廃線前から注目していた、あるブログがあります。
様似駅を訪れた方ならお分かりかもしれませんが、様似駅のすぐ近くに民宿があります。
熟年のご夫婦がされている民宿で、かなりの歴史があるそうです。
その民宿の女将さんが更新されているブログです。
このお宿のことは、NHKや道内民放局でも取り上げられていました。
女将さんは廃線が近づくにつれ、その思いをブログにつづっておられました。
廃線前の、リアルな状況が伝わってきて、楽しく拝見させていただいておりました。
なお、加納はブログを見るだけで、一切のつながりはありません。ただの他人です。
その女将さんは、「最後の日」をどのように迎えたのか知りたいと思い、更新を心待ちにしていたのですが・・・・。
廃線までほぼ毎日更新されていたのですが、31日はなかなか更新されず。
先ほど、ようやく更新されたので拝見したところ・・・・・。
だめ、思わずジンワリ泣いてしまった。
毎日、おかみさんが更新してきたのですが、最新記事では違う人が更新していたのです。
非礼を承知で、リンクを貼ります。ぜひ、皆さんの目で確かめてほしい。
最新記事から表示されますが、1月から順に読んでいってほしい。
「その日」が近づくにつれ、読み手も寂しい気持ちが高まってきます。
そして「最新の記事」は・・・。感動してしまいました。
様似町駅前民宿 女将のブログ (hatenablog.com)
(問題であればすぐに削除します)
決して暗く寂しい結末(4月1日現在の話ですが)ではありません。むしろほっこり暖かい気持ちになる。
日高本線にかかわった人々の人柄が伝わってきます。
様似は良い街のようですね。
つくづく、鉄路は沿線の街のそれぞれの人々の生活や人生と共にあるんだなあ、と実感。
札幌や東京などの大都市の方も、お近くの駅にあるレールの遥か彼方にある末端で、2021年3月31日に起きたノンフィクションを感じていただけたら幸い。
勝手に北海道鉄道ツアーを考えてみた!
明けましておめでとうございます。
今年も当院をよろしくお願いいたします。
昨年、北海道の鉄道についてご紹介した当ブログですが、今回は紹介だけではなく、自作ツアーも提案してみようと思いました。
その名は「ウォーキングビールプラン」です。
昨年の鉄道記事でもご紹介した「札幌~小樽間」ですが、景色が素晴らしいことに加えて、札幌と小樽の距離が38キロと絶妙!
そう、歩いていこうと思えばできる距離です。
この区間にある国道5号から見える景色は素晴らしい!
銭函を超えてから、視界いっぱいに広がる日本海を眺めることができます。
この区間の国道5号線の歩道は、札~小樽間まで完備されているので歩いても安全です。また、ところどころで銭函や朝里、桂丘などの市街地もあり、コンビニやスーパー、レストランなどもあるので休憩もできます。
さらに言えば鉄道も並走しているので、途中で汽車で戻ることもできます。
休憩、給水、リタイア時の移動など、ウォーキングを行うには最適な環境が整っています。
で、札幌駅から出発して小樽でゴールした後は、小樽ビールを楽しんで、帰りは汽車で札幌に帰る。
加納は学生時代に札幌駅から小樽駅まで「完歩」したことがあります。
たしか午前10時くらいに出発して、午後の4時くらいにゴールしたような気が。
逆もいいですね。小樽駅から歩き始めて、札幌駅でゴールしてから札幌駅や大通り、ススキノで乾杯する。
はっきり言って、38キロも歩いた後に飲む1杯は格別です!またお酒が飲めなくても食欲が増します!(人によって異なるけど)
今回のコースは、歩道が完備されていて安全なことから、お勧めしましたが、他の駅でも可能かもしれません。
釧網本線にはそういうコースがたくさんあります。
知床斜里~網走のコースは、オホーツク海や広い田園風景はもちろん、知床連山、斜里岳、トウフツ湖、藻琴湖などの景色が広がり、北浜駅くらいからは海に浮かぶ知床を見ることもできます。
また、この区間の中間くらいにある浜小清水駅がなかなか使い勝手がよく、この駅と藻琴駅か北浜駅の区間だけ歩くというのもいいですね。トウフツ湖を間近に見ることもできます。
また、浜小清水駅周辺は良い景色が広がっているので、駅を降りて散策するのもいいかもしれません。
浜小清水駅にはセイコーマートがあり、簡易ながらもレストランがあり、なんとあのモンベルもあるのです!アウトドアグッズがたくさんあり、必見です。近くのトウフツ湖はバードウォッチングには最適です。
この区間は平坦なので、歩きやすいと思います。
そういう観点で言えば、川湯温泉駅も周辺によい景色があります。なんせ屈斜路湖と摩周湖との真ん中で、硫黄山も近い。ただ屈斜路湖までは平坦だけど、摩周湖は道路があるけど急坂になっているので注意が必要。
釧路湿原駅で降りて塘路湖まで歩くと、釧路湿原を眺めることができます。
小樽から余市まであるき、余市で一杯飲んで汽車で帰る、というのもあります。この区間は日本海が間近にあるので迫力があるのだけど、アップダウンも大きいかもしれない。
ただ、札幌小樽間以外は、歩道が整備されているわけではないので、注意が必要です。
実際に歩くことで、北海道の広さが体感できます。
雄大な景色、と言いますが、歩くと全然変わらない(苦笑)。どこまでも追いつかないのですよ。
クルマやバイクでできるだけ多くを巡るのもいいけども、体で実感するのもお勧めです。
これらの場所は、全て鉄道の沿線なので移動手段もあります。
体力に自信がある方、このプランなら密も避けることができるので、試してみてください。
リメイク版BLACKよ!再び夕張に来てくれ!!
- Date / 4月 4th, 2021
- Category / 北海道の話題
昨日、驚きの発表が行われました。
なんと、「昭和」仮面ライダーの金字塔、仮面ライダーBLACKが、2022年に新たに制作される、とのこと!!
仮面ライダーBLACKは、昭和ライダーの中でも屈指の人気を誇っており、海外にもファンが多いことで知られています。
リメイクに選ばれるのにふさわしい名作です。
・・・・・というか、先日、夕張支線のところでお話ししたばかりだったこともあり、二重に驚いてしまった!!
そう、前仮面ライダーブラックは、夕張を舞台としたエピソードも作られていたのです!
そして令和になり、夕張は良くも悪くも知名度を上げている。
ここは夕張市、いや北海道が一丸となって、仮面ライダーブラックをもう一度、夕張に誘致するべく、動いてほしい。しかし今回は「昭和版」と異なり、かなり予算は少なくなるけど・・・・。
ゴルゴムよ、もう一度、夕張を占領してくれ!
そして仮面ライダーBLACKよ、もう一度、夕張を救ってくれ!!
もしそれまでに夕張市長選挙が行われた場合、「誰が出演するか」が最大の争点になりそう。
日高本線、最終日の様子 その2
最終日の様似駅のホームです。
6年前まで、確かにここに汽車が停車していました。
札幌方面の様子。
この線路を伝っていけば、札幌や東京にたどり着いていました。
今は災害で寸断されていますが、レールを通して大都会とのつながりを感じることができます。
赤さびたレールですね。年季を感じます。
最終日まで、レールの役目を果たしていました。
そして終着駅と言えばこちら。
レールの終端です。
これがレール止め。この景色を見ることができる駅は、全国でも限られています。
レールの先は駐車場でしたが、お邪魔して撮影させていただきました。なお、自動車に触ってしまわないよう、細心の注意を払いました。
森進一さんの歌が流行ったとき、ここを訪れる人も多かったそうです。
様似駅で降りて、バスに乗り換えてえりも岬へ。
襟裳ではないけども、その手前の様似の春はご覧の感じ。
繰り返しますが、黄砂じゃなければ快晴だったと思います。
一度、外へ出て見ました。様似駅の外観。
寂しくなってしまうのではないか、と不安の様似ですが、それは間違いです。
世界ジオパークにも選定されたアポイ岳はこれからも健在です。
毎年、多くの登山客もやってきます。
名残惜しいですが、そろそろ離れますか。
さよなら、様似駅。
お疲れさまでした。
再び静内駅です。
静内駅に戻ってきた時の時刻は11時ころ。
すごい人混みになっていました!
駅舎内には特設コーナーもできて、記念グッズも販売。特製のお弁当はすでに売り切れてしまっていました。
目当ての駅そばも常に満員の状況。
せっかくなんで、ホームの様子を探索してみました。
跨線橋ではなくご覧の感じ。田舎チックでいいですね。
これは様似方面の様子。
なんだか2014年の夏の時と、変化がない感じがします。
都会の鉄道風景はどんどん変わりますが、地方の鉄路はほとんど景色を変えません。
これが上り、札幌方面。
駅に至る直前に橋が架かっていますね。
なんとなく静内の街の「門」という感じがします。
2014年まで、静内でも「汽車に乗って札幌に行く」という感覚があったと思います。
静内駅が交通の中心となっているのも、「札幌とつながっている駅」だったから。
道内の多くの地方駅は、「札幌との汽車の時刻」を中心に、乗り継ぎの普通列車、駅前発着のバスなど、全ての予定時刻が決められます。
線路で札幌とつながっていることが、街の形も決めてきたといっても過言ではありません。
もちろん、日高本線が無くなったからと言って、札幌とのつながりが経たれるわけではありません。すでに静内の手前まで高速道路も到達しています。
ただ、「町の核」が曖昧になるのは事実。
道内の地方都市では「飲み屋街」が活気を失いつつあります。飲み屋街の多くが、駅前にできていたためです。
平成に入り、駅前が町の活気の中心であった時代ではなくなりつつあり、それに伴って「中心地」とはっきりと言える場所が少なくなってきています。
その結果、イオンなどの巨大ショッピングモールが中心となったり、郊外の大型店舗の集中地が一番活気のある場所になりつつありますが、札幌駅前や琴似のような、歩いて買い物をする、という機会が失われつつあります。みんな、車で移動する。
釧路も函館も室蘭も、それぞれの駅前が急速に衰退しています。
北海道の鉄道の衰退は、地方の生活の仕方をも変えつつあります。
お話それてしまいましたが・・・・・・
日高本線の最後の画像です。
様似駅の終端から、その先につながる風景の様子。
様似も確かに、札幌や東京、大阪、九州・四国とレールでつながっていました。
さよなら、お疲れ様、日高本線。
日本からまた一つ、「レールの終わる場所」の風景が失われました。
おまけ
2017年の8月に撮影したアポイ岳の画像を貼っておきます。
ごらんください!
すっごく綺麗でしょ?
ここのキャンプ場は、とても賑やかでした。
最後に、とても晴れた日の様似駅の画像を。
日高は、迫力ある海の青に、牧場の鮮烈な緑など、やっぱり原色に溢れていた路線でした。