審美歯科

診療案内

診療科目:
歯科・小児歯科
診療時間:
月・火・木・金
9:00〜19:00
昼休み/12:30〜14:00
土・日 9:00〜17:00
昼休み/13:00〜14:00
休診日:
水曜・祝日
お電話:
011-669-8211
所在地:
札幌市西区西野5条3丁目7-1
[map]

昨日で予定が終了しました

さて、手話の勉強状況を報告する、と息巻いていましたが、この2日ほど、予定があり、、、、。

先週の7月31日は、江端先生をお招きしての講演会があり、その後、所用が発生。

講演会の様子は後日、ご報告いたします。

 

また、加納は、昨年末より、学生時代には大した存在でもなかったはずなのに「同窓会理事」に就任してしまいまして。

 

その大きな会合が昨日、終わりまして。

 

皆さん、気遣っていただいたのですが、それが返って心をしめつけ、申し訳ない思いになってしまいます。

 

これにて今年、前半の大きな予定はすべて終わり。

 

思い返せば、今年の前半は理事会以外にも、歯科と関係のないところなどで「ナントカ係」になることが多く。

 

どれだけちゃんとできたのか。イヤイヤやっていたこともあったような。

 

あんまり引き受けすぎるのも良くないですね。適度に断ることも必要。

 

で、今年で辞める!と宣言していた歯科医師会の野球部なのですが。

こちらも「付き合いで出ている」というつもりで出場。

でもですね、その、一回だけ外野守備で出場させてもらったんですが、その一回で異様に楽しく思えてしまいましてね。

宴席では「しょうがないので来年もでますわ」的な偉そうなことをいっていたのですが、ちょっとやってみたいなあ、というのが本音。さんざん、やめる辞めないといっておいて、いいのだろうか?という疑問を持ちつつも、たま~にバッティングセンターに通ったりしています。

 

あと、摂食嚥下リハビリテーションに参加しています。

その研修では、「おでこ体操」など、数々のリハビリ体操が提唱されています。

ぜひ皆さんも実践してみてください。

 

 

ちょっと、様々なことが終わったので、肩の荷がようやく下りた感じ。もう半年も経ったのですが、今年も。

 

手話の勉強も再開予定。協力してくれる方も見つかったので、頑張ります。

小児の治療について③

ここまで長々と小児の治療について、当院の考えを書いてまいりました。

保護者の方が選んでいただく目安になっていただけましたら、幸いです。

 

ただ、これはどの歯科医院も同じですが、最終的には保護者の方の意向を尊重する形になります。

言葉では全てをお話しするのは難しい。

 

もし、ご不安なら、お子さんをお連れになる前に院内を見学していただき、加納に実際に会って決めていただいても構いません。

その際はしっかりとお時間をご用意し、当然ながら無料で対応させていただきます。

プライバシーの関係上、他のお子さんの治療を見ていただくことはできませんが、できる限りのことを説明させていただきます。

 

近年、保険制度も変わり、かなり予防にシフトしてきました。

虫歯もないのに歯科医院に行く意味があるの?お金の無駄では?

と思われるかもしれませんが、その考え方は曲がり角に来ています。

 

虫歯になった時点で、歯は元に戻らないので、その損害金額は測り知れないものになります。

歯を抜くことになってしまえば、噛めないことで様々な疾病にもなりやすくなり、生涯を通してみると、予防にかかる費用を大きく上回る費用が必要になります。

大変かもしれませんが、年齢に関係なく、定期的に歯科医院を受診することをご提案いたします。

余談ですが、細菌について。

「働く細胞」が大人気となり、生物に興味を持っているお子さんも多くなった、とのこと。

やっぱりマンガやアニメの力は大きいですね。

 

 

ここで面白いアニメを見つけたのでご紹介します。

内容は、がん細胞の世界を表現しているようなのですが、これを細菌が共同生活をしているバイオフィルムに置き換えてみても、同じと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

登場する一つ一つの丸い生き物が、いろんな種類の細菌たちで、バイオフィルムでは動画の中にあったように、一つの社会を作っているのです。

 

なのでミュータンス菌やジンジバリス菌だけが虫歯や歯周病を起こすのではなく、雑多な菌が同居するコミュニティが歯に出来上がっているのです。

 

がん細胞の特効薬はまだないそうですが、口腔内のバイオフィルムを破壊する方法はあります。

 

歯科医院での機械を使った歯の清掃です。俗に「歯石とり」というもの。でも、歯石だけではなく、その前段階のバイオフィルムを破壊することが大事です。

 

 

「マイクロバイオームの世界」という本の中で興味深い記述がありました。

 

人体の細菌の分布を調べたところ、細菌が一番多く生息しているのは腸内細菌で、全体の29パーセントを占めるとのこと。次が口腔内細菌で26%!!3位が皮膚で21パーセント、とのこと。

 

口は人体で2番目に細菌が多く生息している場所。

 

そして細菌に対して、薬ではなく、直接攻撃ができるのも口腔のみ。

 

ぜひ、定期的に歯石取りをしに、歯科医院に行ってみてください。

小児の治療について②

続いて、具体的な治療についてお話しします。

 

治療について、自分は様々な先生の考えに接する機会がありました。

小さくても削って治す、という方針から、どんなに大きくても極力削らない、もしくは4歳になるまでは削らない、などなど。

これもそれぞれの先生で考えが異なると思います。

 

4歳になるまでは削らない、というのは、恐らくトラウマを考慮してのことと思われます。

もちろん、早い時期から歯を削ることは避けたいですが、痛みが出そうなくらいに大きな虫歯がある場合、や、虫歯になっている歯の数が多い場合、その他などで、治療が必要になる場合もあります。

2歳か3歳の段階で、虫歯になっているお子さんもおられます。珍しい、とも言い難いです。

そして乳歯に虫歯が多いと、永久歯も虫歯になりやすい、というのも事実です。

唾液の質が虫歯になりやすい、という点と、何よりも乳歯の虫歯が永久歯に移ってしまう、というのも要因として大きな部分を占めています。

 

永久歯の虫歯予防、ひいては子供の生涯にわたるお口の健康のためにも、早期からの治療が必要な場合があります。

乳歯はいずれ生え変わるから削らなくてもいい、というわけでもなく、乳歯の虫歯が永久歯に移らないために削る。広い意味で、虫歯を予防することになります。

基本的には虫歯の部分を削って詰める、ということになるかと思います。

 

ここで問題になるのが、2歳や3歳などの低年齢児の虫歯。

 

この場合、痛みがある場合などを除いて、前述のように、「歯を削る機械」を使わずに、「手で虫歯を掻き出す道具」を用いて、できる限り虫歯を取って、詰め物を詰める、を行っております。

この詰め物ですが、グラスアイオノマーと呼ばれるものを使用しております。グラスアイオノマーにはフッ素も入っているので、虫歯の進行を抑制、もしくは治癒も期待できます。

虫歯を完全に取る、のではなく、進行を止めるためにフタをする、という感じでしょうか。

他の歯へ虫歯が波及するのを防ぐうえでも効果があると思います。

 

この処置は機械を使わないので、お母さんの膝の上でさせてもらうこともあります。

また、それも難しい場合には、シーラントを虫歯の穴に詰めておく、という処置をとることもあります。

とにかく、「虫歯を何かでふたをする」というのが大事かと思います。

 

これは小学校に入った後の、乳歯の生え変わり時期にも言えるかもしれません。

あと少しで生え変わるけども虫歯になってしまった場合、そのままでは永久歯に移る可能性があるため、せめてその上にフタをするような感じで詰め物を詰めて、虫歯の波及を防ぐことも必要な場合があります。

 

 

上記のように、2歳児、3歳児でも、なんらかの治療が必要になる場合があります。

それでも、当院では痛みがある場合以外は、虫歯があっても、保護者の同意がなければ無理には治療を行わない、を基本方針としています。

「虫歯があっても」と書きましたが、あまりにも大きな虫歯の場合は、痛みが無くても、了解の上で治療を行う場合もあります。

それが無理な場合、せめて何かでフタをする、という処置を行うことをお勧めしています。

 

自分の治療の基本的な姿勢は、乳歯の虫歯は極力、治す、もしくはフタをする。逆に永久歯は極力、削らない、です。

 

お子様の心理的な要因を考慮して、大きくなるまで無理には治療をしない、というのもとても大事な選択です。

その場合、虫歯を放置することで将来、永久歯が虫歯になるリスクも高まる、ということをご理解いただきたいと思います。

 

無理に治療しない場合でも、定期的な検診をお勧めします。フッ素塗布や、虫歯の進行抑制薬の塗布、歯の清掃などを行う、など、やれることもあります。

 

大事なのは、やっぱり虫歯にならないこと、ですね。

永久歯の虫歯を防ぐには乳歯のころからの虫歯予防が大事。

それは、皆さんの思っているよりも早い段階から始まります。

 

離乳食の始まる時期や、卒乳の時期など。

卒乳時期については様々な見解があり、自分は専門家ではないので触れませんが、確実に言えるのは、授乳したまま寝てしまうことで、虫歯になってしまう、ということ。

 

生誕直後の授乳期は、母乳をエサにする細菌がいないので虫歯リスクは低いですが、離乳食が始まって様々な細菌が住み始めると、母乳をエサにして虫歯にする細菌も増え始めます。

細菌を住まなくする、ということは不可能です。むしろ赤ちゃんは様々な細菌と同居することで、腸内細菌や免疫も強化されていきます。

 

 

ちょっと話がそれましたが、小さなお子様に虫歯があった場合のお話をいたしました。

 

 

どの方法でも、最終的には保護者の方の同意がなければ、無理に行いません。

来院すると自動的に治療が始まる、ということはありません。

 

疑問に思ったこと、不安なことなどは、すぐにお聞きください。

 

続きます