



審美歯科
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☆2014夏の鉄道★日高山脈突破!の旅 その4 「日高越え」なるか!?
*2021年3月4日 追記
今回、ご紹介する富良野から十勝へ抜ける根室本線の区間は、現在は不通となっています。あしからず。
そろりと富良野駅を離れた普通列車。
ここからはついに「日高山脈越え」への道程となります。
これはまだ富良野盆地の中の様子。野球場がありますね。
車窓の風景。
徐々に東西方向の山地が狭まってきました。
いよいよ十勝との「国境」が近づいてきた模様。
途中、いくつもの無人駅を過ぎました。
さて富良野からは席が比較的、開いていたため、院長は車両後方のソファーシートに座りました。
すると向かいに壮年と思しき男性が。
なんだか「スゴイカメラ」を持っています。長くて太いレンズが装着されているヤツ。(カメラに疎くてスンマセン)
そして車内をせわしく動き回って、色々な車窓風景を撮影しておられる様子。
しかも地図で針路と場所を確認しながら!!
これは「撮り鉄」の中でも上級者の技!
上級者の方は、乗ったことの無い路線でも、事前に地形地図を見て、「絶景ポイント」を予想、その場所の風景を確実にカメラに治めるのです。
これには高等テクニックが必要で、地図上の鉄路の流れ、川筋、山岳の等高線などの関係を吟味して、その風景を想像する、という作業が必要になるのです!!
かなりの高度な想像力が必要とされます。
・・・・・・・・・え?イマイチどう凄いのか、わからないって?
わかりました。ではここで、ごく簡単な例題を出します。
このように、ごくごく簡単な地形図があるとします。これは例題のために院長が作成したフィクションの地図です。実際には存在しません。
このように、地図上には鉄道とJR線の鉄橋が記載されています。
この地図の・・・・・・・
この「×」を着けた地点(高台の展望台がある、と想定します)に、皆さんが立つとします。
そこから矢印の方角を見たとき、どのような景色が見えるであろうか、想像できますか?
このような景色が「瞬時に」(←ココ、強調!!)浮かばないとだめです。ええ、「瞬時に」(!!)です。
その場に行ったことが無くても、上記のような「鉄道風景」が想像できないと、「上級撮り鉄」とは認められません。
もう一度、おさらいです。
上級レベルの撮り鉄は、現地に赴く前に図書館や公的機関にて、国土地理院発行の地形図を精査。
地図上から予想される「鉄道風景」を想像し、さらに時刻表と地図上の位置関係からその「鉄道風景」に何時に列車が通過するか、推測したうえで撮影ポイントを入念に選定し、行動しているのです。 つまり「わあ、この景色良いなあ」と、見てから初めて撮影する「初級者」とは、スタート以前に勝負がついているのです!!
しかし上には上がいる。「超上級者」ともなると、なんと廃線跡でそれを行ってしまいます。
廃線だけに現在の地図では鉄路は記載されていません。そのため過去の地図を探し出して現在の地図と照合させ、「鉄橋跡」「駅跡」などを想定、現地へ向かうという、推理力を駆使する作業を行う必要がある上に、行ったらすでに何もなかった、という事態も十分起こり得るわけです。
まさに「超上級者」のみが挑戦できる「至高の鉄道風景」。
以上の事から、今回、同乗した壮年の男性は「上級者」であることが想像されます。もしかしたら北海道出身者ではないのでは?と、院長は推測。
後に聞いたところ、やっぱり「東京からやってきた」とのこと。
まあ、それはさておいて、風景写真の続きでも。
これはまだ富良野盆地の中の画像ですが、次第に山間部に入っていきます。
周囲は木々ばかり。
すると、不意にトンネルに入りました!
それも結構、長時間。
その時、これが「新狩勝トンネル」であることに気が付きました!
ついに今、「日高山脈越え」が敢行されているのです!!
長い長い時間が経ちました(個人的感覚)。暗い車窓が続きます。
そして、ついにトンネルを抜け、明るさが戻りました!!
そこで見た景色は・・・・・・・・
十勝平野の風景でした!!!!
・・・・・・・・え?あんまり風景の違いがわからないって?
う~ん、なんとなく十勝っぽいんですけどね。
どうやら新得の街が見えてきたようです。
こうして無事、日高山脈突破に成功!
次なる目標は「新得ソバ」!!
*一応、言っておきますが、別に汽車で日高山脈を越えることは大変な事ではありません。追加料金もかからないし、パスポートも必要ありません。念のため。