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ふるさと銀河線メモワール その1 岡女堂駅
鉄道記事を漁っていたら、ふるさと銀河線の記事を見つけました。
もう16年も前に廃線になった路線です。あの頃、高校生だった人たちも、今では30代中盤になっていることになります。
鉄道ファンにとっては「趣のある鉄道風景」ですが、10代の濃厚な時期を銀河線で過ごした人たちには、今も強烈な人生の思い出の場面の中に、銀河線が生きていると思います。
鉄道ファンに限らず、「旅行」と言えば汽車の中の風景を思い浮かべる人も多いはず。
コロナの中の息苦しい思い出は、汽車に揺られることで上塗りしてしまいましょう!!
・・・しばし、もはや存在しない鉄道路線のノスタルジックな汽車旅にお付き合いください。
(2021年3月5日 加筆)
以下、2015年当時の記事となります。
まずは9年前に廃線となった、ちほく高原鉄道「ふるさと銀河線」をご紹介。
北見と池田という地方同士を結んだ路線は、当然のように何度も廃線が取り沙汰されてきました。
当時、十勝に住んでいた自分は「廃線」の日に立ち会うことができました。
廃線になった後も沿線の日常は続いています。かつての線路後は撤去され、草木で覆われ、ここに鉄路が走っていたという証は人々の記憶の中の存在だけになりつつあります。
そうして興味本位で銀河線跡をたどっていたら、なんと予想していなかった鉄道風景を見ることができました!!
まずは旧「岡女堂駅」からご紹介。
こちらは本別にある「岡女堂駅」です。
かつて神戸に本社があった「岡女堂」の本別工場は、銀河線の沿線にあったため、岡女堂が3000万円を寄付して工場に隣接して建設しました。そのため、駅舎の完成も1995年と新しく、ご覧のようにオシャレな感じ。なおその後、岡女堂は無くなったそうで、今は鶴雅グループの工場となっています。駅舎もバス停として、利用されていました。
ホームの様子。なかなか立派ですね。
銀河線の駅は、その自治体や字町にとっての「玄関」あるいは「顔」であった駅も多く、そのため立派な駅舎もありました。旧本別駅や旧足寄駅などは、今でも「道の駅」として利用されています。また字町のコミュニティセンター的な建物にもなっているところもありました。網走管内でも旧置戸駅、旧訓子府駅、旧上常呂駅などはかなり豪華な駅舎で、今でも街の「中心」となっています。 どの駅も町の公共施設と併設して建設されているため、現在もきちんと使用されています。
かつての駅名看板が、今でも綺麗に残されていました。
銀河線の駅舎は、沿線の各自治体の中心地にあり、公共施設ともなっているため、今でもそれなりに人の賑わいがあります。
駅名の看板がなければ、そこが駅舎として使用されていたとは気が付かないでしょう。
でも、どこの旧駅舎でも看板を残し、レールは無いのにホームも残っていました。
レール無くなった今でも各駅のつながりを守っていきたい、という思いも感じます。
レールも無く、列車も通らないけれど、この駅には確かに「銀河線」の存在を感じました。
皆さんは、レールの無い駅を見て、何を感じますか?