



審美歯科
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☆2016夏の鉄道旅★留萌本線の旅 その1 プロローグ
今回からは、2016年の夏に行った留萌本線の鉄道旅をご紹介。
2016年の12月、留萌本線の留萌~増毛間が廃線となりました。
「本線」とついているだけに、かつては重要な路線でしたが、自動車が主流となった現代では役目を終えました。
5年前のこの時はあくまでも留萌本線の「一部区間」の廃線であり、深川ー留萌までの鉄路は存続していましたが、2020年3月に留萌本線にほぼ並走する深川留萌道が全線開通。
そこへコロナがJR北海道の経営状況を直撃する状況となり、留萌本線自体の廃線も現実味を持ち始めてきました。
5年後、留萌本線は残っているのでしょうか?
(2021年3月6日加筆)
今回から夏休み企画の第二弾を開始いたします。
テーマは「鉄道」!!
皆さん、やはり夏になると、なぜだか無性に鉄道に乗りたくなりますよね!(なるよね?)
院長は2014年以来、毎年、この時期に鉄道旅行を敢行しております。
そして今年も夏の鉄道旅の季節がやってきた!!
今回、乗車してきたのは、今年の12月4日に一部区間が廃止となる、留萌本線です!!
まずは路線図でご紹介!!
すいません、今年は何かと多忙であったり、細菌の記事に力を入れ過ぎちゃったりで、色づけしている時間がありませんでした。
左の下に、札幌があります。それを北上した所、旭川と滝川の間にある深川駅から始まるのが留萌本線です。
ここですね。
かつては留萌から北に向かう「羽幌線」がありましたが、1987年に廃線となっています。
そしてこの冬、留萌から南に向かう区間も廃止となります。
留萌と増毛の区間です。
この区間は日本海と急峻な陸地がダイレクトに接する険しい地形であり、また冬期には海際の地帯に特有な、突風と大しけ の影響を直に受けてしまいます。
そのため災害による不通や運休も頻繁に起こっていました。確かに毎冬、増毛区間の鉄道が不通になった、というニュースを耳にしていたように思います。
それだけに維持もなかなか大変らしく、さらには随分長い間、北海道一と言われるほど利用者が極端に少ない状況が続いており、昨今のJR北海道の問題がなくても、いずれは廃止されるであろうと言われていました。
自分は留萌本線に乗ったことはありませんでした。
留萌には若い頃、車で通過したことはあったのですが。
ずっと、一度は乗って見たい、と思っていたのですが、なかなか実行できずにいました。
実際、留萌本線に乗って、札幌まで帰ってくるのはなかなか大変で、今回も一泊旅行となりました。
廃止が決まったからこそ、重い腰を挙げた、というところですが、これは鉄道ファンとしては恥ずかしいですね。
留萌本線には、当然ながら、特急は走っていません。でも、そんなローカル線でしか楽しめない、のどかな車窓が確かにあります。
これは日高本線に乗車した時に実感した事ですが。
北海道には留萌本線を始め、日高本線、釧網本線、富良野線などのローカル線があります。一部区間で言えば、根室線の釧路ー根室間や函館本線の小樽ー長万部間などもローカル線の範疇です。
これらの区間は以前より、廃止検討の対象となってきました。
実際、日高本線はいまだ復旧の見通しが立たっておりません。小樽ー長万部区間は北海道新幹線の札幌延伸とともに廃止が確実。
ローカル線には特急列車が走っておらず、普通列車のみしか運行されていないため、なかなか観光客には近寄りがたい場所ではありますが(特に留萌本線や日高本線などの盲腸線では)、北海道の「最果ての景色」も、なかなか味わいがあります。北海道自体が「最果て感」がある上に、「鉄路の末端」ではさらにその実感が増します。これが道路ではなかなか味わえない。
だからこそ、北海道の終着駅や端っこの駅は、多くの日本映画の舞台に選ばれているのだと思います。
東京や大阪の駅には、全国から鉄路が集まり、分単位で車両が停車と発車を繰り返していますが、その鉄路の先には終着があります。
今回はそんな「終着駅」の一つをご紹介。
皆さんの馴染みの駅で見かける鉄路の行き着く場所を見てみましょう!!
おまけ
まずは出発前に、札幌駅で「例のアレ」を行いました。
また一つ、日本から終着駅がなくなってしまう寂しさとともに、飲み干しました。(飲みたいだけじゃねーか!!)