



審美歯科
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2017道東鉄道旅行⑭ 釧路市立博物館その2
釧路市立博物館の続きです。
中ですが、釧路湿原の成り立ちやアイヌ関連の展示、釧路周辺の動植物などが幅広く展示されていました。
アイヌ関連のコーナーです。
なかなか豪華な模様ですね。
ご覧のように、精巧な龍の装飾があります。
これは「蝦夷錦」です。模様からもお分かりのように中華の雰囲気を感じますが、アイヌは沿海州北部、アムール川を少しさかのぼったところで「山丹交易」という、中華王朝との交易をおこなっていました。この時に、明王朝などから中国の装束が北海道に渡り、アイヌが使用指定ました。
江戸時代の松前藩の収入の大部分も、アイヌを通した交易によるもの。この時、松前藩は、特に樺太アイヌに、不利な取引であっても無理に行わせて、藩の収入にしていました。そのため樺太アイヌは多額の借金を抱えてしまいますが、幕末に樺太を領有する必要を感じた幕府が、樺太アイヌの借金を肩代わりした、と言われています。
他にも釧路の太平洋炭鉱のコーナーも。今や国内唯一の炭鉱となってしまいました。
自分は昨夏、夕張、赤平も尋ねたのですが、その際に石炭について、下調べしました。二酸化炭素排出量は、最近の技術開発によって、石油にかなり近い数字に迫ってきているそうです。このあたりは近々「夕張編」でお話しします。
そして、かつて釧路が海だった時代に生息していた(と思われる?)生物たちの骨格標本が展示されていました。
いやあ、本当にでかい!!
おそらくアゴの部分だと。穴には歯が生えていたのではないか?と。
人間以外の歯については、歯学部一年の時に授業がありました。
サメの歯、とか。こっちも調べてみると面白そうですね。
なお、歯周病があるのは人間と犬だけ。人間が犬にうつしてしまったんでしょうかね?獣医さんに聞いてね。
でっかい下あご!入口のようですね。
いろんな動物の巨大な骨を見ることができますよ。
さて、釧路湿原についての下調べが終わったところで、いよいよ旅の目的の一つ、「湿原ノロッコ号」に乗るべく、釧路駅に向かいましょう!!