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2017道東鉄道旅行(35) トウフツ湖④
2021年3月 追記
今回の記事は2016年に掲載したものになります。せっかくトウフツ湖をご紹介しているのだから、一緒に紹介してしまいます。
以下、2016年6月に掲載したものになります。
場所は一番右側。
隣りに藻琴湖という、小さな湖がありますが、その先にあります。すんません、作図の間違いで藻琴湖はトウフツ湖の東側、図で言うと右側になります。本当にすみません。
図ではトウフツ湖とオホーツク海との間が薄い陸地で境されていますね。あの薄い陸地に国道が通っています。
これは国道から見えるトウフツ湖。湿地の豊かな環境はわかるけど、イマイチ湖の様子がわかりづらいのも事実。
で、湖のほとりに水鳥の観測センターがあるので、行ってみましょう!!
こちらが夏のトウフツ湖。曇っているのが残念ですが、ご覧のように鏡のような静かな湖面。
で、実はこの画像の中にも何かいますわかりますか?
実は結構、多くの水鳥が生息しています。なんだかんだで年中、何かの水鳥が、トウフツ湖を住まいとしていますよ。
センターに望遠鏡があって観察することができます。
ここまでが夏のトウフツ湖。今度は冬の顔です。
こちら。
ご覧のように、冬でも水鳥が休んでいます。
冬にはオオハクチョウもやってきます。
かつてこの場所では餌が売っていて、水鳥にあげることができたのですが、生態系への人為的影響が懸念され、2014年から中止されました。でも、間近で水鳥を見ることができますよ。
この画像を撮影した当時(2012年1月)は、まだ、餌を与えることができていたので、水鳥は人を恐れることなく近づいてました。(接近しすぎると逃げたど)
トウフツ湖は厳寒期でも一部は凍らず、水鳥たちの休息所となります。
トウフツ湖は年中、水鳥たちで賑わう、珍しい湖。
夏には繁殖のために「夏鳥」がトウフツ湖を訪れ、冬には「冬鳥」が越冬のためにやってきて、それ以外にもトウフツ湖を移動の「中継地」として利用する旅鳥もやってきます。まさに日本最大の鳥類の「ハブ空港」。
また絶滅危惧種もたくさんやってきます。ヒシクイ、タンチョウ、ハクチョウをはじめ、水鳥以外でもオジロワシやオオワシなども、トウフツ湖の周辺で生息しています。
さらにはトウフツ湖には鳥に限らず魚類も多様に生息し、中にはイトウやヒメマスという、絶滅危惧種も生活しています。
さらにさらに、トウフツ湖は地図にある通りの地形のため、海側の湿地には塩分の多い塩水性湿地帯植物が、陸側には塩水の影響が全くない淡水生の湿地が広がるために淡水生湿地帯植物が、そして湖の中の植物に至っては様々な性質の植物が生息しています。
このように、あまり有名ではないものの、トウフツ湖の生態系は道東一、北海道一の多様さを持ち、日本でも有数の場所となっています。
オホーツク地方の生態系を最もよく表している場所でもありますので、一度、立ち寄ってみてください。
背後に冬の斜里だけが控えます。年中、珍しい鳥を見ることができますよ。
2021年3月16日追記
繰り返しになりますが、画像は全て2016年、あるいは2012年当時のものになります。
水域と陸域の判然としない区域が多い道東では、多くの鳥が飛来してきます。