



審美歯科
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日高本線、最終日の様子 その2
最終日の様似駅のホームです。
6年前まで、確かにここに汽車が停車していました。
札幌方面の様子。
この線路を伝っていけば、札幌や東京にたどり着いていました。
今は災害で寸断されていますが、レールを通して大都会とのつながりを感じることができます。
赤さびたレールですね。年季を感じます。
最終日まで、レールの役目を果たしていました。
そして終着駅と言えばこちら。
レールの終端です。
これがレール止め。この景色を見ることができる駅は、全国でも限られています。
レールの先は駐車場でしたが、お邪魔して撮影させていただきました。なお、自動車に触ってしまわないよう、細心の注意を払いました。
森進一さんの歌が流行ったとき、ここを訪れる人も多かったそうです。
様似駅で降りて、バスに乗り換えてえりも岬へ。
襟裳ではないけども、その手前の様似の春はご覧の感じ。
繰り返しますが、黄砂じゃなければ快晴だったと思います。
一度、外へ出て見ました。様似駅の外観。
寂しくなってしまうのではないか、と不安の様似ですが、それは間違いです。
世界ジオパークにも選定されたアポイ岳はこれからも健在です。
毎年、多くの登山客もやってきます。
名残惜しいですが、そろそろ離れますか。
さよなら、様似駅。
お疲れさまでした。
再び静内駅です。
静内駅に戻ってきた時の時刻は11時ころ。
すごい人混みになっていました!
駅舎内には特設コーナーもできて、記念グッズも販売。特製のお弁当はすでに売り切れてしまっていました。
目当ての駅そばも常に満員の状況。
せっかくなんで、ホームの様子を探索してみました。
跨線橋ではなくご覧の感じ。田舎チックでいいですね。
これは様似方面の様子。
なんだか2014年の夏の時と、変化がない感じがします。
都会の鉄道風景はどんどん変わりますが、地方の鉄路はほとんど景色を変えません。
これが上り、札幌方面。
駅に至る直前に橋が架かっていますね。
なんとなく静内の街の「門」という感じがします。
2014年まで、静内でも「汽車に乗って札幌に行く」という感覚があったと思います。
静内駅が交通の中心となっているのも、「札幌とつながっている駅」だったから。
道内の多くの地方駅は、「札幌との汽車の時刻」を中心に、乗り継ぎの普通列車、駅前発着のバスなど、全ての予定時刻が決められます。
線路で札幌とつながっていることが、街の形も決めてきたといっても過言ではありません。
もちろん、日高本線が無くなったからと言って、札幌とのつながりが経たれるわけではありません。すでに静内の手前まで高速道路も到達しています。
ただ、「町の核」が曖昧になるのは事実。
道内の地方都市では「飲み屋街」が活気を失いつつあります。飲み屋街の多くが、駅前にできていたためです。
平成に入り、駅前が町の活気の中心であった時代ではなくなりつつあり、それに伴って「中心地」とはっきりと言える場所が少なくなってきています。
その結果、イオンなどの巨大ショッピングモールが中心となったり、郊外の大型店舗の集中地が一番活気のある場所になりつつありますが、札幌駅前や琴似のような、歩いて買い物をする、という機会が失われつつあります。みんな、車で移動する。
釧路も函館も室蘭も、それぞれの駅前が急速に衰退しています。
北海道の鉄道の衰退は、地方の生活の仕方をも変えつつあります。
お話それてしまいましたが・・・・・・
日高本線の最後の画像です。
様似駅の終端から、その先につながる風景の様子。
様似も確かに、札幌や東京、大阪、九州・四国とレールでつながっていました。
さよなら、お疲れ様、日高本線。
日本からまた一つ、「レールの終わる場所」の風景が失われました。
おまけ
2017年の8月に撮影したアポイ岳の画像を貼っておきます。
ごらんください!
すっごく綺麗でしょ?
ここのキャンプ場は、とても賑やかでした。
最後に、とても晴れた日の様似駅の画像を。
日高は、迫力ある海の青に、牧場の鮮烈な緑など、やっぱり原色に溢れていた路線でした。