審美歯科

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本棚通信  夏休み・冬休み・春休み、お子さんの昼ごはん対策特集!!(2016年1月15日掲載)

今回は、長期休みの際のご家族向けのレシピ本。

皆様のお力になれれば嬉しい限り。

 

 

 

 

 

 

夏休み真っ盛り!(2015年夏に掲載しました)

みんな、順調に遊んでいるでしょうか?宿題は大丈夫でしょうか?

毎日がお休み、という夢のような日々を満喫している子供たちと裏腹に、お母さん方に夏休みについて聞くと、「もう、大変!」とのお答えが多く聞かれます。

なんでだろう?と、詳しく伺ってみると、「とにかくお昼ご飯をどうするか、困ってしまう」とのこと。

このご回答は、毎年のようにお聞きしています。

 

わかりました。そのお悩み、かのう歯科がお引き受けします。

今回は、そんなお母さん方の「夏休みのお昼ごはん問題」を解決すべく、手軽にできるレシピ本を納めてみました。

今回の選定にあたっては「手軽」「ラク」「簡単」「すぐできる」をテーマに絞っています。しかし、どれもプロの方の考案した料理のため、栄養面もバッチリ!!ぜひ、参考にしてみてください。

それではさっそくご紹介!!

 

 

1、ラクうまごはんのコツ    瀬尾幸子     新星出版社

いきなりインパクトのあるタイトルの本をご紹介。
料理研究家の瀬尾幸子さんは「外食では食べられない、ちゃちゃっと作ってほっとできる」お家メニューを追及されている、とのこと。
この「ちゃちゃっと」という表現、実にすばらしいですね。別に動作を表しているわけではないのに、どういうことが十分に伝わる。日本語の表現力の広さを感じます。誰に教わることもなく、「ちゃちゃっとやる」って言えば、大人から子供まで通じてしまう!
瀬尾さんは「私の料理は、手間も調味料もとっても少ないんです」と述べています。だからこそ「失敗」が少ない、とのこと。
実際、内容は「さんまの塩焼き」「ロールキャベツ」など、決して意表を突くような料理のレシピが並んでいるわけではありません。
でも、その家庭料理の「基本」のおかずを、いかに「ちゃちゃっと」作るか、が追及されているとのこと。(なんせ院長は料理をしないので手順を吟味できません。すんません)
でも、「ありきたり」なおかずこそ、栄養も安定している、と言えますし、休みに乱れがちなお子さんの食生活も保つことができるのかもしれません。でもちゃんと「オムレツ」特集なんかもあったりして、お子さんの心をつかむようなメニューも収録されています。
ぜひこの本で、「ラク」に過ごしてください!

 

 

2、ガサツに楽ウマ!ごはん     後藤麻衣子      笠倉出版社

2冊目は、さらにインパクトの強いタイトルの本をご紹介。
「ラク」の前に「ガサツ」をつけるダメ押しっぷり!
そこまで楽になりたいか!そう叫んでしまう今日この頃。しかし人間心理をよく理解していますね。ついつい気になってしまう!
しかし内容は、決して「ガサツ」ではありません。しっかり旨そう!
「切るものなしカレー」では、手羽先の上に濃厚そうなカレーがしっかりかかっています。それでいてこのお料理、まな板と包丁を使わない!混ぜて煮るだけ、という驚きの簡単さ!
「豆腐の卵とじ」では、調味料に「めんみ」を使って味付けの手間を省いている!しかも美味しそう!!
でも栄養バランスを失っているわけではありません。「珍獣シーザーサラダ&野菜のオーブンポトフ」では、彩り鮮やかな野菜料理を披露。
「ラクはするけど栄養はしっかりする」というお母さん視点を失っていません。
さらに第2章に進むと、タイトルが「やる気がない日にユル~く作れるガサツごはん」と、さらに「ガサツ」っぷりが加速!
でも「グランタン」であったり、「チーズミートパイ」など、手間がかかってそうなメニューが並んでいます。これらのメニューがどうやったら「ガサツ」に作れてしまうのか、それは読んでみてのお楽しみ。
そして第3章では「子どもと一緒に作れる楽育ごはん」との題名が。
そうですよね。確かに手間のかかるお子さんのお昼ごはんではありますが、それならばいっそのこと、一緒に作ってしまいましょう!良く考えたら、お子さんが料理を覚える時間って、長期のお休み以外、なかなか無いですよね。それに料理を作れると便利なのは、男も女も関係なし!
せっかくの夏休み、一緒に料理することで、忘れがたい思い出が残るかもしれません。しかし「楽育」とは、良い言葉ですね。

 

 

 

3、おとなごはんと一緒に作るこどもごはん     フルタニマサエ     日東書院

夏休みに家にいるのは、決して子供だけとは限りません。週末になるとご主人もいたりして、さらに家の中が大混雑になるものと思われます。会社によっては「夏休み」もあると思われますし、「お盆休み」が控えているし。
と、いうことは、お母さん方はお子さんに加えて旦那さんのお昼ごはんも作らなければならない!(旦那さんが料理好きなら別ですが)
そこで3冊目には、大人と子供、両方のご飯を一緒に作ってしまえるレシピをご紹介。
この本では「パパママごはんをアレンジするだけ!」で、お子さんの料理も「かんたん!おいしい!栄養たっぷり!」に作ってしまえる、とのこと。内容はどちらかというと幼児向きに作成されている、とおもわれますが、カレーやハンバーグなどは、大人子供関係ない、永遠のテーマです。
さらには「ピッツァ」や「魚のつみれ汁」に至っては、今、見ている私(40歳・男)でもすぐに食べたくなってしまいます。
「旦那と子供のごはんが大変」とお嘆きのお母さん方、この世には同じ悩みに直面し、解決策を見つけた方も必ずおられます。なのであまり悩みすぎなくて大丈夫!!
今回は「ラク」「ガサツ」などをキーワードにしてまいりました。
でも、どれもやっぱりお子さんやご主人など、ご家族への配慮がなされているんですね。
独身の男の一人暮らしの「ガサツ」っぷりなんて、こんなレベルではありません。
「カップメン」が料理の範疇に入る世界です。「今夜はちょっとボリュームを上げるか!」といっても、カップメンのツユをご飯にかけて七味をふるレベルです。「コメがあれば、なんとか生きることができる」というレベルで思考しますし。
この場合、「腹がいっぱいになるか」が大事であって、栄養は考慮されません。

そう考えると、「ガサツ」の中にも栄養もキッチリ考慮されていて、家族への愛情を感じます。

家族への思いを保ちつつも「サボる」。とても器用なワザと思います。

これらの本を本棚におさめますので、ぜひ参考にして、お母さんも夏休みを楽しんでみてください!!