審美歯科

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本棚通信 コーヒーとケーキの本(2016年1月14日掲載)

続いてケーキとコーヒーの本の登場です!

対極の味のように思える両者ですが、それだけに愛称は最高!!

でも不思議ですね。ケーキにはお茶じゃなくて、やっぱりコーヒーがいい。ケーキの甘さにはコーヒーの、あの香ばしい感じが合う気がするのです。

それと同じく、饅頭や串団子などにはコーヒーではなくお茶じゃないと、なんだか落ち着かない。

今度は和菓子の本もそろえてみますね。

 

1、コーヒーの基本     枻出版

当院には紅茶に関する本がありますが、多くの方に読んでいただいております。やはりお母さんが多く購読されている様子。
しかし、コーヒーに関する本がありませんでした。
いつの間にか「喫茶店」が「カフェ」という名前に変化しましたね。確かに喫茶店だとスパゲティやハンバーグ、挙句には「野菜炒め定食」などもある印象がありますね。まあ、ちょっとした洋食屋さんといった感じ。でも、カフェだと、本当にコーヒーで勝負しているイメージが。マスター自らコーヒー豆を厳選し、淹れ方にもこだわりがあり、泡でアートまでしてしまう。サイドメニューもおいしいケーキやオシャレなサンドウィッチなど。なんだか品の良い感じが見受けられます。

冒頭から話がそれましたが、今回はコーヒーについての専門書を納めてみました。コーヒー豆についての深い知識や、淹れ方の基本、原産国の紹介をみていると、紅茶に比べ、どことなく「庶民的な」存在だったコーヒーが、なんとも奥深い飲み物に思えてきます。これは極めがいのある分野かもしれません。
スターバックスなどが札幌に参入して10年近くになるのでしょうか?それまで特別に意識していなかったコーヒーですが、それ以来、「コーヒー」というジャンルとして感じるようになった気がします。

こちらの本は気軽な飲み物なのに奥深い、コーヒーについての入門書になると思います。診療を待つまでの間に読んでいると、口の中にコーヒーの香りを感じること請け合い(?)。

 

2、まいにち食べたい”ごはんのような”シフォンケーキの本       主婦と生活社

当院の本棚にはドーナツやトーストの本などもありますが、そういった特定の食べ物を扱った本を選ぶ際に重視しているのが「見た目」。表紙にとてもおいしそうな写真が掲載されているものを選んでいます。そして中身に写真が豊富かどうか、も。食べ物の本は目で見て満足できないと嫌だ!という、院長のおかしなこだわりが反映されているのです。実は今回、コーヒーの本を選ぶ際も、結構迷いました。コーヒー専門の本をいくつか見てみたのですが、教科書のように文字が並んだ本が結構多い。診療を待っていただく間に読んでもらう本、を前提とすると、決して適しているわけではありません。コーヒーの「教科書」はいずれは本棚に納めようと思っていますが、まずは目でコーヒーを楽しめる本を基本に選びました。

そしてこのシフォンケーキの本も、事務長とあーだこーだ言いながら選びました。もう、表紙からシフォンケーキのフワフワ感が溢れています。中も文字の範囲よりも写真の大きさ、数の方が多いというこだわりぶり。しかし、大事なことも忘れない、しっかりとした構成。

まず、シフォンケーキの基本から紹介されています。院長はシフォンケーキといえば、単に「ふわふわしているケーキ」の事だと思っていたのですが、「もっちり」「しゅわっと」「ざっくり」「どっしり」など、「ふわふわ感」の中でもさらに触感によって、作り方、焼き方が異なっているとか。初っ端から「シフォンケーキをなめんな!」と一喝された気分です。そうして基本が述べられた後、色んな味のもの、いろいろな物が入ったもの、などの「応用編」がはじまっています。

春の陽気のようなシフォンケーキの心地よい軽さを、目で楽しんでいただけると思います。

 

3、いちばんやさしい!いちばんおいしい! パンケーキ&ホットケーキ     おおつぼほまれ    日東書院

こちらも「見た目のおいしそうな雰囲気」で選びました。もちろん中の見た目も最高です。
パンケーキもしくはホットケーキは、食べたことがある方も多いと思います。しかも子供時代では、蜂蜜やバターなどの味わいが思い出され(書くご家庭でことなりますが)、「たまに食べるたのしみなもの」という印象はありませんか?ケーキを食べるような。実際、当院に来てくれるお子さんに聞いてみても、ホットケーキはとても高い人気があります。

このホットーケーキですが、本の中をみて驚いたのですが、生クリームなどと一緒だとまさに「ケーキ」といったスウィーツになりますが、ベーコンやポーチドエッグと一緒だと、立派な「一食」になりもします。また、野菜やサーモンを生地に混ぜた献立もあり、ジャンルを問わない相性の良さ。さらに餡子を挟んでのどら焼きや抹茶を混ぜた生地、そして八丁味噌を混ぜた生地、と、和菓子にも応用可能。素晴らしいオールラウンドプレイヤーぶり。掲載されているレシピが多いので、大変に思いますが、どれもホットケーキが基本なので、実は応用がとても簡単。

永遠の子供の人気食の魅力がさらに高まることをお約束できる内容です。

 

 

 

今回は、コーヒーの本を納めよう、と思っていました。で、コーヒーの本の選定を終えると、それに合うサイドメニューは?となり、他の2冊を選ぶにいたりました。まるで「カフェ」でコーヒーとケーキを選ぶように。写真を見た瞬間、頭の中で本物のように再現されてしまったようです。

札幌はカフェも多いところですね。学生時代にカフェに詳しい知り合いに、市内の色々なカフェを紹介してもらったことがあるのですが、それぞれ個性あふれるところばかり。その中でも院長の記憶に残っているのは、かすかにコーヒーの香りが漂っているお店。院長はコーヒーの香りが大好きです。あのなんともこおばしい香り。もちろん人によって好みが分かれますが。

今回納めた本の他にも、サンドウィッチや紅茶、クッキーの本なども本棚にはあります。診療を待つまでの間、これらの本をご覧いただいて、カフェにいるかのような気持ちになってもらえたら幸いに思います。