



審美歯科
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☆2015夏の鉄道旅★さようなら、キハ183系0番台 その10
終着の駅、網走に到着した、キハ183系0番台、特急「オホーツク」。
今回は、午前の陽光に照らされた0番台の姿をご堪能ください。
こちら。午前の日差しだけあって、かなり強いですね。色が光っています。
力強さを感じさせるフェイス。
このキハ183系0番台の特長である角張った表情ですが、なぜこうなったかについて大きな理由があります。
1960年代、国鉄は、初の特急車両として「キハ80番台」系を開発。以後、全国の特急路線に使用されるようになりました。もちろん、北海道の特急車両も、全てキハ80番台の系統が使用されていました。
しかし1970年代に入り、北海道で使用されていたキハ82系にて故障が続出するようになります。
これはキハ82系の構造が、北国の厳寒で大雪の環境に耐えることができなかったため。
そこで国鉄は、耐雪、耐寒性能に優れた特別車両の開発を開始。
1979年、画像にあるキハ183系の試作車両が完成し、1980年代に北海道の主力特急車両となりました。
この武骨な印象のあるキハ183系0番台の表情は、冬の厳しい環境に耐えるためのもの。当時の国鉄に寒冷地技術が結集された末の表情。技術立国・日本が歩んだ、時代を投影した「顔貌」の一つと言えます。
確かに不恰好に見えるかもしれないけども、0番台はかなり優秀な車両です。一部は海外に輸出もされました。また、後述するように、様々な車両へ改造されるなど、汎用性も非常に高い、使い勝手の良い車両です。
エンブレム。日本で唯一、海外の地名を名づけられた車両。
ちなみ「OKHOTSK」は、ロシア語のように見えますが、実は英語です。
「OK」が略称とは!!
そろそろ彼女との結婚を意識している男性諸君!「OK車両」である、特急オホーツクでプロポーズしてみては?
真横から取ってみました。ね!全部直線でしょ!!
跨線橋から眺めたキハ183系。
長年にわたって、キハ183系は石北本線の「王様」でした。
普通列車を脇に追いやり、その運行が最優先にされる存在。
地方では、札幌との特急が、最優先となります。特急「オホーツク」は、札幌との繋がりを実感させる存在でした。
対面のホームから。側面を見事に紫のラインが貫いていますね。
キハ183系のご紹介はまだまだ続きます。