審美歯科

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2017道東鉄道旅行⑲ 釧路湿原 恩根内ビジターセンター①

さて、ここまでは釧路湿原を展望台などの高い場所から眺めてきましたが、今度は実際に湿原の中に入り込んでみましょう!!

 

 

 

 

 

 

こちらは恩根内ビジターセンター。

釧路湿原にはいくつかの散策路が設置されているのですが、その入り口となる建物です。

こちらの建物も明るくてきれいです。

そして、湿原に関する展示もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは湿原の地層ですね。上層はミズゴケなどの植物ですが、その下は泥炭層と火山灰のサンドイッチ!

水草などが枯れて地面に倒れ、周辺の水草なども枯れて横たわり、それが繰り返されることで枯れた水草の層ができ、その上にさらに新たに枯れて倒れた水草などが重なり・・・・・・。

これを繰り返していくと、泥炭と呼ばれる地層になっていきます。上の画像の黒い層がそれにあたりますね。

で、この泥炭はピートなどとも呼ばれ、スコッチ・ウイスキーを製造する際にも使用されます。ウイスキーのあの独特の風味は、このピートによって演出されます。

ちなみにスコッチウイスキーの聖地、スコットランドのアイラ島は、島自体がピートでできているらしいです!!(バーでバイトしていた時に教わった)

今、厚岸でウイスキーが製造されていますが、厚岸の周辺も湿原が広がり、ウイスキーに欠かせないピートも豊富。

 

なお、この泥炭ですが、燃料にも使用され、泥炭の豊富な北欧では火力発電にも使用されているそうです。泥炭は土そのものではないため、長く燃えるとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

そしてこんなものも。湿原を見ていて何度か見かけた奇妙な土の盛り上がり。

「やちぼうず」と言うそうです。

申し訳ないですが、ネット上の表現を借用すると

「スゲ類が冬の凍結で株ごと地面から持ち上がり、春の雪融け水によって根本がえぐられることの繰り返しによって」、このような形になる、とのこと。

ロンゲの兄ちゃんみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

ヤチボウズのでき方の説明もありました。自然って、面白いね!

 

 

 

 

 

 

 

 

ではいよいよ、湿原内を散策してみます。散策路はご覧のように木道です。

 

 

画像の木道ですが、一見、草原の中を歩いているように見えるのですが・・・・・・・

 

 

 

木道脇の地面に注目すると・・・・・・

 

 

 

 

 

 

  

そう、水があります。

視界一面の草原ですが、湿地から生えているのです。水耕栽培のようですね。

 

 

 

 

 

 

 

先を歩きましょう。

「湿原」というと、草むらが思いつきますが、実際にはご覧のように、「森」です。しかし地面には水が流れています。水の上に出現した「森」です。

 

 

 

 

 

 

  

やっぱり森にしか見えませんね。

 

 

 

 

 

 

たまにご覧のように、湿原の花々をみることができます。

 

 

 

 

 

 

  

緑一色の世界のように見えますが、所々、パステル調の花が彩りを添えています。

 

 

 

 

 

湿原探索はなお続く!!