審美歯科
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さよなら海峡線 その2 急行「はまなす」の夜
ついに到着した急行「はまなす」。
青い機関車が鮮烈です!
いいですね!青い具合が!!
DD51型ディーゼル機関車。札幌から函館まで、客車をけん引してくれます。
かつて量産されていたDD51ディーゼル機関車ですが、老巧化とともに廃止が進んでいます。JR九州ではすでに運行を終了。JR北海道はJR貨物について2番目に多く保有していますが、徐々に減少しつつあります。昨年の「北斗星」引退後にも数台が室蘭港からミャンマーへと旅立っていきました。
エンブレムが光っています!
客車。「ブルートレイン」を札幌で見ることができるのも、あとわずか。
やはり老巧化は隠しきれない様子。
「はまなす」では14系客車、24系客車が使用されていました。この車両もまた、姿を消しつつあります。
はまなすのエンブレッム。いったい何度、青函トンネルを超えたのでしょうか?
そして「はまなす」は、国内最後の急行車両。
北海道新幹線の登場とともに、日本からは「急行」が無くなります。永遠に、ではないと思うけど、時代の流れが「急行」を求めていないのかもしれない。
かなり長い車列でした。
札幌駅のホームにブルーのラインを見ることができるのも、あとわずかです。
・・・・で、ですね、事前の予想通り、「鉄ちゃん」がたくさんいました。自分もそれに混じって撮影に参加したのですけどね。
女性の鉄道ファンである「鉄子」の方も、結構、おられた。
でも、鉄子の人たちの目つきも男の「鉄ちゃん」と同じ。真剣な表情でカメラを操作していました。
そう、鉄道の前には男女は関係ない!!
どこかはかなげに灯る「青森」の文字。古い居酒屋さんの電灯のようです。連絡船の港付近の小料理屋に立ち寄った感じ。
それでは今夜の「宿」へ移動しましょう!
いざB寝台へ。
この寝台列車独特の雰囲気!
以前、寝台列車に乗ったのは、歯科医に成りたての時の特急オホーツク。もう10年経ちます。あの時はなんとも思わなかったけど、今にして思えばとても貴重な経験でした。
上段が今回の寝床。狭いですね~!それが実に良いですね!!
内部の様子。
畳一畳もない広さ、しかも周囲はペラペラなカーテンのみの仕切り。
この極めて狭い空間を独占することができます。
寝っころがって見上げた景色。すぐそばに天井が!閉所恐怖症の方にはきついかもしれませんが、自分はへっちゃら!むしろ寝台の狭さは好きです。この狭さがいい!!
寝台にある「備品」。なんだかホテルみたいですね(?)
カーテンから除くと、窓が見えます。
これが今夜の汽車旅の「ディナー」。なかなか豪華でしょ!!缶ビールとチーカマ、柿の種はははずせない!!
開業記念どらやきも購入。しっとりしていて美味しかったですよ!!
こうして思い出深い、寝台列車の夜が更けていきました。
これからの人生において、寝台列車に乗ることがあるのだろうか?
例え乗る機会があったとしても、「ブルートレイン」に乗ることができるのは、間違いなく今回が最後。
なんて贅沢な夜なんでしょう!
良い年したオッサンなのに、この夜がいつまでも続けばいいのに、と願ってしまいました。
おまけ
深夜に目が覚めると、すでに青函トンネルの中でした。デッキへ移動して見てみると、線路が!
わかりますか?線路が3本ある!3線軌条になってる!!もうすでに青函トンネルは「新幹線仕様」になっています。
わかりますか?
もしかすると、3本あって欲しい、という院長の願望にすぎず、本当は3本ないかもしれません。あしからず。