



審美歯科
診療案内
- 診療科目:
- 歯科・小児歯科
- 診療時間:
- 月・火・木・金
9:00〜19:00
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土・日 9:00〜17:00
昼休み/13:00〜14:00 - 休診日:
- 水曜・祝日
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- 011-669-8211
- 所在地:
- 札幌市西区西野5条3丁目7-1
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10月29日(日)は休診とさせていただきます。
- Date / 10月 28th, 2023
- Category / クリニック情報
いつもご利用いただき、ありがとうございます。
誠に申し訳ございませんが、2023年10月29日は、講習会出席のため、休診とさせていただきます。
10月30日月曜日からは「通常通りの診療となります。
何卒、よろしくお願いいたします。
かのう歯科のご近所の方へ ご説明
- Date / 10月 5th, 2023
- Category / クリニック情報
日頃、ご利用いただき、ありがとうございます。
本日(10月5日)12時半頃、かのう歯科にパトカーが3台ほど集まり、警察官の方も5,6名ほど来ていただき、騒ぎとなってしまいました。
決して事件が起こったわけではなく、当院職員によるセキュリティーシステムの操作ミスによるもの。
当院では本日の11時半以降、インフルエンザワクチンの接種を受けるため、職員が順次、クリニック様に向かっておりました。加納も先発の職員の後で、留守の職員を残して医院を出て、接種のクリニック様へと向かいました。
その後、留守役の職員が出発する際に、医院に誰もいなくなるためセキュリティーを起動してから医院を出たのですが、出た直後に医院内に忘れ物があったためにすぐに医院内の戻ったところ、セキュリティーが起動してしまったようです。
当該の職員も含め、全員が接種のクリニック様へ向かったため、その際には、かのう歯科には誰もおらず、シャッターもしまった状態でした。
その後、セキュリティーの警戒信号によって駆けつけたセコムの方が、状況を確認後、警察へも連絡していただいたため、警察の方まで出動していただく事態となってしまいました。
接種を終えた職員が、かのう歯科に戻ってきたところ、数台のパトカーが止まり、多くの警察の方も集まっている状況であったため、異常に気付いた、とのこと。加納自身が戻ったときには、すでにセコムの方、警察の方も戻られた後でした。
以上、今回の騒ぎは事件でも何でもなく、職員のミスによるものであります。
折しも今朝、西野7条9丁目でクマの目撃情報もあったばかり。
ご近所の方々には、余計なご不安をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
また、出動していただいたセコムの方、警察の方々をはじめ、ご迷惑をおかけした方々に、深くお詫び申し上げます。
猛暑の日は、歯周病に要注意!!
- Date / 8月 25th, 2023
- Category / クリニック情報
ここ最近、札幌をはじめ北海道では記録的な暑さが続いています。
そして当院では、先週くらいから、「歯茎が痛い」「歯が染みる」という症状を訴える方が増えてきました。
実際に見てみると、該当の場所に虫歯などはなく、レントゲンでも確認できません。ただ、歯茎が赤くなっている。
お聞きしたところ、最近、寝不足なために睡眠できず、疲れがたまっている、とのこと。
口の中は様々な菌が同居しています。善玉菌も悪玉菌も、「何もしない」菌も。悪玉菌に分類される細菌は、決して「絶滅」することはありません。しかし健康な時には免疫が十分に働いているので悪さができないのと、善玉菌が優勢のために少数派の悪玉菌はおとなしくしているのです。
しかし、疲労や体力低下、風邪などで免疫が下がってしまうと、頃合いを図ったように活発になるのです。
体力の低下による歯周病の症状を訴える方も、決して普段からお口の清掃が悪いわけではありません。
通常なら鳴りを潜めている悪玉菌が、夏バテによって活発になってしまったのです。
このように、お口の状態と全身の健康は密接に関連しています。
症状を訴える方の多くは、医院で清掃を受けていただき、患部にお薬を塗ると緩解する場合が多い。とはいえ体力が完全に戻るまでは再発しやすいのですが。
そして、特に気を付けていただきたいのは、下の親知らずが横か斜めに生えている方。
この場所は普段でも歯周病の巣になりやすい場所なのですが、この暑さによる夏バテのために症状が出やすくなっています。
親知らずが腫れた場合はなかなか厄介で、抗生物質を飲んでもらって、ようやく腫れが引く場合の方が多くなります。
対策として、食事やジュースなどを飲んだ後、こまめにうがいをすることをお勧めします。
そして夜寝る前と朝起きた直後の歯磨きは、忘れないでください。
歯科のフッ素は「無機」フッ素。「有機」フッ素とは異なり無害です。
- Date / 7月 26th, 2023
- Category / クリニック情報
今朝、北海道新聞の朝刊に「フッ素化合物の血液検査 全国で」という見出しの記事が掲載されております。
一部抜粋すると
「発がん性などが指摘される有機フッ素化合物「PFAS」を巡り、環境省が、(中略)血中濃度調査を全国規模に拡大する方針であることが25日わかった。以下略」
最初に断言しないといけないのは、歯科で歯面塗布に使用されるフッ素は「無機フッ素」であり、「有機フッ素」ではありません。「無機」か「有機」か、では全く異なります。
記事中にある「有機フッ素化合物」は、主に工業分野で使用されているものです。
一方、歯科で使用されるフッ素は「フッ化ナトリウム」「フッ化第一スズ」などの「無機フッ素化合物」であり、全く異なります。
自然界に存在するもので、人工的に作られたものではありません。
以下の根拠となるサイトのリンクを貼っておきます
北海道新聞の記事を書いた方も、悪気はないとは思います。
ただ、少し意地悪な見出しだなあ、とは、思います。
追記
加納は先日、東京で行われた「つまようじ歯磨き法」の講習を受けてまいりました。
その講演の際に、全国の「虫歯を経験した歯の本数(DMFT指数)」についても触れられていました。
その際に2010年の統計結果と2020年の結果が比較されていたのですが、10年経って、フッ素配合歯磨剤の普及や、その歯磨剤に入っているフッ素の濃度が引き上げられたためか(もちろん、フッ素の入っていない歯磨き粉もあります)、全国的に虫歯の数は減っていましたが、一方で地域格差があることも指摘されていました。
全国では「0.5」前後の県が多いのに対し、北海道は下から3番目。下位グループは固定されているようでした。
10年前と言えば、当院が開業したころ。
当時、道内ではフッ素に関する否定的な報道がされていましたし、そのような噂話がお母さんの中で広まっていたことも耳にしました。
多くは根拠のないものでしたが、それでも強制的に行うものではないと思い、希望される方のみにフッ素塗布を行ってまいりました。
ただ、10年経って、統計で実際の状況が明らかになった上で、地域格差を指摘されるようにもなりました。
下位グループとはいえ、北海道の縮小幅はかなり大きく、各ご家庭でお子さんの虫歯予防に熱心に取り組んでおられるのが目に見えてわかります。
全国平均に近づくためにも、フッ素に関して、もう一歩、議論を進めてもよい時期に来ているのではないでしょうか?
当院も引き続き、勉強、研修に励んでいく所存であります。