審美歯科

診療案内

診療科目:
歯科・小児歯科
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水曜・祝日
お電話:
011-669-8211
所在地:
札幌市西区西野5条3丁目7-1
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本日、開業10周年を迎えることができました。

本日、当院は開業10周年を迎えることができました。

ひとえにご利用いただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

この言葉は決して事務的に言っているのではなく、10年を振り返って、なぜ存続できたのか?を考えたとき、この文章しか思いつかないのです。

開業前、自分は5年間の計画のようなものを持っていました。「計画を立てていた」となると、いかにも緻密で計算されたものと思われるかもしれませんが、そんな大層なものではありません。

開業時の「鉄則」もあったのですが、それも3つだけです。

それは「人徳無し、人脈無し、資金無し」です(苦笑)。

なぜ、この3つなのかを説明すると、

 

・・・・・・・と、壮大な自分語りをしたいところですが、それは泣く泣く我慢して、要は「自分の分限を守れ」というもの。分院を出すとか、規模を大きくする、ということは考えておりませんでした。

 

開業数年は、なんとか過ごすことができました。しかし10年間を総合的に見返したとき、この鉄則を胸に平穏にマイペースで走り続けることができた、とは言い難いですね。

大変な時期もありました(笑)。そういう時は、大抵は上記の3つを自分で破ってしまっていました。そういう時でも来てくれた方には、感謝の気持ちしかありません。

逆に言えば、だからこそ、当院が何を求められているのか、正確に把握しないといけない、と実感しております。加納個人の人気とか、特定の職員の人気とか、最先端機器があるから、などといったことでは説明がつきません。

 

この数年ほど、縁があって、落ち着くことができました。するとご利用いただく方もおられました。やっぱり落ち着いた状況こそ、最も重要だと思います。

そしておかげさまで、10周年を目前とした昨年の9月に、当院は医療法人となりました。

 

 

10年前の1月15日、当時の自分はまだ東日本大震災を経験していませんでした。
借金を返済できるのか、何年持つことができるのか?来年には無くなっているのではないか、などの狭い範囲のことで悩んでおりました。

その2か月後に、震災が発生し、考えが一気に変わりました。

まだ開業間もないにも関わらず、なんとか地域のために貢献したい、という気持ちが大きくなりました。

一時期、東京や大阪の講習会や学会に頻繁に出席していましたが、それも「最先端で語られていることを、西野地区に持ち帰りたい」と、勝手な使命感を持って聴講しておりました。本当に!

そして大震災が発生したときから、多くの災害が頻発しました。この10年間は災害が多かったように思えます。

それもテレビのニュースで見る遠い地域の出来事ではなく、大雨などで西区にも避難所が開設される事態も起きました。

そんな時に起こったのが胆振東部地震と、同時に発生した北海道全域の停電です。

あの時は、自分は何ができるのか、真剣に考えました。「歯科医」という資格があるのに、電気が無ければ歯も削れない。避難所に行って勝手に活動していいのかどうか、を考えていることにも嫌気をもってしまいました。非常時に人も救えないで、なんのための資格なのか。

 

そして今、コロナが流行っています。

 

この10年間は、もう、常に何かの災害と隣り合わせということが当たり前の時代になったことを思い知らされます。

 

小さい規模の医院ではありますが、これからの10年間は、災害時に当院で何ができるのか、を考えて行動する10年にしようと考えています。本気で!

 

下書きもしないで書いているので、取り留めのない文章になってしまいました。

 

これからも何卒、よろしくお願いいたします。

 

今年もありがとうございました。

本日、当院は年内最後の診療となります。

この一年間、ご利用いただき、ありがとうございました。

 

今年はもう、コロナに始まりコロナで終わる、という感じで、全ての人が影響を受けてしまいました。

ここで大事なことをお話ししますが、この一年間、日本国内では歯科が発生源となったクラスターは一件も報告されませんでした。もちろん、陽性者となった歯科従事者の報告はありましたが、いずれも各歯科医院の適切な判断により、クラスターには至らなかった、とのこと。

よく考えて見れば、歯科は口の中を直接触る職業のためか、ずいぶん昔から診療の時にはグローブを使用するのが当たり前となり、診療の時の水しぶきもバキュームで即時に吸引してしまいます。

また、数年前には保険制度の改定により、一定レベル以上の滅菌機の設置と、患者さん一人につき滅菌済みの「歯を削る機械」を使用することが厳格も求められるようにもなりました。

当院の取り組みとしては、コロナが流行する一年ほど前から診療台の頻繁に手で触る箇所にビニールを貼る、もしくは被せるなど、一層の滅菌体制を取っておりました。それは市内の他の医療機関も参考にしておこないました。

 

改定時は大変な騒ぎになりましたが(苦笑)、そのような歯科の取り組みがこれまでのところ一定の成果を上げていると思われます。
もちろん、今後、歯科を原因とするクラスターが発生する可能性は十分にありますし、それが当院である可能性も高いことには変わりありません。来年以降も滅菌・清掃体制を入念に行ってまいります。

また、コロナとの直接の因果関係はないものの、口の中の汚れ取は各種の感染症や全身状態の維持に大きな役割をはたしますので、状況を見て歯科医院で取ってもらうことをお勧めします。

 

一方、お子さんたちの元気はこの一年間も変わりませんでした。

大きく変わったのは、みんながマスクをしているということ。2歳の子がマスクをしているのは愛らしくていいですね。

大人は生活という現実問題と直面しているので、どうしても悲観的になりがちですが、お子さんは違いますね。当然ですが。

以前の記事で、どうやらコロナの影響で子供の将来を心配して心中を図ったらしい母子のお話をしましたが、あんまり親が悲観する必要もないと思います。

 

まだコロナが流行る前の2月に、西野で学習塾を開いている山本良子先生に、新一年生向けの講演会を開いていただきました。

この4月から小学校のカリキュラムが変わり、確か小学校2年生から英語が始まり、4年のときからプログラミングの授業が始まる、とされていました。

お父さん、お母さん、「プログラミング」って何かわかりますか?

そして僕の世代だと中学から始まった英語が小学校の低学年から始まる、となって、不安をお持ちの保護者の方を多いことを、診療を通して感じていました。なんせもはや自分たちの知らないカリキュラムとなってしまうので。「どう対応していいのか、わからない」と。

で、その不安を少しでも解消してもらおうと、塾で多くの小学生を教えている山本先生に講演をお願いした次第です。

その事前の説明でも先生から驚くことをお聞きしまして。

新一年生が社会に出るころにはAIが進化していて、多くの「花形職業」もAIに変わっているだろう、という予測がある、と。(先生が予測されたのではなく、どこかの機関が提唱していたこと)

その中には銀行員、証券会社など、僕らの世代の幼少の頃には「この職業になれば一生安泰」とされたものまで含まれていて、驚いてしまいまして。

もう、お子さんに「レール」を敷くこともできません。

 

でも、山本先生とご協力いただいた学研の方がおっしゃっていたのですが、子どもはそういう状況が当たり前の中で育ってくるのだから心配すんな、と。

親にとっては「ケッタイな」プログラミング授業ですが、今の子供たちはスマホやネットが当たり前の中で育っているので、プログラミングも親の知らないうちに自然にこなせているだろう、と。

そういや僕の世代からビデオデッキが普及して、録画とか再生などの新しい機能が世に出てきました。親世代はビデオをいじすことができず、「これを録画して」とか「ちょっとわかんないんだけど」と言われて親の代わりに操作した、という同世代も多いのではないでしょうか?皆さんは「録画」「再生」「予約」などを、説明書を読んで知りましたか?いつの間にか身についていたと思います。
そう、僕らはビデオデッキが当たり前の時代で育ったためにそれらを自然に扱っているように、今のお子さんたちも自然にプログラミングに親しむだろう、と。

 

そしてコロナのこの状況も、大人のように悲観的になることなく、コロナの空気の中で元気に大きくなっていくんだろうな、と思います。

 

思えば当院が開業したのは10年前の2011年1月15日。

 

その2か月後にあの東日本大震災が発生しました。

あれ以来、大人はどこか震災の影を持ち続けましたが、子どもたちは明るく成長していますし。あの頃から来てくれていたお子さんたちは、大学に行って楽しんだり、高校や中学で恋人ができたりしています。

 

子どもは子供で親の心配などとは関係なく、この状況を明るく取り入れていくのだと思います。

ならなおさら、大人の悲観を子供に押し付けてはいけませんね。

今が大人が無理をするところなんだと思います。来年にはコロナを根絶する方法が見つかっているかもしれませんし、来年は無理でも今の子供たちが将来、根絶する方法を見つけてくれるかもしれません。

 

来年は、より一層、頑張っていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

大掃除での歯ブラシ使用時の注意点

いよいよ年末が近づき、大掃除を始めたご家庭も多いのではないでしょうか?

 

テレビなどでも「大掃除特集」が放送される時期と思われます。

実は昨年の「大掃除特集」を見て、実に1年間も気になっていたことがありましてね。

昨年の12月、北海道で放送されている夕方ワイド番組の一つが「大掃除特集」を放送していたのですが、その際、スイッチ部分や細かいところなどには「使い古しの歯ブラシ」を使うと取れやすい、としていました。

 

これを見たとき、「ウェ!!」となってしまいましてね。

 

歯医者の立場で言えば、絶対おすすめしません。

 

理由は皆さんもお気づきかと思いますが、「使い古した歯ブラシ」だからです。

当然のように口の中の細菌がついているわけでして。

それで家の各所を掃除したとなると、細菌を塗りたくっているようなもんです。

まあ、だからと言って大騒ぎするほどのことではないのかもしれませんが・・・・。だって、おそらくこれまでも使用済み歯ブラシを掃除に使用してきた方って、多いと思うんですよね。

でも、やはりお勧めできません。ましてや今年は昨年と状況が異なり、一層の衛生環境が求められていますし。

 

でも、ですね、だからといって「掃除のときは歯ブラシを使うな!」というわけではないんです。

 

歯ブラシは細部清掃に便利です。お風呂のカビなんかは床と壁の境目の隅にできやすいし、掃除しずらいですよね。こんなところは歯ブラシが役に立ちます。

そう、新品の歯ブラシをお使いください。

 

ただ!

 

ここでもご注意いただきたいのですが、使う歯ブラシの毛の堅さには要注意です。

 

「かため」の歯ブラシだと、プラスチックや柔らかい素材をゴシゴシすると傷がつくかもしれません。「かため」はそのくらい堅いのです。

 

また一緒に使用する洗剤も、種類によっては傷をつけてしまうかもしれない。

洗剤の中に入っている研磨剤ですが、これはストレートにいってしまえば「砂」なんですよね。非常に細かい砂。で、汚れがあるところを砂で磨くと色は落ちますが、表面もざらざらになりやすい。もちろん、そうならないくらいの大きさが商品として流通していると思いますが。

 

でもですね、スポンジなどと使用しても問題のない研磨剤でも、上記の「かため」の歯ブラシと一緒に使うと、傷がつきやすくなってしまう可能性があります。

焦げがついてしまった食器などにはいいかもしれませんが。

ちなみにこれはひところ巷で流行った「重曹で歯を磨くと美白効果がある!」の理屈でもあります。要は重曹のつぶつぶを歯ブラシで磨いているので歯の表面が削れて下の白い面がでているのです。でも、削って出したので表面には傷が残り、その傷に色が浸透してしまうので、白くはなくけどかえって色が付きやすくなってしまう恐れがあります。

歯も風呂場の床も大して違いがいないのかもしれませんね。

 

じゃあ、何がおすすめか?やっぱり「ふつう」の硬さの歯ブラシがいいのではないでしょうか?

無難だと思います。ただ、研磨剤が多い洗剤だと傷がつくかもしれません。

 

まとめると、頑固な汚れには「かため」の歯ブラシ、アカこすりなら「ふつう」の歯ブラシがおすすめ。「ふつう」で取れなければ「かため」をためしてみましょう。

 

また、ここでも「使用する順序」にはご注意を。一般的に水回りが一番汚れが多くあるとされています。

なので風呂場や台所で歯ブラシを使って、その後、スイッチ回りなどをやろうとすると水回りの汚れや細菌がついてしまうかもしれません。

逆に、スイッチ回りなど比較的「キレイな場所」を清掃した後に水回りの清掃をすることをお勧めします。

歯科医院でも医療機関でも、「キレイな方から汚いほうへ」が清掃の基本とされていますし。(そっすよね?)

 

昨年まではこの辺のことに無関心であった方も多かったと思われます。

 

しかし、今年の「大掃除」は普段とは異なります。

歯ブラシを賢く使って、ご家庭の衛生レベルを引き上げましょう!

 

 

 

追記

昔、ディスカバリーチャンネルを見ていたら、アメリカの普通の家庭の家の中の細菌を調べる、という番組がやっていまして。

で、アメリカって、トイレとお風呂、洗面所が一体になったところが多いようで(住んだことないからわからない)、その時に訪問した家もトイレと風呂、洗面所が一緒のタイプだったのですが、その洗面所に置いてあった歯ブラシの細菌を調べたところ、大腸菌が検出されていました。そこのご家庭には12歳くらいの女の子がいたのですが、大ショックを受けていて、失礼ながら笑ってしまった。

日本ではトイレと洗面所は別なんで、その心配はないと思う。一体型にお住いの方は要注意を!

 

・・・・・・・これもアジアと欧米でのコロナ患者の数に差があることの理由の一つなのでしょうか?

コロナが不安なお母さんへ

以下、記事の引用になってしまいます。

 

「16日午前4時45分頃、〇〇県△△市□□町の住宅の浴室で、Aちゃん(4)、Bちゃん(2)の兄と妹が倒れているのが見つかり、病院で死亡が確認された。近くの用水路では、自ら刺したとみられる傷を負った母親(32)が発見され、〇〇県警は回復を待って事情を聞く方針。近隣住民には動揺が広がっている。」

 

というニュースを目にしました。

 

この記事の続きには、

 

 

 

「(兄が通っていた幼稚園に)母親は1週間ほど前から「新型コロナウイルスが心配なのでバス通園をやめたい」「娘は来年入園できるのか」など、毎日のように幼稚園へ不安そうに問い合わせてきたという。△△市によると、Bちゃんが9月に定期歯科検診を受けた際、母親から育児相談はなかった。」

 

 

 

この記事の最後の部分が気になりまして。

事を行うに至るには様々な要因があると思います。

周囲が推測するに、コロナに対しての悩みが大きくなっていたことが原因とも考えられます。

皆さんも多かれ少なかれ不安をもっていると思います。心配し過ぎは愚かだ、などとは言えません。

当院にはお子さんとお母さんの来院が多く、お母さん方の不安を耳にする機会も多くあります。

お母さん方は情報共有もかなり進んでいて、コロナ以前から「〇〇小学校がインフルエンザで学級閉鎖になった」「△△幼稚園でノロウイルスがあった」など、非常に多くの情報を教えていただいたこともあります。

そして、コロナに対する不安も、よく耳にいたします。

お子さんに移ってしまうことが心配で、今年はまだ西野地区から出ていない、という方、外食はせず、買い物に行くスーパーも決めている、という方なども珍しくありません。

 

以前からも医療や病気に関して、ネット情報をもとにあらぬ方向に心配し過ぎる方もおられたのは事実です。

ネットの誤った健康情報に関しては、自信をもってお答えできるのですが、今回のコロナに関してはどの機関も確信的に説明できないのが現状です。

 

お子さんがコロナにかかるのではないか、という不安を口にされる方も珍しくないだけに、この記事は目に留まりました。普段と変わりなく「フツーそう」にお話ししていたお母さんも、実はかなり思い詰めているのではないか、という不安も起こりました。

 

 

まず、不安なのは一人だけではありません。大小はあれど、今はみんなが不安を持っています。不安を感じるのはあなたが心配し過ぎだからではありません。一方で、過剰に恐れる必要もありません。徐々に「大丈夫なライン」も明らかになってきています。

そして、心配事の内容もそれぞれ独特なものということはありません。必ず同じ内容の心配をお持ちのかたがおられます。

不安になると、まるで自分一人が心配して解決策もない、と思ってしまいがちですが、そんなことはないです。案外、同じ悩みを持っている方は多いものです。

不安があればどんなことでもいいのでお話しください。歯科医院でもお答えできる範囲でお答えしますし、他の方に聞いてみる、ということもしてみます。

 

悩みの内容を軽んじたり、笑ったりすることは絶対にありません。まずは話してみてください。