前回、ディナークルーズを楽しんだ様子をお話ししました。

船上での宴は、なぜだか陸上よりも早くお酒がまわる！（と、感じていただけ）

お酒も料理もとても美味しく、それでいて多過ぎず、ちょうどよい感じであったのに、なぜだかホテルに帰ったとき、ひどく疲れていました。で、その晩は、泥のように眠りました。

 

しかし、この時、すでに過酷な運命が始まっていたのです！！

 

翌朝、これまたオプションのツアーがあったのですが、それは「ダイアモンドヘッドから日の出を眺める」というもの。

ハワイに行ったことが無い人、興味の無い人でも、「ダイアモンドヘッド」という名前は、一度は名前を聞いたことがあると思います。

国際的に名高い山に登り、そこから広い太平洋に浮かぶ朝陽を眺める。

なるほど、よくわからないけど何だか素晴らしい感じがします。

出発前にこのツアーを聞いて、乗り気になっていたのですが。

 

なんせ「日の出を眺める」ツアーなので、日が昇る前にダイアモンドヘッド山頂にてスタンバイしなければならない。
と、いうことは、必然的に、朝、ムチャクチャ早い時間に集合し、出発しなければならないことになります。

で、前夜の宴の余韻がまだ残る朝３時３０分に起床！！

過酷な朝が始まりました。

 

マイクロバスに乗ってダイアモンドヘッドに向かうのですが、他の同乗の方々もお疲れ気味。たった２０分くらいのドライブながら、ほぼ皆さん、寝ていました。気持ちはよく分かります。

なんせ真っ暗！！草木も眠る丑三つ時、ともなれば、いくら陽気なハワイでも街は静まり返っています。

で、どこを走っているのかもわからないまま、「ダイアモンに到着しました」とのアナウンス！！
でも、真っ暗！！どこにダイアモンドヘッドがあるのかもよくわからない状況。ここは本当にダイアモンドヘッドなんでしょうか？
そこへ畳み掛けるように「それではこれからライトを配ります」とのアナウンスが！！

なんと真っ暗な中、登山するようです！！

これ、なんだかわかります？登山開始直後の、ほぼスタート地点の状況。

よく分からないと思いますが、実は凄い人数がいます。一列になって登山道を登り始めているのです。

 

正直、自分は舐めていました。

まあ、ツアーになるくらいだから、登山と言っても楽な方なんだろう、と。国際的な観光地なのだから、上りやすいように道も改良されているのだろう。また、途中からは観光地にふさわしく、エレベーターなんかもあって、頂上まですぐにつくだろう、と。

 

正反対でした！

 

スタート地点はなだらかだった道は、徐々に急になっていきます。

そしてしばらく行くと、明らかに「気軽な登山」ではない角度の斜面が！！
前方や後ろの方で「大丈夫か！」との大きな声が聞こえます。

「みんなどこ！？」「ママー！！」といった悲壮な声も聞かれたりします。

これは「ハワイでオシャレに登山」なんて言ってられない！

ここで目標が「ゆったりと日の出を眺める」から、「無事に下山する」へと変更を余儀なくされます。

前日にお酒を飲み、肉を食らい、ハワイアンダンスを堪能していたのに・・・。その７時間後には決死の登山をすることになろうとは！人生、何があるか、わからない。

挙式の翌日にいきなり試練が与えられたようです。結婚を神様の前で誓ったために、仏罰が下されたようです。仏様、申し訳ございません。今度、お墓参りと仏壇に御挨拶に伺います。ナンマイダー、ナンマイダー。

 

・・・登山中、黙々とミホトケへの懺悔を行っていると、ついに頂上に到着しました！！

 

 

 

こちら！

ええ、「スンゴイ」人数でした！国際的な観光地だけに、てっきり函館山のような立派な施設があると思ったら、モエレ山山頂の広場ところの方が広い、という状況！！
そんなところに世界中から集まった観光客（日本人がほぼ６割）がひしめき合い、日の出を見るべく熾烈な場所取り合戦を繰り広げているではありませんか！！
頂上についたのもつかの間、次なる「戦い」が始まっていました！神よ、まだ我に試練をあたえたもうか！？
心の中の「ナンミョーホーレンゲキョー」が、一層、大きくなります。

 

 

でも、眺めはなかなか良かったです。

 

 

 

これは到着直後の様子。まだ暗いですね。でも、ここからの夜景も綺麗でした。

 

 

 

　　

 

徐々に明るくなってきました。

 

それでは日の出の方向にズームイン！！

 

 

果たして日の出は？

 

 

 

　　　　

 

 

ええ、雲で見えませんでした（苦笑）。
でも、ダイアモンドヘッド山頂からの眺めは、素晴らしかったです。貴重な登山経験となりました。

 

 

 

麓に着くと、すっかり明るくなっていました。

そしてダイアモンドヘッドをまじかに見ることができました。

 

 

 

 

　

 

以上がダイアモンドヘッドです。

 

２０２１年１２月追記

このツアーについては、少し心残りがあります。

「登山」を軽く考え、前日にお酒を飲む予定を組んでしまった。もし、「準備万端」とはいかないまでも、「翌日早朝の登山のために」とお酒を控えるなりしていたら、もっと楽しめたと思います。

登山好きの方や、前夜、しっかりと体調を整え、睡眠も十分な方、でしたら、最高の思い出になると思います。それはお約束できます。

 

いよいよ港を後にした我らがクルーザー。

本当はディナーを楽しみながら、海に沈む夕日を眺める、というツアーだったのですが、夕方になってあいにく雲が出てきてしまいました。そのため、港付近を回ったり、しばらく止まったり、を繰り返していました。

でもまあ、お酒と食事があれば、どーでもいいちゃあ、いいんですけどね！！

 

 

 

 

 

そんな心をいやしてくれるかのように、むせび泣くサックス。

オッサン、ありがとう！！最高にかっこいいよ！！アメリカのオッサンは、なかなかカッコイイ！！！

 

 

 

さていよいよ肉料理の登場です。でも、今までのアメリカでの料理に圧倒されていたので、少々寂しく見えてしまいました。

 

 

 

　

でもポテトのボリュームがすごかった！！これだけでお腹いっぱいになってしまいます。

 

 

 

 

そして肉！なかなかおいしかったですよ！！ありがとう！！

 

 

 

　　

先ほどのクイーンエリザベス号に最接近！

なんなんでしょうか？船長が実は憧れていたんでしょうか？

それにしてもよその会社の船を、自分の船の客に見せて楽しませるとは。

 

 

こんな感じで、どこも賑わっています。

 

 

 

ここで２杯目のカクテルを。名前は忘れましたが、アメリカンです。

 

 

 

 

そして早くもデザート登場！！
正直、今までアメリカで遭遇してきた「こってり系」スウィーツから見ると、極めてアッサリ系。いえ、日本ではちょうどいい感じなんですけどね。

 

 

中はこんな感じ。
正直、アッサリ系で助かりました。ロブスターがなかなか濃厚だったので、デザートが控えめだったのは嬉しかった。

 

 

　

海に浮かぶ、ホノルルの夜景。きれいでした。

 

 

 

 

と、ここで乗船前に見た、ハワイアンダンサーたちが乱入してきました！！！

 

 

 

乱入と同時に激しいダンス！！スゴイぞ！USA！！！

 

 

 

　

お母さん方、ご覧下さい！！

これがアメリカン・マッチョマンです！！！

日本ではないです。アメリカです！！どうぞ、画像を見て日ごろの疲れを癒してください。

 

 

 

　　

お父さん方にはこちら。

 

 

 

男女グループによる、楽しいダンスを堪能しました。

 

 

 

ここでいきなり船が急加速！！ほんと、いきなりの急発進でした。この時の揺れで数名に船酔い発生！

院長は事前にパンシロンを飲んでいたので大丈夫！！

 

 

 

すると急に船が停まりました。そこから見えたのは・・・・・

 

 

 

 

 

 

花火でした！！とても綺麗だ！！！

 

 

 

 

　　

海に浮かぶ夜景の煌めきに、花火が文字通り花を添えていました！！ビューティフォー！！

 

 

 

 

　　

これは花火の後のホノルル。タンタラスの丘とは趣の違う夜景ですね。

 

 

 

これにてクルーズ終了。ハワイを海からも楽しみました。

今回は、オプションで選択したディナークルーズの様子をご紹介。

ディナークルーズなんて、人生で参加したことありません。

果たして、どうなってしまうのか！？

 

 

こちらの船に乗ります。

 

 

 

　

なんとハワイのダンスでお出迎え！画像はハワイですよ！北海道ではないですよ！ちなみに２月です。上半身素っ裸でもちっとも寒くありませんでした。

 

 

 

席まで案内されました。

そして嬉しいことに、本日、結婚した、ということで船のスタッフの方からシャンパンをプレゼントされました！ありがとう！ハワイの方々！！

 

 

 

こちらはハワイアン・イケメンのボーイさん。

お母さん方、これがアメリカン・イケメンです。ご覧ください。

 

 

　　　　

メニューはこちら。日本語だったのでありがたい！！

 

 

 

　

で、またブルーハワイを注文しました。ええ、ハワイだからブルーハワイを注文しただけです。

 

 

 

船内は全て日本人の方でした。正直、安心できました。

 

 

院長たちのフロアを担当していたバンドの方。ちょい悪オヤジですね。アロハオエ～！

 

 

こちらが前菜のサラダ。見た目が美しい！

 

 

ちなみにちょうどこの日、ホノルルの港に、あの世界最高の豪華客船、クイーン・エリザベス号が寄港していました！正直、デカイですよ！！

札幌駅前の三角の所からステラプレイスを見ているような感じ！ほんと、それほど大きかった！！港に札幌駅が横付けされたようにかんじました。ありゃ、ビルだね。

 

 

そして、次の「これぞアメリカン！」な料理が登場！！

 

 

そうです、「ロブスター」です！！！

 

 

　　　

 

ご覧ください！！圧巻の存在感！！！ハリウッド映画やアメリカドラマの食事シーンで時々見かけるロブスター。ついにご対面と相成りました。

 

 

 

　

さっそく解体作業に着手！！

まるでトランスフォーマーに出てくるメカのようですね。

 

 

なお、加納はロブスターを食べるのが初めてであったため、どうやって食べたらよいかわからず、カニを食べる要領で食べました。すると食べ終わった後にすぐ、船員の「食べ方」のデモンストレーションが始まりました。ああ、間が悪い！！

 

 

 

 

実はまだ、出航していませんでした。そしてついに船が動き出しました！！

 

 

 

 

　　

 

海から見る、ホノルルの街。

 

 

 

ちなみに、これがクイーンエリザベス号。周囲のビルと比較してみて下さい。大きいでしょ？

さすがは世界の豪華客船ですね。

 

 

続きます。

 

 

 

　

これはホテルのバーですね。何か飲んだ気がする。

 

 

 

　

なんせハワイ素人なため、お店など分からず。なのでホテル近くのフードコートに行ってまいりました。

 

 

そしてハンバーガーを注文。果たして本場、アメリカのハンバーガーは！？

 

 

 

ご覧ください、期待に違わぬド迫力！！

 

 

 

　　

このロコモコバーガーのボリュームにご注目ください！！さすがはUSA！！！

パンが肉汁を吸い込んでいます！！

 

ちなみに、フードコートはたびたび利用したのですが、値段は１０００円前後ですが、なんといってもボリュームが凄い！！
日本での１０００円の量と、アメリカの１０００円の量ではアメリカの方が凄いように思えました。なので同じ１０００円でもお得感がありました。（２０１５年２月当時のこと）

 

 

 

帰りにはアイランドコーヒー（？という名前だったと思う）を飲みました。
有名らしいですね。

 

 

ラテアート、と思われるものが！さすが本場！！コーヒーの本場って、アメリカでよかったでしたっけ？

 

 

ちなみになんですが、アメリカに行って地味に困ったのが、ウーロン茶や緑茶がないこと。
なんせボリュームがある料理ばかりな上に味も濃厚！
サラダですら濃厚な味なのです。（と、自分は感じた）
濃い味の料理も美味しかったのですが、味の濃い料理が続いてしまうと口の中が濃い味だらけになり、「口の中をいったんリセットしたいなあ」と思ってメニューを見ても、ソフトドリンクはオレンジジュースやコーラばかり。私個人の味覚では、濃い味を濃い味で流し込んでいるようなものです。
なんだか口の中がおさまらない感じ。お水を飲めるのですんごく困る、ということは無かったのだけど、少し渋い味で味覚をリセットする、ということの重要さを実感。

ああ、「おーいお茶」が飲みたい。