審美歯科

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高梨選手と高木選手がメダル獲得!!

現在開催されている平昌オリンピック。

政治色が前面に出てしまったり、公式キャラクターよりもモルゲッソヨの方が認知度急上昇となったり、と、なんかイマイチ、オリンピック特有のお祭り気分が盛り上がらないまま、日程が過ぎて行ったような気が。

思うんですが、こんな形で注目を集めるのならば、思い切って東京オリンピックでは、首相や大統領など、VIPは呼ばない方がいいかもしれませんね。

 

そんなムードでしたが、昨日、ついに日本勢がメダル獲得!!
まず高木美帆選手が銀メダルを取りましたね。

10代半ばから注目されていた彼女ですが、まだ23歳なのに、栄光と挫折を経験している!

すでに風格を漂わせていました。最後も「圧巻」という感じでしたね。

 

そして高梨選手!

いやあ、メダルを獲ってくれて、本当によかった!!

彼女にとって欲しかった、と願う人は多かったのではないでしょうか?

4年前の時のことを今でも思い出します。

思えばあの日から、昨日を迎えるための日常が始まったんですね。

4年って、なんとも意味の深い時間ですね。短いような長すぎるような。

 

 

本当に、おめでとうございます!!

釧路湿原トラストから会報が届きました

先日、釧路湿原の環境保護を行っている特定非営利活動法人「トラストサルン釧路」より、会報が届きました。

 

当院は、昨年8月下旬より、トラストサルン釧路に参加させていただいております。

 

さていただいた会報には、釧路湿原の保護活動に関する報告と、現状について掲載されていました。

まず、寄付金や土地の寄進によって、国立公園範囲外の湿地が、新たに保護地に加わった、とのこと。

 

次に湿原再生事業についてですが、こちらはなかなか考えさせられる内容でした。
北海道開発局が鶴居村下幌呂地区で行っている湿原再生事業ですが、その内容は、かつて湿原を干拓して牧草地にした場所を湿原に再生するために地盤を掘り下げる、というものとのこと。最終目的はヨシ原にする、とのこと。

しかし、「掘り下げ工事」というだけあって、掘り出した「土」が新たに発生するわけで、その土の行き場がどうなるか、という問題も生まれてしまいます。

で、この「土」を、国立公園のすぐ上流にあるチルワツナイ川の河畔に堆積していることが判明した、とのこと。

湿原は、周辺の水を集めてできるわけで、その水源の一つともなる川のすぐそばに土を置いていたそうです。写真では、大量の土が川に迫っている様子が映っていました。

トラストサルン釧路がすぐに抗議し、現在、議論が行われているそうです。経過は不明。
また、環境省が行なってきた再生事業も、隣接する農地に影響のないように湿原として再生する「遮水壁設置」事業は、終了が告げられた、とのこと。

「再生事業」と言っても、簡単には進まないことがわかります。

自分も札幌に住んでいるため、具体的なことは知りませんでしたが、「現場」では、厳しい現実も起こっているようですね。

 

また、最近、大きく取り上げられる「再生可能エネルギー」である太陽光発電についての報告もありました。

太陽光というと、地球にやさしい、というイメージがありますが、釧路湿原周囲では、排水不良を理由に放棄され、徐々に湿原に戻りつつあった土地などでのソーラー発電施設の建設が活発になっているそうです。湿原周辺は、太陽光発電の設置には好条件のようです。

また、ソーラー施設を設置するにも地盤を固めるなどの工事も必要となるため、周辺の環境の変化が起こりかねません。

これは昨年。自分で調べたことですが、「CO2の吸収」は、森林だけで行われているのではなく、草むらなどの草などでも行われている、とのこと。ソーラーパネルの下は陽光が届かず、下草が生えづらい環境となります。

「遊休地」といって太陽光施設を建設することで、返ってCO2の吸収源が失われる可能性もあります。

また、風力発電ですが、これも風の強い海際に建設されることが多いのですが、霧多布湿原では、すぐ近くに風力発電の風車があります。霧多布湿原には多くの鳥もやってきて、丹頂鶴も飛来しているのですが、風車によってその環境も脅かされる可能性があります。

会報でも述べられていますが、自然エネルギーとされるものは、否定されるべきものではありません。

しかしその乱立によって、自然が破壊されるという、皮肉な結果にもなりつつあります。

「自然エネルギー」という名称だと、自然に対して無害なようなイメージがありますが、決してそうではないことも、今後、考慮していかないといけないと思います。

 

 

平成28年9月に、道東は3つの台風に襲われました。

この時の十勝や南富良野の被害は甚大で、今でも傷跡が残っているほどですが、釧路では災害が発生しませんでした。

それは釧路湿原が「水溜め」となって、増水を防いだから、とのこと。

昨年、九州でも大雨で大きな被害が出ましたが、湿地は、増水に対しても有効かもしれません。

 

一方、人間の住む都市を守ってくれた湿原ですが、その代償として、周辺からかなりの量の土砂が湿原内に流れ込んだのではないか、とのこと。

 

先月、ペットのネコ(犬?)からヒトに感染して、死亡した、というニュースがありました。細菌やウイルスは、ふとしたきっかけで種族の壁を越えてしまいます。

昨年の夏ころに発刊された日経サイエンスの増刊号によれば、湿原は、陸の動物に感染する細菌が海に拡散しないようにする働きも担っている、とか。

 

もっと湿原のもつ役割を考えないといけないですね。

流氷大回転 について

昨日、流氷が網走沿岸に接岸した、とのこと。

今年も流氷の季節になったのですね。

 

さて、その流氷について、毎日新聞では「流氷大回転」が起こった、と報道していました。

「流氷大回転」とは、北海道のオホーツク沿岸に接岸した流氷が、渦巻きを起こす、というもの。その光景は、まるで銀河系の様子を見ているようです。

なぜ、この大回転が起きるか、というと、アムール川で発生した流氷は、その後、オホーツク海内にある南向きの「東樺太海流」に乗って南下し、網走、紋別などの沿岸に接岸するのですが、北海道のオホーツク沿岸には日本海方面から宗谷海峡を通ってきた、沿岸沿いに東にながれている速い海流があるため、接岸したと同時にその海流に横からぶつかる形になり、渦巻きを発生する、とのこと。(詳しくは学校の先生に聞いてね)

実に壮大な風景なのですが、この「大回転」も、オホーツク海を豊かにしている自然の要素の一つです。

 

ナイル川やアマゾン川など、世界の大河は、内陸から豊富なミネラル成分を河口に運び、その地域を豊かにしていますが、海に達した段階で海底に沈んでしまいます。しかしオホーツク海では、流氷の作用によってアムール川のミネラルがオホーツク海内に広く行き渡ります。

そして網走沿岸にも到達します。

で、ですね、この運ばれてきた「ミネラル」というのは、比重の関係で海の低層の海流に乗ってきているのですよ。この辺りは面白いので2月中にお話ししますが、とにかく、ミネラルはオホーツク海の深層を通って網走までやってきます。

で、接岸によって網走に到達したミネラルですが、深層にあるため、それだけでは魚などの栄養になりづらいのです。

(プランクトンなど、海の生き物のエサとなる光合成生物は、太陽の光があたる海の浅い層に多く生息するため。プランクトンはミネラルを栄養とする)

 

しかし!上記のように「大回転」が起こって渦巻きになると、沿岸付近の海が「撹拌」されて、深層にあるミネラルが浅い階層まで巻き上げられるのです!!

 

コップに水を入れ、氷を浮かべるとします。

この氷をぐるぐると回すと、コップの中に渦巻きができると思います。

まさにこれが起きている状態!
接岸した流氷が、横からの海流によって回転を始めることで、海底のミネラルや栄養分がかき混ぜられて海の深いところから浅いところまで行き渡る。

そして、北海道のオホーツク沿岸の海の生き物は、流氷による「フタ」のために人間からも守られ、海底から湧き上がるミネラルを存分に食べることができるので、流氷の下で大きく成長します。

 

これで終わりではありません。

 

流氷によって巻き上げられた栄養分は、東からの海流にも乗り、千島列島に至り、そこから太平洋側に出て親潮に合流して、親潮に栄養を供給するのです!

その親潮は日本へ向かって流れ、東北沖の海で、親潮と、南からの海流がぶつかることで栄養が滞留します。

三陸沖は「世界3大漁場」とされていますが、その理由の一つに、遠く離れた「流氷大回転」も深くかかわっているのです。

 

 

このように、オホーツク海で見られる「自然」は、非常に精巧な連鎖反応によって行なわれており、それはオホーツク海に留まらず、広い地域に影響を及ぼしています。

 

イエローストーン国立公園は、地球の爆発的な力を感じさせますが、オホーツク海ではその対極となる、ピタゴラスイッチにも似た、とても不思議な地球の姿を見ることができます。

 

この自然の連鎖を見ることができるのは、世界でも日本、北海道くらいなもの。一度は流氷を見てみよう!

東京に研修旅行に行ってきました。その3

さて、ようやく東京で受講した講義についてお話しします。

今回の講習会は、静岡県でCAMBRAを実践されている先生とその医院の衛生士さんたちのお話をお聞きしました。

今回はより臨床編とされているだけに、リスク評価のより具体的な方法に重きが置かれているため、これまでお話ししてきた内容を深掘りした内容でした。

またどの段階から治療をすべきか、や、より侵襲の少ない治療方法など、多くを学びました。

歯科衛生士さんからは、どの状況でどのケアグッズを勧めるか、という具体的に説明を受けました。

CAMBRAではフッ素製剤や抗菌性の洗口剤、キシリトール含有品、唾液のペーハーを改善するもの、口の乾燥を防止するためのもの、など、多岐に渡るケアグッズが使用されます。

そしてそれらのケアグッズの中から、個人のリスク段階(ローリスク、ミドルリスク、ハイリスク、エキストリームリスク)に合わせて最適なものが選択されるため、口腔状況の改善にとても有効です。

 

皆さん、ドラッグストアの歯磨きコーナーを訪れたとき、どれを選べばいいのか、わかりますか?

最近はとても多くの歯磨きグッズが発売され、選択肢が増えていますが、多くのお店ではそれらがただ陳列されているだけと思われます。

多くの方は、ご自分のお口の状況がどのようになっていて、どれを選ぶべきなのか、よくわからないのでは?

ご自分の歯の状況をわからないまま、「歯を白くしたいから」という理由で「歯を白くする」と書かれた歯磨き剤を選んでしまうと、もし、ご自分のお口の中の唾液のペーハーが酸性に傾いていた場合、歯磨き粉の歯を白くする成分と唾液の酸性が相乗効果をもたらして、歯が必要以上に削れて弱ってしまうかもしれません。

(歯磨き粉の成分については、昨年の当ブログで掲載した「歯磨き粉の最新科学」を参照してください)
まず、口腔内の細菌の数を減らす必要があるのか、ペーハーを改善する必要があるのか、によって、使用すべきケアグッズが異なってくるのです。

CAMBRAでは、個人のお口の状況を診断し、間違ったケアグッズの使用を防止することができます。

 

また、CAMBRAでは、フッ素が大きな比重を占めています。

 

欧米ではフッ素の使用がごく普通のこととなっているようです。

 

このお正月、加納はCAMBRAの提唱者の一人であるフェザーストーン教授の日本での講義を収録したDVDを視聴したのですが、その中でフェザーストーン教授は、現在、欧米では「フッ素を使用した場合」と「フッ素を使用しない場合」に分けた比較実験は許されない、と話していました。

なぜかというと、欧米では、「一定期間、フッ素を仕様しないことで、その人がフッ素を使用したときに得られる利益を奪う事になってしまう」とされるため、とのこと。

欧米では「フッ素」は、人権に匹敵するまでの存在になっているようです。

 

フッ素は、様々なご意見をお持ちの方がおられると思います。当院でも、あくまでも各個人のご判断が最優先となります。

ただ、様々な意見を見てみるとき、フッ素を取り巻く世界的な潮流も考慮していただければ、幸いに思います。

 

 

そして、より重要なのは、CAMBRAでは、フッ素を使用しない選択肢も幅広く用意されている、ということです。
CAMBRA=フッ素、ではありません。CAMBRAは、あくまでも個人の口の中の虫歯のリスクを評価するためのものです。

 

個人の口の状態は、単純には判断できません。フッ素を使用すれば全てOK!、というわけではなく、また、一部で提唱されている「どんなときでも重曹でうがいすれば全て解決!」というわけにはいきません。

実際、今回の臨床編でも、症状によっては重曹を使用した方法が提示されていました。あくまでも状況が偏っているときのみ、ではありますが。

 

 

 

当院では講習会で紹介されたケアグッズの他、口テープや鼻うがい、あいうべ体操なども取り入れようと考えております。

 

 

2月中旬に、CAMBRAで使用するケアグッズについての院内セミナーを受け、2月下旬、3月から正式に導入する予定です。

 

 

以上、研修旅行の御報告でした。