審美歯科
診療案内
- 診療科目:
- 歯科・小児歯科
- 診療時間:
- 月・火・木・金
9:00〜19:00
昼休み/12:30〜14:00
土・日 9:00〜17:00
昼休み/13:00〜14:00 - 休診日:
- 水曜・祝日
- お電話:
- 011-669-8211
- 所在地:
- 札幌市西区西野5条3丁目7-1
[map]
☆2019夏の鉄道旅★道北旅行⑯ サロベツ原野
2019年に行った道北旅行のご紹介も、今回が最後。
いつの間にか湿地や湿原に興味を持っていた加納ですが、最北の大湿原であるサロベツ原野も訪ねてまいりました。
こちらはサロベツ湿原センターです。
利尻礼文サロベツ国立公園の名前のごとく、サロベツ原野も国立公園です。
湿原と言えば釧路湿原が有名ですね。
サロベツ原野は「原野」という名前がついているためか、湿地というよりは乾いた広い土地が続いているように思えてしまいます。
しかし、実際にはサロベツ原野も湿地であり、釧路湿原程ではありませんが、広大な湿原となっています。サロベツ原野は名前で誤解されている部分も大きいかもしれませんね。
こちらの建物も綺麗でした。
展示品も豊富で、サロベツの湿原の成り立ちについて説明されていました。
サロベツ原野の中は、木道が整備されていました。
ここがサロベツ原野。
一見すると、原っぱのようにも見えますが、湿原です。地面には水があります。
面白いものがありました。
詳しいことはわかりませんが、開拓にあたり、この船を使って干拓したらしい。
なかなか鋭いドリル(?)。
それでは広大なサロベツ原野をトレイルしましょう!!
見渡す限り、という言葉の通り、視界すべてが湿原です。
水辺もあります。
ここまでブログを見ていただいたかたなら、湿原、水辺とくれば「鳥」が連想されると思います。
そう、サロベツ原野も全国有数の鳥の飛来地です。
どこまでも続いていました。そして広い!でも、木道から降りると大変なことになってしまうので要注意!!
日本とは思えない風景ですね。全て湿地です。人を寄せ付けないので動物や魚たちの宝庫!
そしてこちら。
なにかわかりますか?
道北旅行で繰り返し、圧倒されてきた「アレ」です。
そう、利尻富士です。
実際には画像よりももっとハッキリクッキリ、そして巨大に見えました。
正に道北のシンボル!
木道は続く。
そしてサロベツ原野にも野草が豊富に生息していました。
展望台がありました。登ってみましょう。展望台下の水を見ると、実は湿原にいることを思い出すことができます。
展望台からの風景。
湿原でも北海道の広さを実感。
ご覧のサロベツ原野も、道内の他の湿地・湿原と同様に、水位の低下、乾燥化が進んでいます。
湿地の範囲が狭まっています。
人の生活と湿原の保護。
矛盾するようなことではあります。
大都市での自然保護の議論では、自然保護と開発が対極的に連想されますが、これまでご紹介してきた湿原の地域では、まさに自然保護と開発が同時に存在しています。そこで行われているのは、議論や討論で一方を言い負かすことではなく、「共存」です。
いかに人の生活を守りつつ、自然を持続させるか。
「自然」対「文明」の対立の最前線が、湿原地帯にはあります。
自然保護や再生可能エネルギーの「答え」のヒントがあるかもしれませんので、道東や道北の湿原を「汽車で」見に行きましょう!
木道はこの後、森の中へと続いていました。なお、この森の地面も湿地です。
今回の道北旅行の最後の画像です。
湿原の緑や黄色、空の青に雲の白。
理屈抜きでも湿原には、色鮮やかな色彩が溢れています。
全て人工ではなく自然の色です。
ここまで、道東、道北、留萌や道央など、様々な地域の画像をご紹介してきました。
どこも札幌よりも田舎ですが、なぜか色彩豊かな風景ばかりでした。
北海道では、汽車に少し乗るだけで、絵具を塗ったような風景にすぐに出会うことができます。
もっと汽車に乗って、色々な絵本の風景を見に行きましょう!
☆2019夏の鉄道旅★道北旅行⑮ 最果ての駅
稚内まで戻ってきた加納。
しかしここまでお読みいただいて、気が付いた方もおられるかもしれない。
そう、「鉄道旅」と言っておきながら、鉄道と関係ないことばっかりじゃん!と!!!
ご安心ください。ここで鉄道関連の施設のご紹介になりますので。
稚内の鉄道スポットと言えば、やっぱりこちら!!!
そうです!日本最北の駅、稚内駅です!!
しかし立派な駅舎ですね!
この稚内駅には、JR駅はもちろん、フードコーナーや映画館まで併設されています。マンションもあったかな?
おそらく稚内で最もホットなスポットだと思います。
すみません、いきなり駅舎内の様子です。
「最北端の線路」の表示を発見!!
ではホームへ行ってみましょう。
これが稚内駅のホームです!
一つのみ!!
駅表示も片方のみ!
ちなみに「南稚内」の駅で、ウルフルズか誰かのMVが撮影されていたと思います。
そして全国の皆さんが気になる、あっちは?
ここですね!
そう、レールの終わる場所。
全国の皆さん、これが線路の「北の最果て」です!
今回の鉄道シリーズでは、増毛駅の留萌本線終端、根室駅での根室本線の終端などをご紹介してきました。
とくに根室駅が「日本で最も東の終端」でしたが、今回は「日本最北の駅」であり、「最北の終端」です。
皆さんの最寄りの駅にあるレールも、全てここにつながっています!!
そして日本最北を証明する表示。
そして日本「最南端」路線の終着駅として有名な枕崎駅と、姉妹関係にあるそうです。
その枕崎駅まで3100キロ離れているそうです。
そして正真正銘の「最南端駅」である西大山駅からは3068キロ離れている!
枕崎駅と西大山駅の関係ですが、根室本線の根室駅と東根室駅の関係と同じ。
根室駅が最終端だけど、一から言えば東根室が最も東、ということ。
東京からはこれだけはなれています。
この先に、東京、大阪、そして西大山駅があります。
駅の外にも何やらありました。
最北端線路の標識でした。
日本の最北端で、夏の一日を過ごしました。
☆2019夏の鉄道旅★道北旅行⑭ さよなら礼文島
極上の夜を過ごした礼文島でしたが、早朝のフェリーで稚内へ帰還することになっています。
港から見えた利尻富士。
とにかく大きかった!
利尻島にいた時よりも、礼文島にいたときのほうがその存在を大きく感じました。
礼文島のターミナルも、とてもきれいで立派でした。
さあ、出航です!!
なんと、島の人がお見送りをしていました。
これは観光客向けなのか、知人の門出か何かを祝しての身内のことなのかはわかりませんが、とにかく温かく見送られたことに変わりはありません。
帰りの船内。1等ラウンジは広々して快適でした。お勧めですよ。
そして恒例の稚内牛乳のアイス。最後はチョコ味をいただきました。
さようなら、礼文島。真夏の青天の日に島をトレッキングしたことは忘れない。
これが礼文島の「中心地」である香深地区です。ホテルや大きな温泉もありました。
ここ以外は本当に、のんびりした島でした。数日滞在したくなりました。
初めての離島訪問でした。どんどん遠ざかっていく。
・・・感傷に浸っている間もなく、窓から見えたのはあの山!!
そうです、利尻富士です。
まさに海に浮かぶ山。
そして、稚内が見えてきました。
ノシャップ岬ですが、なんか自衛隊とかのレーダーのようなものもありました。
ここは、「国境地帯」です。
日本人が住む北限の地です。
そして稚内港へ。
2泊三日の離島めぐりは、とても楽しい日々になりました。
☆2019夏の鉄道旅★道北旅行⑬ 礼文島の極上グルメ
これは礼文島の宿からの風景。
これはフェリーターミナルで食べたうに丼です。
さすがウニの本場だけあって、絶品でした!!
礼文島でお世話になった宿。
この宿でごちそうになった「グルメ」がすさまじかった!!!
これですよ!!
礼文島の海の幸がてんこ盛り!!!
まずは煮物から。
噛むほどに出汁が出てきて、ご飯が進みました。
焼き魚。身が柔らかいのだけど、ホクホクで、しょう油をかけなくても十分、磯の味がしました。こちらも思わずご飯を食べたくなる!
貝の煮物。
ちょうどよい味加減で、貝の食感も楽しめました。
メインの一つ、エビ。
見てくださいよ!この活きの良さ!
身が詰まっていて、肉を食べたかのような満足感!
そして礼文島のお刺身。
グレードの高さは画像でもお分かりのはず。
そしてこれをご覧ください。
なにかわかりますか?
蓋を開けてみた様子。何か入ってますね。
あ、このオレンジの物体は、まさか!!
うひゃー!ウニがたくさん、入ってた!!
なんとウニのスープだったんです!!
この土瓶の中に、ウニが凄い量、入っていたのです!!
早速、いただきましょう。
ご覧ください。
ウニのエキスがしみ込んんだ、極上のスープを!!
ウニのほんのりした甘味や磯の味も感じました。それでいてしつこくない!
でも、スープなのにお腹にずっしり!
なんて贅沢なスープだったんだ!!
そしてもちろん、ウニもいただきました。
エキスも実も、全て余すところなくいただきました。
こちらのお宿の料理は、今でも鮮烈に覚えています。本当に美味しかった!
素晴らしい礼文島グルメを用意していただき、本当にありがとうございました。
こうして日本最北端の島での夜が更けていきました。