審美歯科

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東京でのお話し。その2 

さて2月10日は、朝10時から夕方16時30分までの講習会に臨みました。

 

この講習会は、口の育成に関するもの。有料なので全てをお話しすることはできないのですが、少しだけ触れます。

 

冒頭で今回の講習会を主催した、栃木県で開業されている先生のお話しを伺いました。

先生は数年前から、お子さんの口の育成に力を入れ、ついには自分のクリニックの敷地内に「口育」を中心にした保育園まで開設した、とのこと。

先生の保育園では「あいうべ体操」がその柱となっており、とても人気だそうです。

ここでも「あいうべ体操」が出てきましたね。

実際、あいうべ体操は今回の会場でも、書籍コーナーに今井一彰先生の書籍が置かれておりましたし、歯科関連の様々な場面で見る機会が多くなりました。

やっぱりやりやすいですからね。あいうべ体操は簡単なので、初心者やお子さんでもやりやすいんですよね。これを入り口に、他のMFTなどに入っていくのがいいのではないかと、自分は思うのです。ここが誤解されるところなのですが、あいうべ体操だけやってりゃいい、というのでは断じてなく、あいうべ体操は入口です。

昨年末に「はたらく細胞」というマンガについてお話ししましたが、興味のない人、関心のない人にいきなり生物学の教科書を勧めても、見るわけがありません。だって面倒くさそうじゃん。でもこの漫画を読んだお子さんの中には、その後も人体に関する本を読むなど、自然に次の知識を求める、という子もいます。

いきなり大量のトレーニングメニューを提示するのではなく、あいうべ体操などの簡便なところから始めて、徐々に増やしていく、というのがいいのではないか、と思うのですよ。

 

実際、先生の保育園では、あいうべ体操を歌に織り込んで、楽しみながら行っているそうです。ちなみに歌うことは口はもちろん、舌や喉の筋肉を使うので、オーラルフレイルにはもってこいだそうです。何歳になっても歌い続けましょう!!

 

少し脱線しましたが、先生は講義の中で「虫歯はどんどん減り続けている」と指摘。実際、先月、「道内の小学生の虫歯の数が10年前よりも減り続けている」というニュースが放送されていました。

一方で、口の機能が低下している子供は年々、増加している、とも指摘。

実際、これが現在の新たな問題になっておりまして、口を閉じることができないお子さんは増加傾向にあるのです。口を閉じることができないと歯並びに影響することはもちろん、口呼吸を身に着けてしまいます、口呼吸の弊害は、当ブログでも散々、取り上げてきました。

そして昨年4月より、「口腔機能発達不全症」として、正式に保険制度の中にも組み込まれました。社会保障費削減が叫ばれている中で、新たな予算がつく、というのは、このご時世ではかなり難しいこと。逆に言うと、それくらい、子どもの口の機能の低下が顕著になってきた、とも言えます。

ただ、せっかく保険制度に組み込まれたものの、その運用はスムーズとは言い難く、実際に行われるケースも少ない、とのこと。

でも、先生のクリニックでは実践されているそうなので、今度、見学に行ってみようと思います。機会があれば。

 

とにかく、今後、「口腔機能発達不全症」はますます対策が必要になると思われますので、継続的に勉強してまいりたいと思います。

 

 

このほか、朝日大学の田村教授による、授乳や哺乳瓶に関する、とても勉強になる講演も伺いました。

 

また、外国の先生も招かれており、海外における実態も伺いました。口腔機能発達不全症は、国際的にも注目され、対策が行われているとのこと。

 

とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

 

 

で、この後、懇親会が開かれたのですが、例によって懇親会は断らない主義の私、加納。ちゃっかり出席してしまいました。

この懇親会がなかなか楽しくて。栃木県、や中部地方の先生方と親しくさせていただいたのですが、皆さん、勉強熱心で、とても多くの新しい情報を得ることができました。

姿勢については、本州(の一部の地域)ではなんと、赤ちゃんのころから整体を行う、とのこと。

また勧められた品物で購入を決めたものもあります。

 

いやあ、本当に楽しくて勉強になった、東京での1日でした。