審美歯科

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道東鉄道旅行 その4 終着駅に到着

さあ、根室行き普通列車は、いよいよ根室の街中に入りました。

途中、「日本最東端駅」として有名な東根室駅にも停車しました。一部の人は降りたものの、大半はそのまま乗車。どうやら自分と同じく、根室本線の根室駅に、汽車で上陸する覚悟を持っている様子。

 

 

 

 

 

 

 

こちらが根室駅。

すんません、実は根室駅に着いたのはいいのですが、すぐに20分後に出発する釧路行きに乗らないといけないのです。(AM8:00くらいに根室に到着)

その根室駅での20分ですが、自分は、例の「わがまちご当地入場券」を購入して、駅の内外を見てから汽車に乗ろう、などと悠長に考えていたのですが、甘かった!

再三、お話ししているように、この日の車両には鉄道ファンばっかり乗っていたのです!

で、ですね、鉄道ファンは前にもお話ししたように「鉄道に乗ること」が目的とし、「どうすれば効率よく汽車に乗ることができるのか?」を前提にしているため、どうしても乗る汽車が同じになるのです。

さらには多くが自分と同じく「ご当地入場券」の購入を目的としているため、到着時にはすでに緑の窓口には列が!!しかもすでにAM8:20発の改札前には長蛇の列が!!

まずい、ボヤボヤしていたら乗れないかもしれない!!

焦りますよ、日本の一番端っこに置いてきぼりなんて。次の汽車に乗ればいいじゃん、と思われるかもしれませんが、花咲線は本数が少ないため、次まで数時間も待つこととなり、旅行日程にも大きな影響が出てしまうのです。

結局、根室駅の外の探索もほとんどせず、改札の列に並びました。根室駅を出て、根室に滞在した時間、わずかに1分。

今度はもっとゆっくり根室に行くぞ!!

 

さて、無事に改札も通り、釧路行きの汽車に乗車。席を確保したところで残り時間で写真を撮りました。

 

 

 

 

 

 

 

根室駅。根室本線の最東端、終着駅です。日本で最も東にある終着駅です。

 

 

 

 

 

 

はるばる来たぜ、根室まで!!しかも汽車で!

 

 

 

 

 

 

 

釧路行き列車。一両編成でした。

 

 

 

 

 

 

 

おお!なつかしい扇風機じゃないか!!

この車両には国鉄時代が残っている!まさに昭和の世界です。

東京の子どもたち、こういう列車を見たことあるかい?

 

 

 

 

 

 

窓の奥にはレールの終端があります。

全国各地の線路はやがて、この窓の先に集結し、終末を迎えます。

 

 

 

 

 

 

 

帰りの車窓から。一面に広がる湿原。

 

 

 

 

 

 

そして、車を止めている浜中駅に戻ってきました。

片道1時間の花咲線の旅でしたが、車窓は結構、楽しめましたよ。

 

そして全国の皆さんに知っていただきたいのは、花咲線が湿地帯の真っただ中を走っている、ということ。

霧多布湿原はもちろん、別寒牛湿原、春国岱、風連湖などなど。これらには別名がついてはいますが、全てひと繋ぎの湿地帯である、と言えます。そして全て「ラムサール条約」に登録されています。さらにいえば、風連湖は日本有数の渡り鳥や水鳥の生息地ですし、霧多布湿原には貴重な丹頂鶴も飛来します。

つまり貴重な自然体系である「湿原」の中を走っているのです。

平行して道路も走っていますが、果たしてどちらが環境に優しいのか。

 

欧米では、スイスの山岳鉄道のように、環境への影響を考慮して敢えて鉄道を残している国も多く存在します。

後述しますが、湿原は非常に多くのCO2を固定する、つまり吸収するポテンシャルを持つ自然体系です。

「自動車社会だから」という理由だけで道路を優先する方針は、諸外国に対して日本の環境対策への本気度を疑われかねません。

 

東京オリンピックに合わせて建設される新国立競技場は、木造とすることで日本の自然をアピールする狙いがあるそうですが、本当に自然をアピールするならば、ぜひ、釧路根室にかけて広がる「水辺の生態系」を守るにはどうするべきか、についても考える必要があるように思います。

そう考えたとき、花咲線の存在意義は、、本当に地方だけの問題なのでしょうか?

日本が多様な生態系を持つ国であるためにはどうするべきか?

花咲線はその指標になると思うのですが、考え過ぎですかねえ。

 

道東鉄道旅行 その3 車窓から見るウェットランドの風景

楽しく滞在した浜中駅ですが、ついに目的のAM6:55発、根室行きの汽車がやってくる時間となりました。

 

*お断り

当ブログでは鉄道車両のことを「電車」ではなく、「汽車」と表現しております。

 

 

 

 

 

 

おお!彼方に汽車が見え始めたぞ!!

 

 

 

 

 

 

朝霧の中、ついに汽車が到着!!

 

 

 

 

 

 

キハ54系です!!

 

この日はお盆という事もあって、結構、混んでいました。もちろん、大半は鉄道ファン!

 

 

 

 

 

 

  

この日(8月11日)、午前中は小雨模様だったのですが、花咲線の綺麗な車窓を堪能しました。

上のように開けた牧草地?があったり、湿地のような地形があったり。

釧路・根室地方を代表する風景を見ることができました。

旅行前に湿原に関する本をいくつか読んだのですが、その中の一冊に、タイトルに北海道の事を「ウェットランド」と呼んでいるものがありました。

北海道は全国有数の、というか日本の湿原のほとんどが北海道に集中しているほど、風景の中に水辺が溶け込んでいる大地。

この車窓を見て、「ウェットランド」とは上手く言ったものだなあ、と感心しました。

 

この「ウェットランド」は、簡単に均衡が壊れてしまい、乾燥してしまいます。

車での移動は周囲への負荷が強い。

ウェットランドの移動には、鉄道が最も適しているのでは?と思います。

 

 

道東鉄道旅行 その2 北海道浜中町は、ルパン帝国だった!!

今回の旅行ですが、時刻表と格闘することとなりました。

釧網本線、花咲線ともに一日の本数は限られている。そのため旅程も発車時刻を軸に計画しないといけないのです。

今回の旅の最大の目標の一つである「汽車で根室まで行き、帰ってくる」というのが思いのほか難しく。「車で行けばいいじゃん」と思われるかもしれませんが、それではだめです。あくまでも「汽車に乗って終着駅に行く」をしなければいけないのです。

これを実行するために出された答えは、初日の「朝6:55浜中発の下り普通列車に乗る」でした。

そのためには8月10日の診療終了後、すぐに浜中駅に向かって札幌を出発!!

これがなかなか過酷なもので、途中、高速のパーキングなどで仮眠を取りながら、なんとか1時間前に浜中駅に到着したのでした。

 

 

 

 

 

 

こちらが浜中駅。

 

 

 

 

 

 

結構、綺麗ですね。ん?駅の前に誰かいるぞ!?

 

 

 

 

 

 

 

  

なんとルパン三世の次元大介、石川五ェ門が!!

 

 

 

 

 

 

 

 

駅舎に似合っていますね!?

 

浜中町と言えば、国民漫画である「ルパン三世」の原作者、モンキーパンチ氏の出身地。浜中駅でもルパン一家がお出迎えしてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

これが駅舎。無人駅です。ん?無人駅のはずなのに、窓口に誰かいるぞ!!

 

 

 

 

 

なんとこちらも国民的セクシーシンボル、峰不二子が立っているではありませんか!!

しかしこんな地方の町(失礼)の駅員が峰不二子とは!北海道を代表する、超VIPがあなたを待っています!

 

 

 

 

 

 

そして大きなポスターが。これはルパンファンには嬉しいね。

 

そういえば、原作の11話にて、北海道浜名町の「ルパン帝国」存在が示唆されていたです。自分は原作は読んだことが無いのだけど。

ルパン帝国はルパン三世の父、ルパン二世が作り上げた国だそうです。

 

実際、霧多布湿原センターや公共温泉など、浜中町の公共施設にはどこもルパングッズが販売されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

これはその一つ。しかしこれだけではなかった!!

 

 

 

 

 

 

なんとルパンが漁師さんの恰好をしているではありませんか!!本当に市場にいる人みたいだ!!

この他にもルパンが農作業の恰好をしたバージョンもありました。

またルパンだけではなく、次元大介、石川五ェ門、峰不二子、銭形警部のそれぞれのバージョンもありました。多すぎて大人買いできませんでした。なんせ予算が限られていたので・・・・・・。

農業の恰好をした峰不二子は、なんだか不思議な感じがしました。

他にもルパンタオルやシール、ストラップetcと、非常に多くのルパングッズがあり、しかも浜中町限定のものばかり!

全国のルパンファンはぜひ、浜中町に向かうべし!

 

 

 

 

 

 

 

 

脱線はそのくらいにして、これが時刻表。数えるくらいしかありませんね。

 

 

 

 

 

 

駅ノートには、なんとルパンの絵が!!!即興で描いたんですか?凄いですね!!

 

 

 

 

 

ホームに出てみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

上り方向(釧路方向)。

 

 

 

 

 

下り方向。お?!誰かいますよ!!

 

 

 

 

 

 

なんとルパンはここにいました!!

浜中駅に降りる乗客を迎えているんですね。

こちらも超VIPですね!

 

 

 

 

 

 

いやあ、浜中駅はなかなか楽しいですよ!

 

浜中町内は、かなりルパン色が強いです。あちこちでルパンファミリーを見かけます。

 

都市伝説だった「ルパン帝国」の存在を、北海道浜中町で確認!

 

全国のアニメファンよ!鉄道に乗って、帝国を訪ねるべし!!

2017道東鉄道旅行 その1 

今回より、加納が今夏、決行した道東鉄道旅行の様子をご紹介いたします。

今回の旅は、自分にとっては長年の思いが結実したものでして。

一度、道東を鉄道を使って巡ってみたかったんですよね。

でも花咲線、釧網本線ともに札幌から遠い上に、本数が少ない。しかも鉄道に乗るための旅行となると、鉄道好きじゃないと一緒に行ってくれるわけがなく。

各ご家庭でも奥さんとの旅行、となると、「美味しいものが食べたい」「綺麗なホテルに泊まりたい」「移動時間は少なくして現地で楽しみたい」という要望が出てくるわけです。

鉄道ファンはそれと対極を成しており、「食べるものにお金をかけるなら鉄道グッズを集めたい」「目当ての汽車に乗ることができれば車中泊、駅泊(無人駅での宿泊。野宿とほぼ同じ意味)なんでも来い!」「鉄道での移動時間こそがメインで現地での滞在は少なくてもいい」という具合で、一般的感覚とかけ離れているのです。
上記のような事から、結婚してしまうとなかなか鉄道メインの旅行はできず。

 

しかし、今年のお盆、妻は義家族と旅行に行くことに!!

今だ!今しかチャンスは無い!!と、ばかりに3泊4日の道東鉄道旅行を決行するに至ったのです。
しかし問題も多く、せっかく道東に行くのなら、汽車に乗るだけではなく素晴らしい鉄道風景も撮影したい。ついでに湿原なども見て回りたい、という、鉄道ファンにあるまじき願望が次々と湧いてくる!!

でも本数の少ない花咲線と釧網本線。それはかなり難しい。そこで折衷案として、自動車で現地に移動し、鉄道にのったり色々と回る、という計画が立案されました。

実は一度、湿原を含めた道東の自然を見て回りたい、と思っていたんですよね。

 

自分は幼稚園から小学低学年にかけて、釧路に住んでいました。その時に釧路湿原は見慣れていました。子供の目から見れば、湿原はただの原っぱにすぎません。それに「国立公園」といって、地図で境界線が引かれていますが、湿地みたいなところは釧路市内でもありました。立ち入り禁止、と書かれた底なし沼に友人たちと侵入し、1人がハマって動けなくなって大人を呼んで叱られたこともあります。

釧路から根室にかけては非常に広い湿原が広がり、その一部に人が住んでいる、というのが正しいように思います。

そんな中で生活していたために湿原なんてありふれていたし、子どもであったこともあって、湿原に価値を見出すなんてできませんでした。

釧路から引っ越して数年後に「国立公園に指定された」というニュースを見て、「え、あんな草むらが国立公園?」と疑問に思ったものです。

その後、オホーツク地方へ転居したのですが、こちらはカラッと晴れる日が多いのですが、湿地と湖が多いというのは同じ。そこで18まで生活していました。

自分にとって湿原や湖、湿地などの水辺の風景は、何の変哲もない見慣れた風景にすぎませんでした。

 

それが、その後、札幌で長く暮らしてから戻ってみると、なぜだか水辺の景色が新鮮に見えましてね。

それ以来、関心を持つようになり、いつか水辺を巡る旅行をしたいなあ、と思っていました。

 

でも妻も道東出身で、自分のような興味も持っていないため、湿原めぐりを提案しても「ええ~、なんで今さら」「それなら東京の方がいい」と、すっかりシティーガールを気取るようになってしまったため、実行することができず。

 

なので今回の機会は、まさにチャンスであったのです!

 

このチャンスを最大限に楽しもう!と、2か月前から湿原やら地質やらの勉強をしてまいりました。

石炭地域の訪問や北海道博物館、北大博物館などにも行ってまいりました。

また、古代オホーツク人の遺跡も巡るため、縄文人やアイヌ、古代オホーツク人などについてもお勉強しました。

 

ええ、他人から見れば全く無駄な勉強です。しかしその無駄なお勉強の楽しいこと!!

 

そして勉強を進めていく内に、自分の考えにも変化が出てまいりました。

 

自分は釧網本線、花咲線、ひいては石北本線の存続を願っています。

ただ鉄路の維持は困難が付きまとうのも事実。

しかしこの夏、上記の路線は必要だと確信いたしました。

 

これから数回に渡り、道東の旅行記をお聞きいただきます。

これは「自然観光」という言葉に留まらない、北海道のジオグラフィックツアーであり、また、鉄道の価値を再発見する旅。

 

北海道の観光、というよりも、オホーツク海を取り巻く広大な自然環境を覗いてみる旅、としてご覧ください。(ちょっと自分でハードルを上げ過ぎた気が・・・・・・)