審美歯科
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日高本線、最終日の様子 その1
昨日、日高本線は最終日を迎えました。
3月31日は偶然にも水曜日。当院の休診日に当たります。
加納は最後の日を迎えた日高本線を見に、現地に行ってまいりました。
なんと前日、静内のホテルに宿泊する力の入れよう。
今回は、鉄道企画の番外編として、日高本線の最後の日の様子をお伝えします。
朝7時半。
静内駅の窓口が始まる時間です。
鉄道駅としての静内駅の最後の一日が始まりました。
こちら。
とてもきれいで立派な建物です。
鉄道以外にもバスのターミナルにもなっています。静内が日高地方でも最大の街であるため、日高地方の交通の中心とも言えます。
駅舎内ですが、すでに多くの鉄道ファンがいました。そして記念の乗車券を求めて、すでに窓口には列ができていました。
日高本線の路線図。最後の日まで、掲げられていました。
そして駅そばです。
朝から混んでいた(苦笑)。
駅そばは必ず立ち寄る主義の加納ですが、あまりに混んでいたので、この時は止めときました。
ここで一旦、静内駅を離れて、終着の様似駅へ向かうことにしました。
こちら。
この時は午前9時くらい。
ご覧のようにすでに記念の券を求めて長蛇の列ができていました。
様似駅は有人駅でした。となりに観光案内所も併設されているので、様似訪問の際の立ち寄り所となっていました。
5年前から運休だったとはいえ、昨日は本当に最後の日。
最後の日を盛り上げようと、沿線の駅では賑やかに飾っていました。
ただ!
残念な事に、昨日、日高地方は黄砂の影響で決して良好な日とは言えなかった!!!
ご覧の画像はアポイ岳の様子ですが、青天であれば様似駅からもはっきりと見えるのですが、黄砂のせいでかすんでしまっている!!!
日高地方の国道はほぼ鉄道路線と並行して走っているのですが、移動に際して車の中からでも沿線の素晴らしい海の景色を堪能できます。
しかし昨日は黄砂の影響で、霧がかかったような景色でした。
本当に海が綺麗な路線だったから、最後は海を見ながら終わってほしかったと思います。
そして駅前から発着していた代行バス。
本日より正式に路線バスとなっています。
では中に入ってみましょう。
中の様子。実際には鉄道ファンで窓口前には列ができていました。
沿線の人たちの愛情が伝わってきます。
ではホームに出てみましょう。
続く
☆2014夏の鉄道★日高本線の旅 その6(最終回) 日高本線沿線の風景
いよいよ様似駅を出発。
ここから先は、様々な日高本線沿線の風景画像をご紹介します。
魅力たっぷりの日高の風景をご覧ください。
「日高山脈と海に挟まれた狭隘な土地」という、事前の日高地方に対する偏見は崩れ去りました。
ご覧のように広い平野に、豊かな水辺もあります。
続いて広がるこの景色。
この横の黒い線はなんでしょうか?
こちらにも。
そう、これは日高昆布。ちょうど旬の時期であったようです。
地面に線を引いたようですね。
なんだか不思議な光景でした。
続いて、牧場の風景を。
広々とした牧場風景が広がっていますね。
やはり馬産地。非常に多くの牧場がありました。
整然とした柵が、何とも不思議な感じがしました。
以上が日高本線の旅でした。非常に変化にとんだ風景の連続でした。
来年の季節の良い時期、日高を訪れて色々な牧場を回ってみよう、と思っています。
さて、これにて院長が夏に行った鉄道旅行のご紹介は終了です。
なんとも充実した夏になりました。
最初、旅を始める前まで、無人駅や1時間もある汽車での移動は、さすがに退屈になるのではないか、と思っていました。
ところがどうでしょう。
「超」無人駅の小幌駅にしろ、「何もない」様似駅にしろ、長万部から倶知安に移動する間のガラガラの普通列車にしろ、富良野から十勝までの山道にしろ、そこには必ずそこだけの楽しみがありました。
退屈な時間なんてありませんでしたね。
最もこれは鉄道好きだからこそ実感できたことなのかもしれませんが。
ちょっとした「非日常」を体験できた夏となりました。
☆2014夏の鉄道★日高本線の旅 その5 さようなら様似駅
様似駅では予想以上に楽しんでしまいました。
実は色々な「グッズ」も購入。アポイ岳やジオパーク、日高地方の地理に興味をもってしまったためにガイド本も複数、購入してしまいました。
当初の予想では、帰りの汽車までヒマでヒマで仕方ないだろうな、と思っていたのに。
で、名残惜しいながら、帰りの上り列車の時刻を迎えました。
さようなら、様似駅。
果たして、院長の人生で次に来る機会はあるのかな?
のぼり方面(静内・苫小牧方面)の線路です。
帰りは、来たときに乗車した列車がそのまま折り返し。
帰りも結構、混んでいました。
で、実は様似駅にて、様似名物のお菓子を購入していました。
その名も「尻餅」。
しかしダイレクトな名前ですね。
こちら。意外に大きかったので、札幌に帰宅後に食べました。
それにしても、なんだかリアルですね(苦笑)。社長さん、こだわり派のようですね。
で、感想ですが、スンゴクもっちりしていました。軟らかくて、おなか一杯になりますよ。
さていよいよ出発です。
続きます
☆2014夏の鉄道★日高本線の旅 その4 アポイ岳
さて、様似の街並みを眺めていたら、なんだか印象的な山が見えました。
こちら。
これがアポイ岳です。
アポイ岳はこの夏、「世界ジオパーク」に登録内定、の報道がありましたね。
なぜ、アポイ岳が「世界ジオパーク」に内定したのか?
それはこのアポイ岳では、「カンラン石」を見ることができるから、です。
これがカンラン石です。駅のとなりの売店兼観光案内所で実物が置いてありました。
この「カンラン石」ですが、極めて大雑把にお話しすると、「冷えたマントル」なんだそうです。
マントルは普段、地中深くに存在しています。
で、よく日本や世界の活火山の噴火のニュースの際、真っ赤なマグマが噴き出す映像が流れますね。ハワイの活火山の映像などは、一度は見たことがあるとおもいます。
でも、通常のマグマは地表に噴出するまでの間に、地殻の中の水や鉱物によって性質が変化してしまい、マグマそのもの、の組成ではなくなってしまう、とのこと。
ところがここ、アポイ岳では、日高山脈が形成されたときに、何らかの作用でそのままマグマが地表で冷え、カンラン石となって残った、とのこと。この「なぜ、アポイではマグマがそのまま冷えたのか」は、大いなる謎、とされているそうです。
で、このアポイ岳のカンラン石は国際的に有名で、さらには学術的にも国際的に非常に貴重で、アポイ岳のカンラン石には「Horoman peridotite」という学術名までつけられています。「Horoman」は、様似にある地名「幌満」(ほろまん)のこと。
アポイ岳には他にもさまざまな鉱石が「上部マントルにあったままの形で」残っているそうです。そしてそのような場所は、世界の地理的にも非常に珍しく、希少であるとのこと。そのためアポイ岳自体が「世界的な鉱石標本」と呼ばれている、とのこと。
これがアポイ岳が「世界ジオパーク」に内定した理由です。
なんと北海道には世界手にも珍しい山があり、しかもその鉱石は「創始時代の地球の様子」を知るカギの一つ、とのこと。
北海道が単なる「自然のスゴイ所」にはとどまらない、と実感させられました。
で、ここで思わず地理、地学の好奇心を刺激されてしまったため、この夏、院長は北海道の地理を「お勉強」していました。
なんか汽車旅からずれましたが、まだ続きます。