審美歯科

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本棚通信  春休みのお昼ごはん対策本特集2019

当院に来てくれるお母さん方の永遠の悩み、それはお子さんの長期休み。

春休み、夏休み、冬休みと言えば、子どもにとっては待ちに待ったスペシャルな時!!

なんせ学校に行かなくてもいい!

 

・・・・・しかしお母さん方にとっては異なるようで。とにかく普段と異なる生活になるため、応対が大変とのこと。

その中でも大きな問題の一つが「お昼ごはん」。

いつもは学校で用意してくれるので、悩む必要が無かったのに、長期休みではしっかり考えなければならない。

 

目前に迫った春休みに対し、どうすれば乗り切ることができるのか?

 

数年前にもお受けしたこのお悩みですが、わかりました。この春もかのう歯科がお受けします。

 

本を選定した基準ですが、とにかく「てばやく」「気軽に」「コスパにも配慮」に重点を置かせていただきました。

 

 

 

 

1、「コスパ満点!手間なし肉おかず82」  ベネッセ

 

「手早く」「気軽に」とはいうものの、栄養などをおざなりにしてはいけないし、毎日同じものを用意すると飽きちゃうし。

色々と考えてしまいますが、お子さんの多くは「肉」が大好き!手早く、気軽に肉の料理が出たら、喜ばれるのではないでしょうか?

こちらの本には様々な「肉料理」が掲載されております。

「ビッグハンバーグ」という、言葉だけでも子供の心を射抜いてしまう定番はもちろん、ミートボール、鶏肉のチーズはさみ焼きなど、様々な肉料理の数々が、なんと82種類も掲載されている!

え?どれもなんだか手間がかかりそうって?

大丈夫。どのレシピも3ステップで語られているため、とても簡単!しかも一人分の値段も掲載されています。

一人100円~200円が多いと感じます。300円台は数えるくらい。

これなら毎日の食事も安心。

しかも作り置きレシピも充実しているため、「昼食だけまとめて大量に作っておく」ということも可能!!

これならお母さんも時間を効率的に使えます。

この春休みは、ぜひ、手軽に、手早く、上手に手を抜いて、お子さんの美味しそうな顔を眺めましょう!

 

 

 

 

 

2、ホットプレート黄金レシピ  かめ代(亀山泰子)  イカロス出版

 

お子さんの多いご家庭では、一度に作る量も多くなるかと思います。また、これにお父さんなんかも加わると、人数が増えてさらに大変!

良い解決方法があります。ホットプレートです。

ホットプレートって、楽ですよね。

広いフライパンのような感じなので、一度の多くの量を調理できるし、ホットプレートから直接自分のさらに取り分けるので、余計な食器を洗う手間も省ける。

色々と「面倒くさい」と思うことを解決してくれます。

今回はホットプレートを活用したレシピ本です。

定番の焼きそば、お好み焼きはもちろん、タコライス、ビビンバ、ガパオライスなど、異国風の料理もたくさん掲載!

またタコ焼きやナポリタン、オムライスなど、お子さんの好きなところもキッチリ抑えてあります。

さらにさらに、なんとホットプレートを使った「すき焼き」「しゅうまい」「チーズフォンデュ」といった、どうやったらホットプレートで作れるんだ?というものまで掲載!

確かに考えてみると、ホットプレートって、焼くだけではなく、煮る、蒸す、ということもできるんですよね。

そしてハンバーグや豚肉のピカタなども掲載。これらは一口量のために一つ一つがとても小さいです。なので、お子さんでも作ることができます。

せっかくのお休みなんで、昼ご飯作りをお子さんと楽しんでみましょう!火を使わないホットプレートで、お子さんでも安心・安全!!

 

 

なんだかんだいって、長期休みの思い出には「食べること」も欠かせない。

お子さんのかけがえのない春休みの思い出を、「手早く」「気軽に」「安く」実現しましょう!!

本棚通信 ゆびしゃぶりと成長についての本

先月、加納は東京で開催された、お口の成育に関する講習会に出席してまいりました。

その内容はブログでもお話ししたとおり。

今回も事前にいくつかの書籍を読んでおりました。

その主なテーマは「指しゃぶり」について。

「指しゃぶり」について、本格的に意識し始めたのは2年ほど前になるでしょうか?

それまでは「歯並びに影響が出るので、できるだけ早いうちに卒乳し、指しゃぶりも辞めさせるべき」という従来の考えを、漠然と踏襲しておりました。指しゃぶりは「悪癖」でしかないので、しない方が良い、と。

その考えが変わったのは、2年前に「あいうべ体操」のマスターコースに出席した時。

この時も「せっかく東京までいくのだから」と、あいうべ体操の提唱者である今井一彰先生の著作をいくつか読んでおりました。

その中で「おしゃぶりを早期に辞めさせることで、口の周りの筋肉の発育が不足し、口が半開きとなって口呼吸の子供が増えてきている」という主旨の記述を見かけました。(思いだしながら書いているので、今井先生の言わんとしているところと異なるかもしれません)

これ以降、様々な講演で「指しゃぶり」の重要性を指摘されているのを聞きました。また昨年4月に東京で受講した増田純一先生の講演では、「手づかみ食べ」など、ともすれば「汚い」「行儀が悪い」とされる食べ方も、成長のために重要なことである、とされていました。

口呼吸の防止、改善には、3歳までに口の周りの筋肉が成長すること、その手段としての指しゃぶりは許されるのではないか、という段階に、自分の考えは至っていました。

 

・・・・・ところが、東京でお会いした先生方の意見はそうでもなく。できる限り早い段階でやめさせるべき、という声の方が多かったように思います。

札幌に帰った後、知り合いの先生方に聞いてみると、やはり指しゃぶりの重要性を指摘する考えを多く伺いました。

これは今後も引き続き、追求するテーマです。口呼吸や口腔機能発達不全症の改善のために、もっと勉強しなくてはなりません。

 

一応、今回、セミナーに参加するにあたって目を通した参考書をご紹介いたします。

 

 

 

1、「ゆびしゃぶり やめられるかな」 著:三輪康子 大野粛英   絵:長嶋八千代 入江牧子   わかば出版

あるところに、王子さまがいました。王子ともなるとさぞかし上品なんだろうと思いきや、王子さまの発音はおかしく、食事の際は下品で、ダンスの際にはお姫様は王子と手を繋ぎたがりません。

「なんでだろう?」

悲しくなった王子さまは、親指を噛んでいました!

理由はお分かりの通り、指しゃぶりのせい。

このあと、王子は指しゃぶりをやめていきます。どうやってだろう?指しゃぶりをやめられないお子さんと一緒にご覧ください。

・・・・・・と、ここまでは至って普通の絵本なのですが、後半ではなんと、実際に指しゃぶりをやめなかった子供の歯並びについての症例写真が掲載されています。また、指しゃぶりをやめさせるための時期、方法、お母さんの体験談、Q&Aなども合わせて掲載!

これ一冊で、お子さんとお母さん、両方のお役にたつこと間違いなし!!

 

 

 

2、「ゆびだこ」 著:くせ さなえ    ポプラ社

もうすぐ小学校一年生になる女の子。でも、いまだに指しゃぶりがやめられない。お父さんもお母さんも、お姉ちゃんも、女の子の指しゃぶりをやめさせようと一生懸命。なのにそれでも指しゃぶりが止められない。

そんなある日、指しゃぶりでできた「タコ」をみると、なんと顔ができているじゃないですか!

それ以来、「指たこ」は、毎日、女の子に話しかけてくるのでした・・・・・。

果たして、女の子は指しゃぶりを止めて、指だことバイバイできるのでしょうか?

 

こちらは純粋な絵本です。

指しゃぶりを続けると怖いことになるよ、という教訓本。お母さんの演出次第で、効果が倍増することでしょう!!

 

 

 

3、「じょうずに食べる 食べさせる  摂食機能の発達と援助」 著:山崎祥子  芽ばえ社

 

こちらはお子さんの「食べる機能」をどのように発達させるか、ということに焦点を絞った本。

授乳のときの姿勢や仕方、離乳食時期、そして幼児期の食事の確立期、などなど、様々な段階での「食事の仕方」について、説明されています。

口呼吸の防止や、口腔機能発達不全症の防止のためには、癖を直す、だけでは不完全。

小さいころからの食事の姿勢や食べ方が、将来の口の周りの筋肉の発育に影響し、それは歯並びやアゴの発達にも及んでしまいます。

「噛むこと」の重要性は、皆さんもご存知と思いますが、それは決して、自然に身に着くものではありません。

離乳食の上げ方、口への持っていき方、などで大きく変わってしまいます。

なかなか大変とは思いますが、「口の育成」にも注意してみてください。

 

 

 

 

 

4、「指しゃぶりにはわけがある」 著:岩倉政城  大月書店

こちらの著者である岩倉政城先生は、東京歯科大学を卒業された歯科医の先生。しかも東北大学大学院助教授も務められたとのこと。同業としては自然と言葉に気を付けてしまうのですが、岩倉先生はこの著書の中で、指しゃぶりを肯定されておられます。

でも、その語り口はとてもソフトで、決して「難しい専門書」などではありません。

むしろ、お子さんが指しゃぶりをなかなか止めない、と悩んでおられるお母さん方を安心させるような、思いやりのある文章です。

指しゃぶりについて、新たな見方が得られると思います。

 

 

 

 

5、「子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか?」  著:山口平八 清水フサ子   IDP出版

こちらの著書である山口平八氏、清水フサ子氏は、ともに歯科医ではありません。長年、障がい児の教育や、保育園の運営などを通して、多くのお子さんを見守り続けてきた方々です。

内容はタイトルの通り「手づかみ食べ」の重要性について、指摘されています。

人間の感覚には成長の段階があって、まず、口の中の感覚が最初に成長します。これはお母さんの乳首から刺激を受けるため。そして次に感覚が成長するのは手です。口でしか社会に触れることができなかった赤ちゃんは、次にいろんなものに触れて、成長しようとします。

この著作の中で、清水氏が運営している保育園、幼稚園では、手づかみ食べを重要視しているとのこと。

その効用や、必要性についてもとても詳しく述べられています。

また、ハイハイや擦り這いの重要性にも言及。

「手づかみ食べ」や「擦り這い」、両方に共通しているのは、この二つが成長過程においてとても重要である、ということ。

この段階でしか成長できないことがある、と強調しておられます。

この件については、昨年4月に東京で公演された増田純一先生も指摘しておられますし、僕の友人で、姿勢や口呼吸に詳しい江端先生も指摘していました。

「手づかみ食べ」とは、手の感覚を成長させること。

 

ここで、指しゃぶりをやめることができなかったお子さんのお母さんに、「やめさせてください」と言うだけでは、お母さんにとっては突き放されたような感じになっていたのでは?と思い当りました。

この著作を読んで、無理に指しゃぶりをやめさせるのではなく、指の感覚が成長するようなことをするようにすれば、自然な形で指しゃぶりをやめさせることができるのではないか、と考えました。

もちろん、ストレスなどの面も原因と考えられるので一概には言えませんが。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上が本のご紹介となります。

 

「指しゃぶり」をいつ、やめさせるべきか。

確かに結論の出しづらいテーマではありますが、上記の書籍を見ると、「やめさせる」というよりも、「成長を促す」ことで、自然に癖がなくなるのではないか、と考えるようになりました。

 

口呼吸、食べ方、歯並び、口腔機能発達不全症、などは、全て密接に関連しています。

単に癖を直せばいい、というのではなく、成長という視点で、解決できるのかもしれない、と思います。

 

 

指しゃぶりに悩んでいる保護者の方々、悩んでいるのは決してお父さん、お母さんだけではありません。歯科医や保育士さん、養護の先生、絵本作家さんなどなど、多くの方が一緒に考えています、歯科医院に行く、絵本を読む、著作を読むなど、「入口」はいろんなところにありますので、どうか気軽に扉を開いてみてください。

本棚通信 お子さん向けの本のご紹介

今回は、新しく当院の本棚に加わった本のご紹介。

冬休み間近という事で、お子さん向けのものを納めました。内容が鉄道に偏っているかもしれない・・・・

 

 

1、せんろはつづく  文・竹下文子  絵・鈴木まもる  金の星社

いきなり登場したのは、色とりどりの作業服を着た男の子・女の子合わせて6人の子供たち。お母さんと思しき女性が、傍らで赤ちゃんと一緒に休んでいます。

子供達は協力して何かをしています。二人組になってレールを運んだり、枕木を並べたり。

そう、線路を敷いているようです。
彼らは息もぴったりで、作業は順調。レールはどんどん伸びていきます。クレーン車で運んだり、木にあるところはカーブで避けたり。

順調に進んでいた彼らの「てつどうじぎょう」ですが、ここで難題にぶつかります。目の前に山が現れたのです。どうしよう!?

なんと彼らは協力して、山にトンネルを掘りはじめ、無事貫通。しかしトンネルを抜けた先には、今度は川が!!
今度も協力して川に鉄橋を架け、線路を川の向こうに渡すことに成功!!

お、今度は道路がある!今度は踏切を設置して問題解決!!

この後も子供たちは様々な問題を解決して、着々と線路を繋げていきます。

そして線路はなんと、最初にレールを敷き始めた場所に戻ってきました!どうやら環状線の建設を行っていた模様!

そしてそして、最初の部分とレールが結ばれ、ついにループ路線が完成!スタート地点には立派な駅が建設されます。

そしてそしてそして蒸気機関車が到着。汽車は、子どもたちとお母さんと赤ちゃんを乗せて、出発しました!

 

皆さん、鉄道を好きかどうかにかかわらず、小さいころにプラレールで遊んだことがあると思います。自分なりに線路を敷設し、ある時はトンネルを、ある時は立体交差を、それぞれ駆使して、それぞれの鉄道会社の「路線」をどんどん広げていったことがあると思います。

この絵本を読んだとき、なんとなくプラレールで遊んだような気持ちになりました。

 

 

 

2、せんろはつづく どこまでつづく   文・絵 鈴木まもる  金の星社

先に紹介した「せんろはつづく」の続編。

蒸気機関車を運転しながら、順調に線路を繋げていく子供達。するとなんと、新幹線を見つけました。

子どもたちは新幹線と蒸気機関車を連結させ、新幹線を編成に加えます。こうして汽車は、一気にスピードアップ!!

すると今度は4台の貨物列車を発見!!これも繋げてしまいます。

しかし、ここでまたもや難題に直面!!

線路が急な坂道に至ってしまったのです!「のぼれないよー」と困ってしまう子供達。電線もないので電力で動かすこともできません。

でもよく見ると、なんとディーゼル機関車が停まっているではないですか!!

渡りに船、とばかりにディーゼル機関車を編成に加えた子供達。力強いディーゼル機関車のおかげで坂道を登りきることに成功!!

この後、ブルートレインも加え、車内泊も可能になった、子どもたちの車両。

ついに終点に差し掛かり、ターンテーブルを駆使して各車両を車両庫に格納して、一日が終わります。お疲れ様。

 

1では線路の延長がメインでしたが、こちらの作品では様々な車両が登場。しかし蒸気機関車と新幹線、ディーゼル機関車が同居する編成とは。
これもプラレールの楽しみの一つですよね。全く一緒になるはずがない車両同士を連結させて、自分だけのオリジナル編成を作り出す。

遊び方は無限ですね。

 

 

 

3、地下鉄のできるまで   作・加古里子  福音館書店

今回も鉄道関連ではありますが、1,2とは異なって、より具体的な内容となっております。とはいえ、幼児向けなんでマイルドではありますが。

タイトルにもあるように、1冊すべて、絵を駆使して地下鉄の建設方法が描かれているのです!

しかも「開削工法」「シールド工法」など、専門用語に属すると思われる単語も、絵とともに紹介されます。この「開削工法」と「シールド工法」の違いには、多くの紙面が割かれており、力が入っているのがわかります。

シールド工法の説明のところだけでも、「カッターディスク」「カッタービット」など、結構なレベルの専門用語が登場!

揚句には「沈埋工法」「凍結工法」なども登場し、様々な工法が学べます(苦笑)。

単語の紹介ももちろんですが、何よりもそれぞれの工法の工事現場の絵が、見ていてとても楽しい!絵本だけに、絵には力が入っていますね。

開削工法では、たくさんの人たちが参加している様子が分かりますし、シールド工法では掘削機での工事の方法がわかります。

 

皆さん、子どもの頃、特に男性なら、一度は「工事現場」に興味を持ちませんでしたか?

この作品も、工事現場への興味をそそられること間違いなし!かつての子供たちも、ぜひ、手に取って見てください。

 

 

 

 

4、Michi  作・junaida  福音館書店

先日、時間つぶしのために紀伊国屋書店に立ち寄ったところ、この作品の宣伝ディスプレイが目に留まりました。

「一目ぼれ」と言うのもおかしな表現ですが、見た瞬間に、その絵に魅了されてしまいまして。

滅多に衝動買いしないのですが、なんと絵本を衝動買いしてしまいました。

 

この作品は、どちらが「表紙」なのかわからない。どっちも「表」「スタート」のようです。そして両方の「表」にはそれぞれ男の子と女の子が描かれていて、ページをめくると、男の子も女の子も、長い道を歩き出すところから始まる。

この道をたどっていくと・・・・・・・。

 

道は、とても風変わりで、とても個性的な、様々な「街」と繋がっていました。

風車が印象的な街、巨大なSLでできた街、まるで本棚にできたかのような街、大きな樹に作られた街、電気スタンドばかりの街、楽器でできた街・・・・・・。

とにかくいろんな街が登場します。

この作品ですが、絵がとても特徴的。エッシャーのだまし絵のような感じ。街の中を通る道は複雑に枝分かれしており、その沿道には店や人々が立っていたりします。

この道を、指でたどってみると、なんだか町の中を探検しているかのような気持ちになります。

僕の世代だと、「シムシティー」という街づくりゲームにハマった人も多いと思います。この作品を見ると、なんだか「あの頃」の心の琴線に触れられるような気がしますよ。

また、今の子供たちの間では「マインクラフト」や「ドラゴンクエストビルダーズ」といった、ブロック状のものを置いて、並べて建物や道路を作ったりするゲームが流行っていますが、この作品の絵を見ていると、お子さんのそちらの創作意欲も掻き立てられますよ(と思う)。

 

とにかく、大人にも見てほしい絵本。もはや絵本の域を超え、絵画集とも言える作品です。奇妙ながらも興味を持たずにいられないので、ぜひ、手に取って見てください。

 

 

 

5、はたらく細胞   清水 茜   講談社

秋ころに本棚に納めたこの作品。夏ころからお子さんたちが、作品名を頻繁に口にしていたので購入してみたのですが・・・。

とても面白いじゃないか!!

もう、いわずもがなかもしれないけども、赤血球、白血球などと言った細胞たちを擬人化してしまったこの作品。

細菌が侵入した際に発動する免疫が、とても面白く書かれています。B細胞とかT細胞とか、教科書で単語を覚えるのは苦痛でも、この漫画なら楽しく苦も無く頭に入っていきます。

いやあ、今の子供たちはいいですねえ。こういう入口があって。

自分の学生時代まで、マンガって、子どもが読むもので、決して大人が読むものではない、という風潮がありました。

大人というものは、活字で埋まったブンガク作品を読まなくてはならない、という感じがありました(よね?)。

でもねえ、自分の知らない分野を知るのに、文字ばっかりの本を読む、って、結構、敷居が高くないですか?

大人の皆さん、生物学に興味を持っていても、実際に知ろうとすると、なんだか分厚い専門書を買ってこないといけない、と思ってしまいませんか?

そんな「未知の分野の壁」も、マンガと言うツールなら、あっさりと超えてしまうことができるから不思議。

もはやマンガは、子どもの読むもの、ではなく、他分野への重要な「入口」になっています。

シムシティーではないけども、僕の世代だと、三国志に詳しい人、原作の小説を読んだ人も多いと思いますが、その入り口はゲームだった、という方が多いのではないでしょうか?

最初の入り口、っていうのは、どれだけ楽しいか、面白いのか、が大切な気がします。まず関心を持たれなければ意味がありません。

 

マンガは、初心者に優しい「入口」ですね。

 

今、「ゴールデンカムイ」という作品があって、アイヌが注目を集めていますが、これまた僕らの世代の子供のころなら、アイヌに関してはどこか、触れてはいけないような雰囲気があったのも事実。うまく言えないけども。

それがゴールデンカムイというマンガによって、そんな大人が感じていた空気なんて気にせずに、若い人たちがアイヌについて興味を持ちはじめ、何のこだわりもなく親しんでいるのを見ると、やっぱり、まずは知ってもらうことが大事なんだなあ、と思います。

 

これからもマンガによって、どんどん「社会の空気」が、明るく壊されていくのかもしれませんね。

 

 

 

 

なんだか取り留めのない内容になってしまいましたが、上記の作品を本棚に納めます。冬休みにぜひ、見てみてください。

本棚通信 成田奈緒子先生の著作のご紹介

これまで宇都宮で拝聴してきた講演のお話しをしてきました。

 

今回、成田奈緒子先生の講演をご紹介するに際し、先生の著作をいくつか購入いたしました。かのう歯科の本棚に納めますので、ぜひ、育児の参考にしてみてください。それではここで、ご紹介いたします。

 

 

1、「早起きリズムで脳を育てる  脳・こころ・からだの正三角形」 芽ばえ社

 

まさに今回の講演の主体となった「睡眠」について書かれた本。「摂食障害」「寝過ぎ」などの実例をもととする説明や、セロトニンについてももちろん書かれています。
そして、何歳からでも、睡眠を改善すれば、状況が良くなる、とされていること。前回までの記事にて、小学校入学までの5歳まで、と限定されかねない内容となっていますが、決して「5歳以上では成長できない」わけではありません。

睡眠を正して不登校が治った、やる気が出て自発的に進学校に進んだ例などが挙げられています。

終始、優しい語り口のため、「教育本」として肩ひじ張る必要もありません。

現代では不登校のお子さんも決して珍しくありません。保護者や周囲の方にとっても心労が募っているかもしれません。問題の根本は単純ではないかもしれませんが、まずはこの本を手に取って見てみてください。

 

 

 

2、「子どもの脳を発達させる ペアレンティング・トレーニング」   合同出版

こちらの本ですが、「育てにくい子ほど良く伸びる」という副題がついています。

こちらも1で紹介した書籍の内容とほぼ同じなのですが、一つ一つの区切りが短く、文章も少な目なため、とても読みやすく、わかりやすい内容となっています。

世にある「教育本」の多くは、そても分厚く、専門用語が多かったりして、取っつきにくい場合もありますが、この本はとても入りやすいですよ。

 

 

 

3、「はじめてママ&パパの しつけと育脳」   主婦の友社

こちらには成田先生は「総監修」という立場で参加されています。

写真が誌面の大半を占めているため、2よりもさらに読みやすい内容となっています。さらに「0~3か月」「4~6か月」「7~11か月」「1歳」「2歳」「3歳」「4歳以降」と区切って、それぞれの年代に合わせた「脳育て」が書かれているため、「どのタイミングで、どうすべきか」がとても具体的に理解できます。

さらにさらに「兄弟子育て」「一人っ子育て」についても触れられ、そのほかの「不安ごと」についても書かれています。

そして食事について、とても詳しく説明されています。

五感を育てる方法がすべて網羅されていますので、手に取って見てください。

 

 

 

以上です。

 

教育法は各ご家庭によって、それぞれの方針があり、成田先生の方法も「これだけが正しい」というものではありません。

ご参考にしていただければ幸い。