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キハ183系0番 タイで現役復帰!
- Date / 12月 14th, 2021
- Category / 鉄道のお話し
この春、当ブログにて、過去に掲載した鉄道関連の記事を再度、掲載しました。
その中で、キハ183系0番の引退までをご紹介したものもありました。
キハ183系0ですが、ラストランの後、有志によるクラウドファンディングが成立し、安平町の道の駅にて永久保存されております。
こちらですね。現在の主流である流線形とは対極をなした、武骨な表情。まさに頑固おやじ。
このキハ183系0番ですが、今朝の北海道新聞に続報が掲載されておりました。
それによると、キハ183系0番の車両、20台がタイに輸出された、とのこと。
11月下旬に室蘭港から「出荷」されたキハ183系は、12月6日にタイに到着し、タイ国鉄に引き渡された、とのこと。
タイ国鉄ではキハ183系について、観光列車に使用する他、隣国ラオスとの旅客車両に使用したい、とのこと。
改修作業を経て、来年の6月に、キハ183系は再び「現役」として働き始めます!
しかし、寒冷地仕様として作られた車両が、今度は熱帯雨林で活躍することになるとは。つくづく、キハ183系は使い勝手のよい車両だったんですね。
そして1980年の登場から40年を経てもなお、現役として声がかかる頑丈さ。後輩のキハ283系の方が先に引退することになってしまいました。キハ283だけではありません。国内の多くの「後輩」も、近年、引退を始めています。
時代の流れのためにモデルチェンジが早くなってきた、というのもあるかもしれませんが、キハ183系0番は、「丈夫で長持ち」という、かつての「メイドインジャパン」のフレーズを体現する車両となりました。
オッサン、タイでも頑張ってくれ!・・・・加納の方が先に引退するかもしれませんね、こりゃ。
คนไทยระบบ Kiha 183 เป็นยานพาหนะที่ดีมาก ผมเชื่อว่ามันจะทําให้คุณมีเวลาที่สะดวกสบายในการเดินทาง โปรดรักฉัน
(翻訳サイト使用)
日高本線、最終日の様子 その2
最終日の様似駅のホームです。
6年前まで、確かにここに汽車が停車していました。
札幌方面の様子。
この線路を伝っていけば、札幌や東京にたどり着いていました。
今は災害で寸断されていますが、レールを通して大都会とのつながりを感じることができます。
赤さびたレールですね。年季を感じます。
最終日まで、レールの役目を果たしていました。
そして終着駅と言えばこちら。
レールの終端です。
これがレール止め。この景色を見ることができる駅は、全国でも限られています。
レールの先は駐車場でしたが、お邪魔して撮影させていただきました。なお、自動車に触ってしまわないよう、細心の注意を払いました。
森進一さんの歌が流行ったとき、ここを訪れる人も多かったそうです。
様似駅で降りて、バスに乗り換えてえりも岬へ。
襟裳ではないけども、その手前の様似の春はご覧の感じ。
繰り返しますが、黄砂じゃなければ快晴だったと思います。
一度、外へ出て見ました。様似駅の外観。
寂しくなってしまうのではないか、と不安の様似ですが、それは間違いです。
世界ジオパークにも選定されたアポイ岳はこれからも健在です。
毎年、多くの登山客もやってきます。
名残惜しいですが、そろそろ離れますか。
さよなら、様似駅。
お疲れさまでした。
再び静内駅です。
静内駅に戻ってきた時の時刻は11時ころ。
すごい人混みになっていました!
駅舎内には特設コーナーもできて、記念グッズも販売。特製のお弁当はすでに売り切れてしまっていました。
目当ての駅そばも常に満員の状況。
せっかくなんで、ホームの様子を探索してみました。
跨線橋ではなくご覧の感じ。田舎チックでいいですね。
これは様似方面の様子。
なんだか2014年の夏の時と、変化がない感じがします。
都会の鉄道風景はどんどん変わりますが、地方の鉄路はほとんど景色を変えません。
これが上り、札幌方面。
駅に至る直前に橋が架かっていますね。
なんとなく静内の街の「門」という感じがします。
2014年まで、静内でも「汽車に乗って札幌に行く」という感覚があったと思います。
静内駅が交通の中心となっているのも、「札幌とつながっている駅」だったから。
道内の多くの地方駅は、「札幌との汽車の時刻」を中心に、乗り継ぎの普通列車、駅前発着のバスなど、全ての予定時刻が決められます。
線路で札幌とつながっていることが、街の形も決めてきたといっても過言ではありません。
もちろん、日高本線が無くなったからと言って、札幌とのつながりが経たれるわけではありません。すでに静内の手前まで高速道路も到達しています。
ただ、「町の核」が曖昧になるのは事実。
道内の地方都市では「飲み屋街」が活気を失いつつあります。飲み屋街の多くが、駅前にできていたためです。
平成に入り、駅前が町の活気の中心であった時代ではなくなりつつあり、それに伴って「中心地」とはっきりと言える場所が少なくなってきています。
その結果、イオンなどの巨大ショッピングモールが中心となったり、郊外の大型店舗の集中地が一番活気のある場所になりつつありますが、札幌駅前や琴似のような、歩いて買い物をする、という機会が失われつつあります。みんな、車で移動する。
釧路も函館も室蘭も、それぞれの駅前が急速に衰退しています。
北海道の鉄道の衰退は、地方の生活の仕方をも変えつつあります。
お話それてしまいましたが・・・・・・
日高本線の最後の画像です。
様似駅の終端から、その先につながる風景の様子。
様似も確かに、札幌や東京、大阪、九州・四国とレールでつながっていました。
さよなら、お疲れ様、日高本線。
日本からまた一つ、「レールの終わる場所」の風景が失われました。
おまけ
2017年の8月に撮影したアポイ岳の画像を貼っておきます。
ごらんください!
すっごく綺麗でしょ?
ここのキャンプ場は、とても賑やかでした。
最後に、とても晴れた日の様似駅の画像を。
日高は、迫力ある海の青に、牧場の鮮烈な緑など、やっぱり原色に溢れていた路線でした。
日高本線、最終日の様子 その1
昨日、日高本線は最終日を迎えました。
3月31日は偶然にも水曜日。当院の休診日に当たります。
加納は最後の日を迎えた日高本線を見に、現地に行ってまいりました。
なんと前日、静内のホテルに宿泊する力の入れよう。
今回は、鉄道企画の番外編として、日高本線の最後の日の様子をお伝えします。
朝7時半。
静内駅の窓口が始まる時間です。
鉄道駅としての静内駅の最後の一日が始まりました。
こちら。
とてもきれいで立派な建物です。
鉄道以外にもバスのターミナルにもなっています。静内が日高地方でも最大の街であるため、日高地方の交通の中心とも言えます。
駅舎内ですが、すでに多くの鉄道ファンがいました。そして記念の乗車券を求めて、すでに窓口には列ができていました。
日高本線の路線図。最後の日まで、掲げられていました。
そして駅そばです。
朝から混んでいた(苦笑)。
駅そばは必ず立ち寄る主義の加納ですが、あまりに混んでいたので、この時は止めときました。
ここで一旦、静内駅を離れて、終着の様似駅へ向かうことにしました。
こちら。
この時は午前9時くらい。
ご覧のようにすでに記念の券を求めて長蛇の列ができていました。
様似駅は有人駅でした。となりに観光案内所も併設されているので、様似訪問の際の立ち寄り所となっていました。
5年前から運休だったとはいえ、昨日は本当に最後の日。
最後の日を盛り上げようと、沿線の駅では賑やかに飾っていました。
ただ!
残念な事に、昨日、日高地方は黄砂の影響で決して良好な日とは言えなかった!!!
ご覧の画像はアポイ岳の様子ですが、青天であれば様似駅からもはっきりと見えるのですが、黄砂のせいでかすんでしまっている!!!
日高地方の国道はほぼ鉄道路線と並行して走っているのですが、移動に際して車の中からでも沿線の素晴らしい海の景色を堪能できます。
しかし昨日は黄砂の影響で、霧がかかったような景色でした。
本当に海が綺麗な路線だったから、最後は海を見ながら終わってほしかったと思います。
そして駅前から発着していた代行バス。
本日より正式に路線バスとなっています。
では中に入ってみましょう。
中の様子。実際には鉄道ファンで窓口前には列ができていました。
沿線の人たちの愛情が伝わってきます。
ではホームに出てみましょう。
続く
☆2014夏の鉄道★日高本線の旅 その6(最終回) 日高本線沿線の風景
いよいよ様似駅を出発。
ここから先は、様々な日高本線沿線の風景画像をご紹介します。
魅力たっぷりの日高の風景をご覧ください。
「日高山脈と海に挟まれた狭隘な土地」という、事前の日高地方に対する偏見は崩れ去りました。
ご覧のように広い平野に、豊かな水辺もあります。
続いて広がるこの景色。
この横の黒い線はなんでしょうか?
こちらにも。
そう、これは日高昆布。ちょうど旬の時期であったようです。
地面に線を引いたようですね。
なんだか不思議な光景でした。
続いて、牧場の風景を。
広々とした牧場風景が広がっていますね。
やはり馬産地。非常に多くの牧場がありました。
整然とした柵が、何とも不思議な感じがしました。
以上が日高本線の旅でした。非常に変化にとんだ風景の連続でした。
来年の季節の良い時期、日高を訪れて色々な牧場を回ってみよう、と思っています。
さて、これにて院長が夏に行った鉄道旅行のご紹介は終了です。
なんとも充実した夏になりました。
最初、旅を始める前まで、無人駅や1時間もある汽車での移動は、さすがに退屈になるのではないか、と思っていました。
ところがどうでしょう。
「超」無人駅の小幌駅にしろ、「何もない」様似駅にしろ、長万部から倶知安に移動する間のガラガラの普通列車にしろ、富良野から十勝までの山道にしろ、そこには必ずそこだけの楽しみがありました。
退屈な時間なんてありませんでしたね。
最もこれは鉄道好きだからこそ実感できたことなのかもしれませんが。
ちょっとした「非日常」を体験できた夏となりました。