審美歯科
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☆2014夏の鉄道★日高本線の旅 その5 さようなら様似駅
様似駅では予想以上に楽しんでしまいました。
実は色々な「グッズ」も購入。アポイ岳やジオパーク、日高地方の地理に興味をもってしまったためにガイド本も複数、購入してしまいました。
当初の予想では、帰りの汽車までヒマでヒマで仕方ないだろうな、と思っていたのに。
で、名残惜しいながら、帰りの上り列車の時刻を迎えました。
さようなら、様似駅。
果たして、院長の人生で次に来る機会はあるのかな?
のぼり方面(静内・苫小牧方面)の線路です。
帰りは、来たときに乗車した列車がそのまま折り返し。
帰りも結構、混んでいました。
で、実は様似駅にて、様似名物のお菓子を購入していました。
その名も「尻餅」。
しかしダイレクトな名前ですね。
こちら。意外に大きかったので、札幌に帰宅後に食べました。
それにしても、なんだかリアルですね(苦笑)。社長さん、こだわり派のようですね。
で、感想ですが、スンゴクもっちりしていました。軟らかくて、おなか一杯になりますよ。
さていよいよ出発です。
続きます
☆2014夏の鉄道★日高本線の旅 その4 アポイ岳
さて、様似の街並みを眺めていたら、なんだか印象的な山が見えました。
こちら。
これがアポイ岳です。
アポイ岳はこの夏、「世界ジオパーク」に登録内定、の報道がありましたね。
なぜ、アポイ岳が「世界ジオパーク」に内定したのか?
それはこのアポイ岳では、「カンラン石」を見ることができるから、です。
これがカンラン石です。駅のとなりの売店兼観光案内所で実物が置いてありました。
この「カンラン石」ですが、極めて大雑把にお話しすると、「冷えたマントル」なんだそうです。
マントルは普段、地中深くに存在しています。
で、よく日本や世界の活火山の噴火のニュースの際、真っ赤なマグマが噴き出す映像が流れますね。ハワイの活火山の映像などは、一度は見たことがあるとおもいます。
でも、通常のマグマは地表に噴出するまでの間に、地殻の中の水や鉱物によって性質が変化してしまい、マグマそのもの、の組成ではなくなってしまう、とのこと。
ところがここ、アポイ岳では、日高山脈が形成されたときに、何らかの作用でそのままマグマが地表で冷え、カンラン石となって残った、とのこと。この「なぜ、アポイではマグマがそのまま冷えたのか」は、大いなる謎、とされているそうです。
で、このアポイ岳のカンラン石は国際的に有名で、さらには学術的にも国際的に非常に貴重で、アポイ岳のカンラン石には「Horoman peridotite」という学術名までつけられています。「Horoman」は、様似にある地名「幌満」(ほろまん)のこと。
アポイ岳には他にもさまざまな鉱石が「上部マントルにあったままの形で」残っているそうです。そしてそのような場所は、世界の地理的にも非常に珍しく、希少であるとのこと。そのためアポイ岳自体が「世界的な鉱石標本」と呼ばれている、とのこと。
これがアポイ岳が「世界ジオパーク」に内定した理由です。
なんと北海道には世界手にも珍しい山があり、しかもその鉱石は「創始時代の地球の様子」を知るカギの一つ、とのこと。
北海道が単なる「自然のスゴイ所」にはとどまらない、と実感させられました。
で、ここで思わず地理、地学の好奇心を刺激されてしまったため、この夏、院長は北海道の地理を「お勉強」していました。
なんか汽車旅からずれましたが、まだ続きます。
☆2014夏の鉄道★日高本線の旅 その3 様似駅
*2021年3月30日注記 ご紹介する画像は全て2014年8月当時のものです。
いよいよ汽車は、様似駅に近付きます。
様似の街並みが見えてきましたね。
このカーブを曲がったら、いよいよ到着です。
到着しました!!
ここが日高本線の終点!ついに日高本線の最終地点に立つことができました!!!!
さて、その様似駅ですが、やはり「終着駅」の雰囲気がありますね。
そして画像の線路の行方に注目したところ、、、、
ありました!!日高本線の「終わり」の部分。
東京や大阪、四国、九州の皆様!!皆様の最寄りの駅のレールも、たどっていくとここに行き着きます。
今、乗っている電車のレールも、やがてこの画像の場所に行き当たります。
レールって、不思議な存在ですね。
こちらが様似駅。
なんと管理はJR北海道バスに委託している!とのこと!!受付の方もバス会社の方でした。
これは駅前広場。まあ地方駅にありがちな「閑散とした」駅前。
「駅前通り」です。なんか寂しいなあ。
様似のメインストリート。
様似も過疎化が進んでいるらしく、今年四月に様似高校が閉校になってしまったとか。
メインストリートから見た様似駅。
観光客が多かったですね。
続きます。
☆2014夏の鉄道★日高本線の旅 その2 最後の夏の車窓
*2021年3月30日
記事中の画像は全て2014年8月当時のものです。
さていよいよ様似行きの普通列車に乗り込むと、案外混んでいる!
日高本線は、釧網本線と並んで「鉄道ファン」には全国的に人気のある路線です。周辺の景色も、釧路湿原やオホーツク海を眺めることのできる釧網本線と並んで「変化に富んでいる」とのこと。
正直に言って、今まで「ずっと海ばかり見ることになるんだろうなあ」と思っていたのですが、今回の旅ですっかり印象が変わりました。
というわけで、もともと知名度が高い上に夏休みのど真ん中、ということもあり、1車両しかないワンマン列車はかなり混んでいました。しかも「大人の鉄道好き」ばかりです。なかなか「鉄分」の濃い車両内でした。
いよいよ出発。
日高山脈の多くは海と山地がダイレクトに接していて、なかなか平地がないのは事実ですが、それでところどころに、十勝ではないか、と思われるような平野がありました。
そして日高と言えば、全国有数の馬産地!早速、牧場がありました。
馬が逃げて行かないようにする木のサークル。
日高の木のサークルは、数が多い!やはり馬の産地だけありますね。
で、ご覧のように、馬の放牧地との距離が異様に近い!
そう、日高本線の一部は、なんと牧場の中を走っているそうなんです!!
日本には多くの鉄道がありますが、こんなに馬を間近に見ることができる路線があるでしょうか?
実際に肉眼で見ると、画像よりももっと近くに見えますよ!
日本の皆さん、こういう路線も日本にはあったのです!
皆さんが日常的に利用している駅の線路も、こののどかな馬の住処につながっていたのです。
通勤の列車を待つ間、レールを見つめてください。そしてその遠い先には牧場があると思ってください。あなたが線路に対しているのと同じように、馬も間近で線路に対していたのです。
あなたと画像の馬たちは、線路でつながっています!
絵笛駅。
たしか「日本で唯一の、牧場の中の駅」だったような。
そして日高支庁の置かれている浦河に到着。
駅は寂しかったけど、結構、大きな街並みでした。
右手には太平洋が。
今度は馬に変わって海が間近に迫ってきました。
すごいぞ!日高本線!!
そしていよいよ様似駅が近づいてきました。
果たしてどんな街なのでしょうか?
続く